また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 530397
全員に公開
ハイキング
甲信越

巻機山ー天狗尾根ルート

2014年10月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.0km
上り
1,319m
下り
1,308m

コースタイム

6:20駐車場出発ー7:35割引沢分岐ー8:25急登取付き
10:25割引岳―昼食ー11:40避難小屋ー13:50駐車場着
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場は満車で一つ手前の沢の手前の臨時駐車場(無料)を使った。
コース状況/
危険箇所等
やはり、割引沢から天狗尾根に登る急登取付き部が要注意です。それとその後左にルートが折れる場所があったらしいが、気づかず20〜30m藪漕ぎしました。
いよいよ滝の始まり
2014年10月12日 06:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 6:57
いよいよ滝の始まり
登山道のすぐわきなので、けっこう迫力がある。
2014年10月12日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 6:58
登山道のすぐわきなので、けっこう迫力がある。
山頂方向は朝日に照らされた上部がまぶしい
2014年10月12日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 6:58
山頂方向は朝日に照らされた上部がまぶしい
吹上の滝かな
2014年10月12日 07:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 7:01
吹上の滝かな
スラブ状の部分
2014年10月12日 07:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:01
スラブ状の部分
よく見ると先行パーティーが2つ。滑ると冷たそうなので、気を付けて進む
2014年10月12日 07:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:06
よく見ると先行パーティーが2つ。滑ると冷たそうなので、気を付けて進む
遠くから見ると滑りそうだが、近づくと足場はしっかり有りそう
2014年10月12日 07:07撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:07
遠くから見ると滑りそうだが、近づくと足場はしっかり有りそう
一息ついて下を見下ろす。
2014年10月12日 07:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 7:10
一息ついて下を見下ろす。
行く手にはアイガメの滝が見えてきた。けっこうこまめにペンキの目印があるので、ルートを外す心配はない。
2014年10月12日 07:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:10
行く手にはアイガメの滝が見えてきた。けっこうこまめにペンキの目印があるので、ルートを外す心配はない。
先行のAさんは写真撮影に夢中
2014年10月12日 07:11撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 7:11
先行のAさんは写真撮影に夢中
振り返って、渡渉した小さな沢
2014年10月12日 07:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:15
振り返って、渡渉した小さな沢
アイガメ滝の下
2014年10月12日 07:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:15
アイガメ滝の下
アイガメ滝の上部
2014年10月12日 07:16撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:16
アイガメ滝の上部
ヌクビ沢との別れ。先行者約10人はAさんを除いてヌクビ沢へ。すこし寂しい。
2014年10月12日 07:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 7:33
ヌクビ沢との別れ。先行者約10人はAさんを除いてヌクビ沢へ。すこし寂しい。
天狗岩が近づいてきた。それにしてもここの岩と水は氷のように冷たい。
2014年10月12日 07:39撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 7:39
天狗岩が近づいてきた。それにしてもここの岩と水は氷のように冷たい。
振り返ればだいぶ高度があがっていることが実感できる。向こうには大源太山も見える。
2014年10月12日 08:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 8:04
振り返ればだいぶ高度があがっていることが実感できる。向こうには大源太山も見える。
天狗岩が近づいてきた
2014年10月12日 08:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 8:05
天狗岩が近づいてきた
天狗岩直下、写真だとイマイチ圧倒されないのが残念
2014年10月12日 08:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
10/12 8:10
天狗岩直下、写真だとイマイチ圧倒されないのが残念
雪渓で削られたのかU字型の溝
2014年10月12日 08:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 8:10
雪渓で削られたのかU字型の溝
前方が狭い!
2014年10月12日 08:10撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 8:10
前方が狭い!
小さな高巻き部も数か所ある
2014年10月12日 08:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 8:15
小さな高巻き部も数か所ある
いよいよ急騰の始まり。まず右側から取付いて左に移る
2014年10月12日 08:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 8:25
いよいよ急騰の始まり。まず右側から取付いて左に移る
振り返れば大源太山の後ろに谷川連峰、万太郎山
2014年10月12日 08:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
10/12 8:27
振り返れば大源太山の後ろに谷川連峰、万太郎山
割引沢の奥側
2014年10月12日 08:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 8:27
割引沢の奥側
急騰が一段落。景色はいい
2014年10月12日 08:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 8:56
急騰が一段落。景色はいい
天狗岩がまぶしい
2014年10月12日 08:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 8:56
天狗岩がまぶしい
こちらの紅葉は始まったばかりか
2014年10月12日 08:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
10/12 8:56
こちらの紅葉は始まったばかりか
絵になる
2014年10月12日 09:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 9:05
絵になる
割引岳山頂方面、沢終端部付近には最後?の雪渓
2014年10月12日 09:05撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 9:05
割引岳山頂方面、沢終端部付近には最後?の雪渓
天狗尾根に出た
2014年10月12日 09:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 9:29
天狗尾根に出た
暖かくて気持ちいい
2014年10月12日 09:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 9:30
暖かくて気持ちいい
天狗の池だそうだ
2014年10月12日 09:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
10/12 9:50
天狗の池だそうだ
山頂も近い
2014年10月12日 10:16撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 10:16
山頂も近い
避難小屋が自分より下側になってきた
2014年10月12日 10:16撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 10:16
避難小屋が自分より下側になってきた
割引岳山頂。一人裏巻機コースを降りて行った。
2014年10月12日 10:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 10:29
割引岳山頂。一人裏巻機コースを降りて行った。
群馬県側に低い雲があり、面白い風景だ
2014年10月12日 10:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 10:30
群馬県側に低い雲があり、面白い風景だ
巻機山方面
2014年10月12日 10:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 10:30
巻機山方面
越後三山
2014年10月12日 10:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
10/12 10:30
越後三山
八海山
2014年10月12日 10:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 10:30
八海山
越後駒ヶ岳と中ノ岳
2014年10月12日 10:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 10:31
越後駒ヶ岳と中ノ岳
自分撮りのわりにいいバランスで撮れている。
2014年10月12日 10:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 10:58
自分撮りのわりにいいバランスで撮れている。
避難小屋から、団体さんが多い
2014年10月12日 11:32撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 11:32
避難小屋から、団体さんが多い
最高標高地点付近も多くの登山者
2014年10月12日 11:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 11:38
最高標高地点付近も多くの登山者
巻機山らしい?
2014年10月12日 11:39撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 11:39
巻機山らしい?
その右側
2014年10月12日 11:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 11:47
その右側
9合目から割引岳
2014年10月12日 11:49撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 11:49
9合目から割引岳
急登から出たところはどこだっけ?
2014年10月12日 11:49撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 11:49
急登から出たところはどこだっけ?
朝日岳と谷川連峰
2014年10月12日 11:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 11:53
朝日岳と谷川連峰
至仏岳と日光白根山
2014年10月12日 11:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
10/12 11:53
至仏岳と日光白根山
武尊山?
2014年10月12日 11:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 11:54
武尊山?
朝日岳方面
2014年10月12日 11:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 11:54
朝日岳方面
7合目下?から
2014年10月12日 12:18撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 12:18
7合目下?から
見事な色合い
2014年10月12日 12:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/12 12:29
見事な色合い
5合目から、天狗岩とヌクビ沢がよく見える
2014年10月12日 12:38撮影 by  DSC-HX10V, SONY
3
10/12 12:38
5合目から、天狗岩とヌクビ沢がよく見える
駐車場から。天狗岩の左側の急な峰を登ったわけだ
3
駐車場から。天狗岩の左側の急な峰を登ったわけだ

感想

このルートは登山マップでは通常ルートとして実線が引かれているが、ある程度岩登りの技術が必要なので、いままでその機会を窺っていた。2週間前に戸隠西岳を経験したことと、数日好天続きで渡渉部の水量が少なめ・スリップのリスクが減ったこと、更に紅葉の真っ盛りであることから、絶好のタイミングと判断した ヽ( ^ω^)ノ ヽ(^ω^)ノ
桜坂の駐車場は満車らしくその手前の沢の手前に左に折れる道が臨時駐車場として使えた。いつも清水地区内の道から来ているが、地図を見るとこの道でダイレクトに来れるようだ。
登山口では御嶽山の一件の影響で、係員がいて登山者全員に届を求めていて、あわててその場で書いている人も何人かいた。
以前割引沢左岸の高巻きルートからヌクビ沢ルートは経験しているので、その分岐点までの道は覚えていた。分岐後しばらく歩くと割引沢の渡渉地点となる。期待した通り水量が少なめなので難なく渡れる。すぐに沢は緩い滝状に変わる。暫くは高巻くルートだが、吹上の滝は直近で見られる。
更に進むと進路は大きく右に向かいアイガメの滝につづく。スラブ状のところにルートがあるので、少し緊張する。よく見ると10人以上先行者が居る。さすがに絶好のコンディションだ。
小さい滝を2つ通過しいよいよアイガメの滝下に出る。直前の先行者(この方を仮にAさんと呼ぶ)が写真撮影に没頭しているので、追い越させてもらう。
ヌクビ沢との分岐点には十数人居たが、割引沢に入ったのはAさんと私だけだった。すぐに私は休憩したので、この後はまたAさんが先行した。
地図では右岸を高巻くようなルートだが、ペンキは沢床を進むようになっていた。特に危ないところもなく天狗岩直下に来た。全周の1/4程が絶壁で圧倒される。右側は多量の雪渓によって削られたのか、U字状の凹みがつづいていた。この辺り、沢の水や湿った岩は氷の様に冷たかった。
更に少し進むと、直登部になる。Aさんは岩登りに慣れているようで、沢を渡渉せず、左岸から直接登って行った。念のためヘルメットを着け、Aさんがかなり上に出てから取付いた。左側にもペンキの矢印があるが直接上がるのは難しく、一旦右側から上がって●ペンキの岩の上に出れば、後は難しいところはない・・・ハズだったが、一か所ルートミスした。踏み跡をたどっていったら、急な土のU字状のルートが数m続いている ゜・(・´ω・`)ゞ・゜
よく見ると左側に藪漕ぎした跡がある。少し急だが藪はしっかりしており、ゆっくりと登る。30m?程進んだところで左側から正規ルートが現れた。これで一安心、まだ40度以上の直登が続いたが、危険な所は無かった。
緩斜面になり、後ろを振り返ると天狗岩の右側には谷川連峰が見える。黒岩峰は紅葉できれいだ。割引沢上部には雪渓がまだ残っていた。
そうこうしていると天狗尾根に出た。右手には天狗岩が・・・ここから見えるのは岩肌ではないが。
あとは緩やかなルートを、ゆっくり割引岳を目指して進む。さて、ストックを出して・・・あれっ、1段抜けない!ゴムみたいなプラスチックみたいな部品が外れてしまいどう回しても本体の金属部が緩まない。結局2段にして短いが無いよりいいのでそのまま暫く使った。
天狗の池は2つの5m程の池と、他に小さな池がある。この天狗尾根で平地があり、しかも晴天が続いた後もこうして池があるのが不思議。

少し歩くと割引岳山頂に出る。山頂はツアー客でごった返していたが、外国人(男性)の方と少し話しているうちに下山していって、山頂はいっぺんに広くなった。彼は裏巻機ルートを降りて行った。

相変わらず晴天で、すぐ北側には越後三山がよく見える。東側は牛ヶ岳・巻機山、続いて朝日岳、谷川連峰、苗場山。朝日岳の左側に見えるのは武尊山と至仏山かな、その奥に日光白根も。あらためて天狗尾根のルートを見てみる。急登部が見えなくて一見なだらかなそうに見えるので、山頂の登山道には「下山禁止」と表示されている。

やや早いが昼食だ。今日は他に目的もないので、ラーメンを作ってビールで乾杯だ。
ゆっくりした後いよいよ下山開始。巻機山に着いてみると、これまた腰を下ろす場所が無く立っている人々でいっぱいだ。素通りして避難小屋へ。ここも結構込んでいる。最高標高地点付近をデジカメで拡大してみるとたくさんの登山客でにぎわっているのが見える。少し休んでいるとまた団体さんが来たので、早々に腰を上げた。

9合目ニセ巻きから今日の天狗尾根ルートを眺める。やっぱり天狗岩は存在感がある。

あとはゆっくり下山だ。途中5合目付近から天狗岩〜割引岳を見ると、紅葉の赤、黄、緑がちょうど見ごろで、空の青さと合わせて見事だ。

下山後駐車場から天狗岩を見てみる。朝は日陰だったが、今はちょうどこちら(南)から日が射しているのでよく見える。左奥の急な尾根を一気に登ったわけだ。

晴天・紅葉・素晴らしいルート、3拍子揃った楽しい山歩きだった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1218人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 甲信越 [日帰り]
巻機山 井戸尾根〜米子沢下降
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
巻機山桜坂駐車場
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら