記録ID: 5295489
全員に公開
山滑走
八ヶ岳・蓼科
日程 | 2023年03月21日(火) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
マイカーで杣添尾根登山口の駐車スペースまで。
車・バイク
グーグルマップでは「杣添尾根登山者用駐車場」で検索するとよい。 10台程度駐車可能。
経路を調べる(Google Transit)
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ◆杣添尾根 ・連休中のトレースバッチリ。 ・密林なのでシールハイクは非効率&登山道はトレースをつぶすことになるので非推奨。 ・終始シートラアイゼンで登った。 ・2550mくらいから視界が開けるがそこまでは樹林帯。風対策はここまでに。 ◆森林限界〜横岳 ・この日は南西の風だったが普通に尾根歩きなので風対策は万全に。 ・横岳直下はハシゴ2か所。雪が飛ばされている場所もある。 ・スキーヤーはアルミアイゼンは減るのでスチール、クロモリ推奨。 ◆スキー滑走 ・横岳直下は雪切れのため滑走不可。少し落としてトラバース気味に杣添尾根に合流。 ・上部はパック気味、ツボ足トレースを壊さないように極力登山道を避けて滑走。 ・ただし密林なので南アルプス・中央アルプス特有の滑走技術が求められる。 ・2100m付近まで滑って終了。それより下は倒木や切り株、岩などの障害物が多すぎる。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年03月の天気図 |
写真
感想/記録
by がんちゃん
飛び石連休を有効活用するために日曜日の雪倉岳の下山後は松本のホテルに宿泊。
月曜日はホテルで丸一日テレワーク、そして祝日の火曜日は夜中にホテルを出て八ヶ岳へと向かった。
たまには八ヶ岳も滑りたいが石川からだと遠すぎる、こんな良い機会を逃すわけにはいかない。
しかも3日前の土曜日には南岸低気圧でガッツリ雪が降っているはず、まさに八ヶ岳向きなタイミングだと考えた。
4時前に登山口となる海ノ口に到着。しかし道路沿いにはほとんど雪がない。南岸低気圧どうした?降ったけど融けたのか?
ともあれ杣添尾根を歩くべく準備をして出発。実は杣添尾根を歩くのは初めてなのでちょっとワクワクしていた。
ベストシナリオは杣添尾根〜赤岳に登って赤岳の北東面を滑走後杣添川の南沢を滑るプランだったが単独だし雪も少なそうだし早々にその計画は立ち消えた。
大人しく杣添尾根ピストンしかない。どうせなら冬季未踏の横岳に登ってこよう。石川まで帰ることを考えるとそれくらいライトな感じがちょうど良い。
さすがに連休最終日ということもあってトレースはバッチリ。雪も少ないし障害物も多めなのでスキーで歩くのはバカバカしい。大人しくシートラアイゼンで登っていった。
森林限界を超えると左手に富士山ドン!初めてのルートなのにこの景色やっぱり落ち着くわ。DNAレベルで。左前方には赤岳。スキー向きの面ツル北東斜面が呼んでいるが単独なのでいかない、いけない、いきたい・・・こういうのを葛藤と言うんだろうな。だがここで必要なのは行かない勇気。
三叉峰で主稜線に合流するも人がいない。なんで?時間が早いから?いや、もしかしてWBCの準決勝があるから?いい天気なのにもったいない。
雪付きの悪い稜線を歩いて横岳に到着すると3名のクライマーとお会いした。大同心を登ってきたのだとか。クライミングスポットだということは知っていたが改めて肉眼で見ると迫力がすごい。自分には無理だわ。怖いわ。すごいですねーと敬意を示すとここでスキーする方が信じられないとおっしゃっていた。いやースキーは滑るだけなんで…人それぞれ感じ方は違うんだろうな。
横岳山頂は雪が切れていたので一段落として滑走開始。八ヶ岳の雪が良いはずはないので悪雪対策でポンツーンを持ってきた。結果的には当たり。パック気味の雪でもシュカブラでも安定して走ってくれた。核心はやはり密林滑走。赤石岳、空木岳、木曽駒ヶ岳を滑った時のことを彷彿させる針葉樹の森が延々と続く。
登山道はツボ足トレースをつぶすことになるので極力避けて滑ったが2100mが限界、そこから下はさすがに障害物が多すぎた。
それでも標高差800mくらい滑れたしツボ足で往復するより早くて楽しかったので良かったと思う。
またタイミングがあえば数年に一度くらいは八ヶ岳を滑るのもいいなぁと思った。
月曜日はホテルで丸一日テレワーク、そして祝日の火曜日は夜中にホテルを出て八ヶ岳へと向かった。
たまには八ヶ岳も滑りたいが石川からだと遠すぎる、こんな良い機会を逃すわけにはいかない。
しかも3日前の土曜日には南岸低気圧でガッツリ雪が降っているはず、まさに八ヶ岳向きなタイミングだと考えた。
4時前に登山口となる海ノ口に到着。しかし道路沿いにはほとんど雪がない。南岸低気圧どうした?降ったけど融けたのか?
ともあれ杣添尾根を歩くべく準備をして出発。実は杣添尾根を歩くのは初めてなのでちょっとワクワクしていた。
ベストシナリオは杣添尾根〜赤岳に登って赤岳の北東面を滑走後杣添川の南沢を滑るプランだったが単独だし雪も少なそうだし早々にその計画は立ち消えた。
大人しく杣添尾根ピストンしかない。どうせなら冬季未踏の横岳に登ってこよう。石川まで帰ることを考えるとそれくらいライトな感じがちょうど良い。
さすがに連休最終日ということもあってトレースはバッチリ。雪も少ないし障害物も多めなのでスキーで歩くのはバカバカしい。大人しくシートラアイゼンで登っていった。
森林限界を超えると左手に富士山ドン!初めてのルートなのにこの景色やっぱり落ち着くわ。DNAレベルで。左前方には赤岳。スキー向きの面ツル北東斜面が呼んでいるが単独なのでいかない、いけない、いきたい・・・こういうのを葛藤と言うんだろうな。だがここで必要なのは行かない勇気。
三叉峰で主稜線に合流するも人がいない。なんで?時間が早いから?いや、もしかしてWBCの準決勝があるから?いい天気なのにもったいない。
雪付きの悪い稜線を歩いて横岳に到着すると3名のクライマーとお会いした。大同心を登ってきたのだとか。クライミングスポットだということは知っていたが改めて肉眼で見ると迫力がすごい。自分には無理だわ。怖いわ。すごいですねーと敬意を示すとここでスキーする方が信じられないとおっしゃっていた。いやースキーは滑るだけなんで…人それぞれ感じ方は違うんだろうな。
横岳山頂は雪が切れていたので一段落として滑走開始。八ヶ岳の雪が良いはずはないので悪雪対策でポンツーンを持ってきた。結果的には当たり。パック気味の雪でもシュカブラでも安定して走ってくれた。核心はやはり密林滑走。赤石岳、空木岳、木曽駒ヶ岳を滑った時のことを彷彿させる針葉樹の森が延々と続く。
登山道はツボ足トレースをつぶすことになるので極力避けて滑ったが2100mが限界、そこから下はさすがに障害物が多すぎた。
それでも標高差800mくらい滑れたしツボ足で往復するより早くて楽しかったので良かったと思う。
またタイミングがあえば数年に一度くらいは八ヶ岳を滑るのもいいなぁと思った。
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