【日本三百名山 #120】西吾妻山（高湯温泉→家形山→東大巓→西吾妻山→グランデコ）

2023年03月18日(土) 〜 2023年03月20日(月)

• GPS: 16:35
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,013m
• 下り: 1,345m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:32

10:26 高湯
12:07 12:07 不動沢登山口
13:58 慶応吾妻山荘

2日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:10

6:25 慶応吾妻山荘
6:37 6:37 硯石
7:36 7:42 大根森
8:17 8:31 五色沼分岐
8:59 9:00 家形山
9:25 9:25 物見岩分岐
9:56 9:57 兵子分岐
10:27 10:31 ニセ烏帽子山
11:15 11:18 烏帽子山
12:26 12:26 昭元山
13:30 13:30 東大巓分岐
13:55 14:07 東大巓
14:14 14:16 弥兵衛平分岐
14:35 明月荘

3日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:34

6:02 明月荘
6:22 6:22 弥兵衛平分岐
6:53 6:53 藤十郎分岐
6:57 6:57 ヤケノママ分岐
7:35 7:35 人形石
8:36 8:36 梵天岩
8:53 8:57 西吾妻山
9:07 9:08 西吾妻小屋
9:45 9:46 西大巓
10:23 10:24 第４クワッドリフト終点
10:36 10:36 グランデコ・パノラマゴンドラ山頂駅
10:36 ゴール地点

天候

1日目: 雪
2日目: 晴れ、風強し（場所によっては耐風姿勢）
3日目: 晴れ、風まあまあ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】
🚄福島駅まで東北新幹線
🚌福島駅西口 9:23発 福島交通 高湯温泉行き 高湯下車

【帰り】
🚌 裏磐梯グランデコ 東急ホテル 13:00発 グランデコ無料シャトルバス 猪苗代駅下車
シャトルバス（要予約）
https://www.grandeco.com/winter/access/?id=trainvisit
🚃猪苗代駅からJR磐越西線で帰京

コース状況／危険箇所等

【道の状況（主要な箇所のみ）】
・家形山〜東大巓
道標は見えず（雪に埋もれている？）。またテープも無し。1日目の雪のせいか、トレースもなかった。常にヤマレコで現在位置をチェックしながらが無難。
・烏帽子山前後の斜面
今回一番風が強かった箇所。時々、耐風姿勢を取って、やり過ごすことに。特にニセ烏帽子側の東斜面は、急傾斜でガチガチに凍っており、また遮るものが一切ない。滑落に注意。

その他周辺情報

【下山風呂】
グランデコ東急ホテル内 デコ平温泉
https://www.grandeco.com/hotel_resort/reflexology/spa.html
※ スキーセンターからホテルへは無料シャトルバスが利用可能。グランデコスキーセンター内インフォーメションで手配。

写真

3/18 10:25

1日目 10:25 高湯を出発。
なお、バスはこの先、ハイランド前まで行くが、写真の後ろに見える、あったか湯にはトイレやベンチもあって準備がしやすいため、こちらで下車した。

3/18 10:41

しばらく車道を歩く。

3/18 11:07

車道を外れて、登山道へ。

3/18 12:30

ゆるゆると登っていく。

3/18 13:53

ショートカットして、慶応吾妻山荘へ。

3/18 13:59

1日目 13:59 慶応吾妻山荘に到着。
山と高原地図では避難小屋として使える、とあったので、利用できるかどうか寄ってみた。たまたまこの日は管理人さんがいらっしゃって開けていたため、宿泊させていただいた。なお、現在、諸事情により、避難小屋として開放は見合わせているとのこと。

3/19 6:26

2日目 6:26 慶応吾妻山荘を出発。
風が少々強いが、ピーカン。

3/19 7:12

新雪のラッセルに時間を取られ、大根森まで45分もかかってしまった。奥に見える急斜面もラッセルの登り。

3/19 8:11

ラッセルにゼーハーしながら、五色沼が見えるところまできた。大体ここまで夏のコースタイムが1時間に対して、約2時間😭

3/19 8:59

2日目 8:59 家形山山頂に到着。
当初の計画では、家形山から一切経山に寄る予定だったのだが、ラッセルに時間と体力を奪われたので、スキップ。

3/19 9:23

家形山から昭元山までは烏帽子山前後の区間を除き、基本的に樹林帯の中を歩く。道標、テープ等はないので、常にヤマレコアプリで位置確認しながら、道に迷わないように進む。

3/19 10:31

ニセ烏帽子山の山頂付近。

3/19 11:06

烏帽子山の東斜面。ここを登っていく。ガチガチに凍った斜面に、ときたま耐風姿勢を取るような強風もあいまって、かなりの緊張感。

3/19 11:19

2日目 11:19 烏帽子山山頂に到着。
写真を撮り忘れましたが、西斜面は岩がゴロゴロした斜面ですが、東斜面と変わらず風がかなり強い。

3/19 12:25

昭元山から、歩いてきた方向を振り返る。
手前が烏帽子山。奥のフラットな山頂部が家形山。その右のなだらかな丸い山が一切経山。

3/19 13:21

東大巓への登り。ここからは山の雰囲気ががらりと変わって、伸びやかなパノラマが広がる。

3/19 13:41

東大巓への登りから振り返り。自分のトレースだけ。

3/19 14:00

2日目 14:00 東大巓に到着。

3/19 14:35

2日目 14:35 明月荘に到着。入口は裏手（東側）。2階から出入り。

3/19 14:39

明月荘の中。きれい。

3/20 6:00

3日目 6:00 明月荘を出発。

3/20 6:03

東大巓を望みながら、縦走路に戻る。

3/20 6:23

素晴らしいお天気。朝日連峰、でかい。右に月山も。

3/20 6:23

縦走路に戻った地点から、中大巓方向。奥には飯豊連峰。こちらもでかい。

3/20 6:39

西吾妻山や中大巓の峰峰の素晴らしい眺め。

3/20 7:38

3日目 7:38 人形石に到着。
ここまではうっすらとスキーのトレースがあり、また雪もそれなりに飛ばされている部分が多いので、ペースよく進める。

3/20 8:15

梵天岩への登り。天元台方面からの冬季コースが合流して、トレースが一気に盛大になる。ずっとトレースなし、または細いトレースばっかりだったので、新鮮。

3/20 8:37

3日目 8:37 梵天岩に到着。

3/20 8:49

西吾妻山への登りの途中。スノーモンスターの断末魔を聞く。

3/20 8:58

3日目 8:58 西吾妻山山頂に到着。
山頂の標識は雪に埋もれてしまっている模様。ヤマレコアプリ上で山頂となっていた場所で撮影。

3/20 9:03

西吾妻山山頂からの下り。西吾妻小屋と西大巓。

3/20 9:08

9:08 西吾妻山小屋に到着。
入口の雪の高さが微妙すぎて難儀しそうだったので、中は確認せず。

3/20 9:35

西大巓へ今回の山行、最後の登り。

3/20 9:40

3日目 9:40 西大巓に到着。

3/20 9:47

西大巓から望む磐梯山。かっこいい。奥には那須岳も。

3/20 9:47

こちらは西大巓からの飯豊連峰。でかい。

3/20 9:47

そして、西大巓からの西吾妻。なだらかでたおやかな山容。

3/20 10:20

途中から樹林帯の中を歩いて行くが、とても暑い。途中でウェアを1枚脱ぎました。

3/20 10:24

3日目 10:24 第4クワッドリフトの終点。今日は平日で動いていないため、続けて歩く。

3/20 10:27

ゲレンデの中を歩いて行く。

3/20 10:36

3日目 10:36 ゴールのゴンドラリフト山頂駅に到着。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ テントマット シェラフ

感想

ちゃーまる

三百名山の中で西吾妻山、一切経山はまだ登っていなかったが、縦走の計画はもともと作ってあった。最近、周りが西吾妻山周辺に行くことが多かったので、休みが取れた今回に、計画を冬用に作り直した上で、決行することにした。

ただ、1日目にかなりの降雪があったため、2日目はかなりのラッセルとなってしまった。一切経山に寄る前にかなりの時間と体力を奪われてしまい、一切経山はスキップ。また慶応吾妻山荘では突然の来訪にもかかわらず、とても親切に対応頂いたこともあり、また季節を改めて再チャレンジして、再訪しようと思う。

昭元山からはたおやかでなだらかな峰々が続く独特の山容。雪もかなりの部分で飛ばれていてラッセルにならず、またトレースもあって、非常に気持ちいい雪上歩行が楽しめた。しかも、目の前に飯豊と朝日の巨大な山塊もあって、飽きることない景色。

とはいえ、2日目以降はお天気に恵まれ、日焼け止めを塗っていたのに、かなりの日焼けでヒリヒリしています。これも思い出。