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Yamareco

記録ID: 529074
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

快晴!極上の雲上トレイル(谷川岳馬蹄形時計回り)

2014年10月11日(土) 〜 2014年10月12日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
34:12
距離
27.4km
登り
2,846m
下り
2,824m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:21
休憩
0:03
合計
8:24
6:50
134
9:09
9:09
77
10:26
10:27
5
10:32
10:32
25
10:57
10:57
77
12:14
12:15
23
12:38
12:38
113
14:31
14:31
43
15:14
2日目
山行
10:11
休憩
0:42
合計
10:53
5:47
54
6:41
6:41
58
7:39
7:39
3
7:42
7:45
129
10:38
10:53
78
12:11
12:22
60
13:22
13:29
51
14:20
14:20
128
16:28
16:32
5
16:37
16:38
2
16:40
ゴール地点
天候 11日:終日快晴!
12日:快晴(1600m以下は未明から午前中にかけてガス)
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道・水上ICから土合橋駐車場(無料)往復
コース状況/
危険箇所等
西黒尾根−一ノ倉岳:岩場が多いのでストックを仕舞って3点支持がベター
一ノ倉岳−武能岳:草付の下りが意外とよく滑る!(2度尻餅つきました!)
武能岳−清水峠:アップダウンの比較的少ない気持ちの良い草原の稜線
清水峠−白毛門:アップダウンは厳しいが絶景の稜線歩きが待っています!
白毛門−土合橋:西黒尾根以上に手強い岩場の連続!疲れた脚でのスリップ要注意!
その他周辺情報 蓬峠のテン場は幕営料は無料ですが蓬ヒュッテでの記帳は必要です。
下山後の温泉は「湯テルメ・谷川(\550)」を利用しました。良いお湯でしたが、下山者の大混雑で洗い場の順番待ちでした!
手前の登山指導センターで登山届を出して、ゲートを抜けて林道を少し登った左手が西黒尾根の登山口。
手前の登山指導センターで登山届を出して、ゲートを抜けて林道を少し登った左手が西黒尾根の登山口。
1時間半程登ると天神平が見えてきました。
1時間半程登ると天神平が見えてきました。
青空に映える紅葉を楽しみながらドンドン登ります。
青空に映える紅葉を楽しみながらドンドン登ります。
岩場・鎖場も出てきます。
岩場・鎖場も出てきます。
谷川岳の双耳峰が見えてきました!
谷川岳の双耳峰が見えてきました!
ラクダの背。
中々のビューポイントです!
でも、何故ラクダ?
ラクダの背。
中々のビューポイントです!
でも、何故ラクダ?
ピークに向かう登山道が確認できます。
先行の登山者もかなり見えます。
ピークに向かう登山道が確認できます。
先行の登山者もかなり見えます。
振り返ると、続々と後続の方々が登って来ます。
振り返ると、続々と後続の方々が登って来ます。
どちらのピークも既に登山者で一杯!!
どちらのピークも既に登山者で一杯!!
天神尾根から登って来られる登山者の列!!
失礼ですが、まさにアリの隊列!!
天神尾根から登って来られる登山者の列!!
失礼ですが、まさにアリの隊列!!
このケルンで天神尾根と合流。
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このケルンで天神尾根と合流。
山頂表示板の前は写真撮影の順番待ちの長い列が出来ていたので、横から交代の合間に表示板だけ撮って先に進みます。
山頂表示板の前は写真撮影の順番待ちの長い列が出来ていたので、横から交代の合間に表示板だけ撮って先に進みます。
オキの耳の方が少しはマシかな?
オキの耳の方が少しはマシかな?
振り返るとトマの耳には更に凄い列が出来ていました!
振り返るとトマの耳には更に凄い列が出来ていました!
オキの耳。
奥ノ院。
ここまでは多くの登山者が足を延ばされていました。
奥ノ院。
ここまでは多くの登山者が足を延ばされていました。
本日向かう稜線。
一ノ倉岳と茂倉岳。
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本日向かう稜線。
一ノ倉岳と茂倉岳。
明日目指す稜線。
全てをきれいに見渡せるのはとても気分がイイですね!
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明日目指す稜線。
全てをきれいに見渡せるのはとても気分がイイですね!
怖くてこれ以上覗けません!
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怖くてこれ以上覗けません!
稜線をズームしてみると、何と登っているクライマーがいるんですね!
稜線をズームしてみると、何と登っているクライマーがいるんですね!
それにしても凄い絶壁ですね!
それにしても凄い絶壁ですね!
一ノ倉岳山頂。
この辺りから笹原の稜線になります。
一ノ倉岳山頂。
この辺りから笹原の稜線になります。
避難小屋。
気持ちの良い稜線歩きが続きます。
気持ちの良い稜線歩きが続きます。
見返すと、ここからでも両ピークの凄い数の人影が確認できます。
ここからだと方の小屋も確認できました。
見返すと、ここからでも両ピークの凄い数の人影が確認できます。
ここからだと方の小屋も確認できました。
雲の彼方には日本海まで見えていました!
目指す蓬峠はまだ見えません。
雲の彼方には日本海まで見えていました!
目指す蓬峠はまだ見えません。
茂倉岳山頂。
辿って来た稜線を振り返る。
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辿って来た稜線を振り返る。
目指す蓬峠はあの稜線の向こう側です。
まだかなりあります!
目指す蓬峠はあの稜線の向こう側です。
まだかなりあります!
先行の登山者の大きさでスケール感が判りますか?
先行の登山者の大きさでスケール感が判りますか?
最低鞍部で大福とお茶で一息つきながら武能岳を見上げる。
最低鞍部で大福とお茶で一息つきながら武能岳を見上げる。
ここからはもう谷川岳は見えません。
ここからはもう谷川岳は見えません。
武能岳山頂。
やっと今日のテン場が見えてきた!
が、まだ結構な距離が有ります。
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やっと今日のテン場が見えてきた!
が、まだ結構な距離が有ります。
蓬ヒュッテ(蓬峠)到着。
蓬ヒュッテ(蓬峠)到着。
テン場は草付で寝心地良好でした。
条件の良い場所は限られているので、この日は連休で大混雑していました。
テント設営後にまずはビールを一杯(\600)いただいてから水汲みに出掛けました。
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テン場は草付で寝心地良好でした。
条件の良い場所は限られているので、この日は連休で大混雑していました。
テント設営後にまずはビールを一杯(\600)いただいてから水汲みに出掛けました。
水場は水量豊富で冷たくておいしい!
小屋番さんからは土樽側に往復30分と言われましたが、空荷ではそこまで掛かりませんでした。
気付けのビールのせいではありませんよ。(笑)
水場は水量豊富で冷たくておいしい!
小屋番さんからは土樽側に往復30分と言われましたが、空荷ではそこまで掛かりませんでした。
気付けのビールのせいではありませんよ。(笑)
谷川岳方面に雲が付き出しました。
谷川岳方面に雲が付き出しました。
テントから夕陽を眺めつつ明日の好天を期待します。
外は風が強いので夕食はテントの中でワインを空けながらまったりと...。
テントから夕陽を眺めつつ明日の好天を期待します。
外は風が強いので夕食はテントの中でワインを空けながらまったりと...。
翌朝は一面ガスの中。
天気予報はハズレ?!
翌朝は一面ガスの中。
天気予報はハズレ?!
出発時の気温は4℃と比較的高めです。
出発時の気温は4℃と比較的高めです。
歩き出してすぐに分岐点。
清水峠に向かいます。
歩き出してすぐに分岐点。
清水峠に向かいます。
太陽は見えないが北の空が白い中にも青みが見えてきた!
太陽は見えないが北の空が白い中にも青みが見えてきた!
七ツ小屋山を目指して高度を上げると...抜けた!
どうやら雲海の下を歩いて来た様です。
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七ツ小屋山を目指して高度を上げると...抜けた!
どうやら雲海の下を歩いて来た様です。
馬蹄形の内側が綺麗に雲海で満たされています。
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馬蹄形の内側が綺麗に雲海で満たされています。
七ツ小屋山山頂。
見事な雲海!
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七ツ小屋山山頂。
見事な雲海!
新潟方面は快晴で、馬蹄形から雲があふれ出しています。
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新潟方面は快晴で、馬蹄形から雲があふれ出しています。
そのあふれ出した雲が時々稜線まで上がって来るので...
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そのあふれ出した雲が時々稜線まで上がって来るので...
何と、ブロッケン出まくりでした!
お蔭で初めて写真で確認できるレベルの撮影が出来ました!
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何と、ブロッケン出まくりでした!
お蔭で初めて写真で確認できるレベルの撮影が出来ました!
清水峠に向かって高度を下げると、またガスの中。
清水峠に向かって高度を下げると、またガスの中。
清水峠。
白崩避難小屋は右手の小さい建物の方です。
手前の立派なヤツは東電の?
清水峠。
白崩避難小屋は右手の小さい建物の方です。
手前の立派なヤツは東電の?
白崩避難小屋。
ガスっていますが谷の紅葉は良い感じです。
ガスっていますが谷の紅葉は良い感じです。
また雲上トレイルの始まり!
また雲上トレイルの始まり!
右手奥に見えるのは、もしかすると佐渡島?
右手奥に見えるのは、もしかすると佐渡島?
雲海に浮かぶ谷川岳連邦。
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雲海に浮かぶ谷川岳連邦。
朝日岳のピークを目指して登り返します。
朝日岳のピークを目指して登り返します。
朝日岳の山頂は手前ではなく右手の一番奥でした。
朝日岳の山頂は手前ではなく右手の一番奥でした。
ジャンクションピーク。
ジャンクションピーク。
馬蹄形の内側の雲海は随分薄くなって低い部分の稜線まで見渡せるようになってきました。
馬蹄形の内側の雲海は随分薄くなって低い部分の稜線まで見渡せるようになってきました。
朝日岳の手前で池塘の脇を木道に沿って歩きます。
朝日岳の手前で池塘の脇を木道に沿って歩きます。
朝日岳山頂。
こちらも。
朝日岳を見返す。
朝日岳を見返す。
笠ヶ岳から白毛門へと向かう稜線。
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笠ヶ岳から白毛門へと向かう稜線。
その先にも雲海が。
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その先にも雲海が。
笠ヶ岳山頂。
丁度お昼時で賑わっていました。
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笠ヶ岳山頂。
丁度お昼時で賑わっていました。
白毛門への登山道がハッキリ見えます。
馬蹄形の外も一面の雲海でした!
写真では判りませんが、中央真南に富士山も薄っすらと見ることが出来ました!
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白毛門への登山道がハッキリ見えます。
馬蹄形の外も一面の雲海でした!
写真では判りませんが、中央真南に富士山も薄っすらと見ることが出来ました!
見返すと辿って来た稜線と笠ヶ岳避難小屋が見えます。
見返すと辿って来た稜線と笠ヶ岳避難小屋が見えます。
白毛が混じりが何とも良い感じ。
白毛が混じりが何とも良い感じ。
朝日岳、笠ヶ岳と辿って来た稜線を見返す。
朝日岳、笠ヶ岳と辿って来た稜線を見返す。
白毛が混じって綺麗な紅葉です。
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白毛が混じって綺麗な紅葉です。
白毛門山頂。
下山のピークを過ぎて急に登山者の数が減ってきました。
白毛門山頂。
下山のピークを過ぎて急に登山者の数が減ってきました。
少しモヤってますが麓まで良く見えます。
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少しモヤってますが麓まで良く見えます。
ジジ岩、ババ岩でしたっけ?
ジジ岩、ババ岩でしたっけ?
厳しい岩場の下りを見返す。
厳しい岩場の下りを見返す。
やっと駐車場が見えてきた。
やっと駐車場が見えてきた。
途中、立派な滝も見えました。
途中、立派な滝も見えました。
やっと登山口まで降りてきました。
やっと登山口まで降りてきました。
この橋渡ると、土合橋駐車場。
この橋渡ると、土合橋駐車場。
写真右が登山ポスト。
写真右が登山ポスト。
入山時には8割方埋まっていた駐車場も下山が遅くなりガラガラでした。
お疲れ様でした!
入山時には8割方埋まっていた駐車場も下山が遅くなりガラガラでした。
お疲れ様でした!

感想

 台風の影響の出る前を狙って1泊2日限定で比較的近場のテン泊出来そうな所と言うことで、以前から気になっていた谷川岳馬蹄形縦走に出掛けてきました。せっかくなので、日本三大急登にも挙げられる西黒尾根から登ろうと言うことで、時計回りでいくことにしました。
 気になる天候は、日を追う毎に台風が遅れ出し天気予報はどんどんと好転し、前日の予報ではヤマテンを含めて2日間ともバッチリの登山日和でした。当日も朝から良い天気で汗ばむ陽気で風の通らない樹林帯などは汗ダラダラでした。
 初日は快晴で行く先の稜線をハッキリと見通せる快適な稜線歩きを楽しめました。前半一ノ倉岳までは適当な高度感も味わえる岩稜がメインの登山道で、後半の蓬峠までは草原の見通しの良い穏やかな稜線歩きと異なる2つの山容を楽しめました。
 2日目はあいにくのガスの中からの出発でしたが、高度を上げて雲海の上に抜けると見事な雲上の絶景が待っており、その後はアップダウンを繰り返しながらも遠くは雲海に浮かぶ富士山をも眺めながらの最高の雲上トレイルを堪能出来ました!
 少し下調べが不足していたのかも知れませんが、ここまで多彩な山容を味わえる楽しいコースとは思っていなかったと共に、ここまでタフな手強いコースとも思っていませんでした。特に最後の白毛門から土合橋までの下りは疲れ切った脚にはかなりこたえました!下山後は久々に疲れ切ったので、温泉に入ったあとで水上IC手前の道の駅に寄って3時間ほど爆睡して高速が空いてから帰りました。
 今回も良い山行でした! 

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コメント

最高の景色ですね
同じ日に反時計回りして、蓬ヒュッテでテン泊していた者です。

この日は雲海が本当にすばらしかったですね。
武能岳や茂倉岳からは、七ツ小屋岳や朝日岳が雲海の対岸に浮かんでいるように見えたのですが、反対側からもそう見えたのだろう…と思って拝見したら、やはりその通りだったようです。
白毛門から土合橋の道は、登るときもつらいと思ったのですが、降りるのはもっときついと感じたのではないかと思います…
2014/10/14 23:28
Re: 最高の景色ですね
oecさんコメントありがとうございます。
私はこんなに素晴らしい雲海に出合ったのは初めてです!
何と言っても眼下に雲海を望むのではなく、自分の立ち位置から雲海が広がっているケースは中々お目にかかれないのでは?
西黒尾根の登りよりも、白毛門の下りの方が遥かにキツかったです!!
2014/10/15 23:28
雲海最高
笠ヶ岳の写真に写っているものです。朝日岳も同時刻にご一緒だったようです。
七ツ小屋の雲海最高ですね。
2014/10/15 21:06
Re: 雲海最高
metsさんコメントありがとうございます。
最高の雲海でしたね!
笠ヶ岳ではお昼時で終始賑わっていたので、出来るだけ後姿でと注意しつつ、やむ無く他の登山者の皆様を勝手に撮らせて頂きました。事後になりますがご了承の程を。
もしかすると、朝日岳の360度パノラマ写真の中にも小さく映り込んでいませんか?
2014/10/15 23:42
プロフィール画像
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