野塚岳 豊似川左股右岸尾根



- GPS
- 06:51
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 946m
- 下り
- 947m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:49
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
全層雪崩に繋がる雪庇あり |
写真
感想
4月10日に野塚岳に行ってきました。
冬期の間に日高のどこかには行きたいと思っていましたが気づけば春。このままではいけないと思い、同期2人と一緒に日高山脈の主稜線の一つである野塚岳に行くことにしました。
前日の夜に出発して野塚トンネル(十勝側)付近で車中泊。久々の車中泊+初めての冬期(?)の日高に緊張しながら眠りにつきました。翌朝、4時半に起きて支度しアイゼンをはいて5時半入山!🏔
今回、一緒に来てくれた同期2人のうちの1人がアイゼン山行初心者でだったのでアイゼンのノウハウを教えながら尾根に取り付きました。少し細い尾根に取り付いた後は野塚岳に続く主稜線(1147m地点)を目指して再出発。主稜線に近づくにつれて風が強くなり視界も少し悪くなり不安になりながら目指しました。
主稜線(1147m地点)に出てみると風は強いけど視界はホワイトアウト程ではないぐらいで引き返す程ではないと判断して休憩してから前に進みました。
主稜線にはクラックの入った雪庇がそこら中にあり、全層雪崩が起きそうな雪庇も何ヶ所かありました😱雪庇を回避しながら山頂を目指しました。
途中同期のアイゼンが何度も外れるハプニングがあったもののコースタイム通りにつけることができましたが辺り一面真っ白!!
山頂には山頂表記も無いし、三角点も雪に埋まっていて最初は登頂した実感はありませんでした笑
風が強いのとホワイトアウトも酷く、さっさと下りようとなり写真だけ撮って下山しました。
下山中は風がかなり強く、樹氷が風に乗せられ飛んできました。飛んできた樹氷が顔に当たり、かなり痛かったです。主稜線上では常に風がかなり強く吹き、樹氷もかなりの数が飛んできており、さっさと下りたいと思いほぼ休まずに主稜線から下りました。
主稜線から下りると風も落ちつき、ホワイトアウトも晴れて安心して下山ができました。
今回の山行は前々から憧れていた冬期の日高山脈に行けただけでも自分は満足しています。今シーズンはもうキツそうなので来シーズンにもう一度挑みたいなと思いました。
今回行った野塚岳 豊似川左股右岸尾根はルートがわかりやすく、アイゼン山行をもっとしたいという方におすすめです。
追記
今回の山行メンバーのひとりが今回のルートでMSRのストックを落としてしまったそうです。
赤色のBlackDiamondのバンドがついているMSRのストックを拾ったり見たりした方がいればメッセージくださいm(_ _)m
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