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Yamareco

記録ID: 5303766
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

阿能川岳

2023年03月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
ShuMae margaux その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:11
距離
11.5km
登り
906m
下り
898m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:25
休憩
0:31
合計
8:56
7:12
7:12
96
8:48
8:49
140
11:09
11:10
28
11:38
12:05
24
12:29
12:30
108
14:18
14:19
68
15:27
15:27
15
天候 小雨時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仏岩ポケットパークP。20台以上のスペースあり。当日は我々の1台のみ。
コース状況/
危険箇所等
多くがレコ揚げられているとおりですが、気づき事項のみ列記します。
全体を通して融雪は進んでおり、全区間登降とも”つぼ足”オンリーで行けました。
標高1,200m先までは雪はありません。

雪庇を歩いたり、樹林帯に逃げたり、状況判断で進みました。
樹林帯の踏み跡も稜線と左斜面のトラバースに分かれたり、好きに判断して進めばよいと思います。

三岩山の手前の細尾根は1時間強の辛抱の時間。
適度に融雪しており足場や根っこが見極められるので積雪の多い時期より楽かな、と思いました。
それでも数か所は落ちたら数百m下までアウトな岩場の細いトラバースや、岩のシュルンドに気をつけながら、細い根っこを握って進む場面など、少しワイルドで緊張感のある場所もありました。
ここの往復が一番気を遣ったところです。

三岩山からはアップダウンの少ないビクトリーロード。
晴れれば谷川岳の絶景ポイントなだけにガスで残念でしたが、稜線がチラ見できたのでよかったです。
その他周辺情報 「鈴森の湯」の源泉掛け流しは施設も比較的新しく気持ちよかったです。
https://suzumorinoyu.com/
900円は少々お高い気もしましたが、下山口から最寄りだし、気持ちのいい温泉&施設だったので十分満足できました。
仏岩ポケットパークP.
昨夜急転の雨予報もあり我々1台のみ。
小雨ですが雨具着てスタートします。
2023年03月25日 06:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 6:45
仏岩ポケットパークP.
昨夜急転の雨予報もあり我々1台のみ。
小雨ですが雨具着てスタートします。
公衆電話の脇を進んで
2023年03月25日 06:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 6:47
公衆電話の脇を進んで
左奥が登山口。
2023年03月25日 06:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 6:48
左奥が登山口。
赤谷越まで標高差150m程で稜線です。
その先しばらくで分岐(右上です)。
2023年03月25日 07:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 7:46
赤谷越まで標高差150m程で稜線です。
その先しばらくで分岐(右上です)。
標高1200mくらいから雪が出てきます。
2023年03月25日 08:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 8:41
標高1200mくらいから雪が出てきます。
雪庇の上を慎重に歩きます。
2023年03月25日 08:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 8:41
雪庇の上を慎重に歩きます。
クラックで踏み抜いたり、クラックを渡ったり、時に回避して樹林帯を歩いたり、考えながら進むとルートがあったりします。
2023年03月25日 08:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 8:43
クラックで踏み抜いたり、クラックを渡ったり、時に回避して樹林帯を歩いたり、考えながら進むとルートがあったりします。
雪庇や樹林帯を駆使します。(3/26夜追加)
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雪庇や樹林帯を駆使します。(3/26夜追加)
レコでよく見る大きな乗り越え箇所。融雪で全く問題無しでした。
2023年03月25日 09:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:13
レコでよく見る大きな乗り越え箇所。融雪で全く問題無しでした。
雪庇と樹林帯歩きで進みます。
2023年03月25日 09:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:19
雪庇と樹林帯歩きで進みます。
ここはしばらく雪庇歩き。
2023年03月25日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:21
ここはしばらく雪庇歩き。
下がえぐれている箇所は少ないので歩きやすい。(3/26夜追加)
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下がえぐれている箇所は少ないので歩きやすい。(3/26夜追加)
天子山P1391。
小さな看板があります。
2023年03月25日 09:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:26
天子山P1391。
小さな看板があります。
ここもよく見る場面ですね、左から巻きます。
2023年03月25日 09:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:36
ここもよく見る場面ですね、左から巻きます。
ここのトラバースは全く雪がなく、足の置き場が分かるので逆に歩きやすいかもしれません。
2023年03月25日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:37
ここのトラバースは全く雪がなく、足の置き場が分かるので逆に歩きやすいかもしれません。
振り返って、最初の降りをがんばる隊員。
2023年03月25日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:39
振り返って、最初の降りをがんばる隊員。
ここは最後壁に見えましたが、左から巻けました。
2023年03月25日 09:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:42
ここは最後壁に見えましたが、左から巻けました。
ここも細いけど雪庇歩き。
2023年03月25日 09:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 9:47
ここも細いけど雪庇歩き。
この先は細い雪庇です、ピース😁(3/26夜追加)
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この先は細い雪庇です、ピース😁(3/26夜追加)
左隣の稜線が時折見えてきます。
2023年03月25日 10:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:00
左隣の稜線が時折見えてきます。
ここも樹林帯から雪庇にでます。
2023年03月25日 10:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:10
ここも樹林帯から雪庇にでます。
左の岩の右を巻きますが、足場注意でした。
落ちたらかなり下までアウトです。
2023年03月25日 10:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:16
左の岩の右を巻きますが、足場注意でした。
落ちたらかなり下までアウトです。
振り返って。
岩頭が掴めます。
2023年03月25日 10:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:19
振り返って。
岩頭が掴めます。
その先の急降下。
トラロープや掴む木が多く慎重に行けばロープ追加しなくて大丈夫でした。
2023年03月25日 10:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:33
その先の急降下。
トラロープや掴む木が多く慎重に行けばロープ追加しなくて大丈夫でした。
最初の岩は左から巻きます。
2023年03月25日 10:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:47
最初の岩は左から巻きます。
2つ目の岩は右から巻きました。
2023年03月25日 10:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 10:55
2つ目の岩は右から巻きました。
その先の一部細いトラバース。
見た目より安心感がありました。
2023年03月25日 11:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:08
その先の一部細いトラバース。
見た目より安心感がありました。
三岩山に到着。
2023年03月25日 11:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:14
三岩山に到着。
写真を取り合います。
両手に華の男性隊員。
2023年03月25日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:16
写真を取り合います。
両手に華の男性隊員。
私もパチリ!(3/26夜追加)
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私もパチリ!(3/26夜追加)
その先は歩きやすいビクトリーロード。晴れてれば最高なんでしょうが、雨は止んでるのでそこそこ楽しめました。
2023年03月25日 11:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:18
その先は歩きやすいビクトリーロード。晴れてれば最高なんでしょうが、雨は止んでるのでそこそこ楽しめました。
いい感じですね〜。(3/26夜追加)
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いい感じですね〜。(3/26夜追加)
振り返って隊員達も楽しそう。
2023年03月25日 11:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:20
振り返って隊員達も楽しそう。
阿能川岳に到着。
平らな丘のような感じでした。
2023年03月25日 11:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:42
阿能川岳に到着。
平らな丘のような感じでした。
エアロビの先生だけに柔軟に脚が上がってますね😀
(3/29夜追加)
2023年03月25日 11:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3/25 11:43
エアロビの先生だけに柔軟に脚が上がってますね😀
(3/29夜追加)
無理のある開脚ポーズの私😁
2023年03月25日 11:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:44
無理のある開脚ポーズの私😁
隊員達もパチリ。
2023年03月25日 11:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 11:45
隊員達もパチリ。
Yeah〜、take2😁(3/26夜追加)
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Yeah〜、take2😁(3/26夜追加)
山頂は平らな丘
2023年03月25日 11:49撮影 by  iPhone 11, Apple
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3/25 11:49
山頂は平らな丘
薄日が差してきました。(3/26夜追加)
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薄日が差してきました。(3/26夜追加)
東への稜線。
2023年03月25日 11:49撮影 by  iPhone 11, Apple
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3/25 11:49
東への稜線。
縦書きの標識も。
2023年03月25日 11:50撮影 by  iPhone 11, Apple
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3/25 11:50
縦書きの標識も。
谷川岳方面もチラ見できました。
2023年03月25日 12:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 12:07
谷川岳方面もチラ見できました。
さて戻りましょう。
2023年03月25日 12:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 12:08
さて戻りましょう。
細尾根の連続箇所は慎重に。
2023年03月25日 12:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 12:35
細尾根の連続箇所は慎重に。
最後、ここが仏岩ポケットパークPまでのショートカットコースの下降点ですね。踏み跡が確認できました。
2023年03月25日 15:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 15:16
最後、ここが仏岩ポケットパークPまでのショートカットコースの下降点ですね。踏み跡が確認できました。
登山口に戻ってきました。
2023年03月25日 15:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 15:47
登山口に戻ってきました。
小雨の1日でしたが、山頂付近は雨が止んで谷川もチラ見できました。細尾根の往復で疲れましたが、いい歩きが堪能できました。
「鈴森の湯」の掛け流しで温まって帰りました。
2023年03月25日 15:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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3/25 15:48
小雨の1日でしたが、山頂付近は雨が止んで谷川もチラ見できました。細尾根の往復で疲れましたが、いい歩きが堪能できました。
「鈴森の湯」の掛け流しで温まって帰りました。
下山後、最寄りの「鈴森の湯」で温まって帰りました。
2023年03月25日 16:08撮影 by  iPhone 11, Apple
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3/25 16:08
下山後、最寄りの「鈴森の湯」で温まって帰りました。

感想

山の会のメンバーで残雪期オンリーの阿能川岳に登ってきました。

群馬北部は降らない予報でしたが、前夜急に一日雨予報に変わっていました。
会の山行で昼に行くことに決定したので、とりあえず登山口へ。

6時過ぎに到着すると小雨です。
このまま温泉でまったりして帰る案も出ましたが、霧雨になってきたのでとりあえず上がってみます。
公衆電話の左を進みます。左奥に登山口標識。
赤谷越まで標高差150mですが、それほど急登はありません。

その先も比較的緩斜面なので歩きやすい。
しかも雪が標高1200m過ぎまでありません。
その先で雪が出てきます。
踏み跡はほとんど消えていますが、基本稜線歩きなので迷うことは無いでしょう。
時折テープ類もあるので目安になります。

その先で雪庇が出てくるので雪庇上を歩いたり、クラックでは左の樹林帯に逃げたり、状況次第で判断します。樹林帯も稜線トップ目の踏み跡や、左下をトラバースしてるものがあったりと自分で判断しながら進みます。

三岩山の手前は細尾根のワイルドな区間。
危険を感じる場面は無かったですが、トラバースや急降下など枝や根っこを握って慎重に。
写真#22と#23の岩場の右を巻くところは落ちたら100m以上下まで落ちるので慎重に。
またその先で岩場右のシュルンドに落ち込みながら足場作って進む場面もありました。
いや〜、なかなかワイルドな区間です。

三岩山からはビクトリーロード。
阿能川岳は丘のような場所でしたが、小さな標識があり長休止。
この辺は雨がやみ、奇跡的に谷川の稜線がうっすら姿を見せてくれました。

帰路も細尾根に注意して進みます。
一度通ったルートなので状況が分かる安心感はありました。

雪がなくなると、強まった雨足でコースが泥濘んで滑るので要注意。
隊員は何度も滑り台になっていました😁。

1日小雨でしたが、山頂周辺では雨もやみ、谷川連邦がチラ見できてよかったです。
同行メンバーも雨の中お疲れ様でした&ありがとうございました😀👍

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コメント

ShuMaeさん及び皆さん、こんにちは。
残雪期オンリ−の群馬百ですね。
お疲れ様でした。
それにしても雪少ないですね〜、でもその分、適度に手がかりがあって楽みたいですね。
天候が悪いと、雪山は不安が多いですが、メンバ−と一緒だと安心ですね
2023/3/28 11:28
momohiroさん、こちらもコメントありがとうございます
残雪期オンリーな阿能川岳でしたが、今年は幸か不幸か雪が少なかったですね。
ガスで生憎の天候でしたが、久々の雨の”オツ”な歩きが堪能できました。
細尾根の区間は往復とも神経つかってクタビレました。
確かに皆と登ると一人より安心で、パワーも出る感じですねscissors
2023/3/28 22:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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