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記録ID: 530641
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ハイキング
奥多摩・高尾

天祖山 八丁橋から往復

2014年10月15日(水) [日帰り]
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kyom4 sanyujin その他2人
GPS
04:50
距離
6.0km
登り
1,009m
下り
992m

コースタイム

08:45八丁橋登山口
09:50ロボット雨量計10:00
10:00大日大神
11:35天祖山
11:40会所11:55
12:50大日大神13:00
13:35八丁橋登山口
天候 曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青梅市から国道411号線で奥多摩町を目指します
信号「日原街道入口」を右折、日原鍾乳洞を目指し約10km走り、
鍾乳洞分岐を左折し、林道を道なりに行くと八丁橋
橋を渡るとすぐに通行止めゲートがあり、手前に登山口があります
車をゲート手前の道路余地に停めました。
コース状況/
危険箇所等
小尾根まで山腹を端正な石垣のジグザグ道で急斜面を登ります
途中から見下ろすと道路が真下に見えるくらいの急斜面なので、
人が歩いている場合など、落石させないようにご注意ください。

小尾根からまだ少し急坂を登りますが、
ロボット雨量計を過ぎると次第に緩斜面になり
緩やかな起伏の繰り返しが続き、散策気分も楽しめます
平坦な笹原の中の道もあれば、岩尾根もあって
変化に富んでいます
標高が高くなるに連れ、尾根の広葉樹林の紅葉が始まっていました
これからが見頃になるでしょう
八丁橋からすぐの登山口
2014年10月15日 08:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 8:47
八丁橋からすぐの登山口
ジグザグの登山道に綺麗に石垣が組まれていてびっくり
2014年10月15日 08:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 8:51
ジグザグの登山道に綺麗に石垣が組まれていてびっくり
その辺に崩れている石を使っているのかもしれませんが丁寧に積んでありますね(*_*;
2014年10月15日 08:53撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 8:53
その辺に崩れている石を使っているのかもしれませんが丁寧に積んでありますね(*_*;
急斜面
落石させると谷底まで落ちて行きそう。下に登山者が居る場合などは気をつけた方が良いと思います。
2014年10月15日 09:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:06
急斜面
落石させると谷底まで落ちて行きそう。下に登山者が居る場合などは気をつけた方が良いと思います。
見上げると大きな石が斜面に止まっています。落ちませんように!
2014年10月15日 09:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:06
見上げると大きな石が斜面に止まっています。落ちませんように!
丁寧に積まれた石垣の道が続きます
2014年10月15日 09:11撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:11
丁寧に積まれた石垣の道が続きます
小尾根に到着。ここまで急坂のジグザグ道でした。
2014年10月15日 09:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:15
小尾根に到着。ここまで急坂のジグザグ道でした。
でもまたすぐに急坂が…
2014年10月15日 09:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:15
でもまたすぐに急坂が…
標識は頻繁にあります
2014年10月15日 09:24撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:24
標識は頻繁にあります
ロボット雨量計
ソーラーパネルで発電しているのですね
2014年10月15日 09:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 9:49
ロボット雨量計
ソーラーパネルで発電しているのですね
大日大神
2014年10月15日 10:03撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 10:03
大日大神
緩やかな紅葉樹林帯の尾根道
2014年10月15日 10:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:30
緩やかな紅葉樹林帯の尾根道
小さく一時間以上と書いてあり、その一言に俄かに疲れを感じます小(-_-;)
2014年10月15日 10:34撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:34
小さく一時間以上と書いてあり、その一言に俄かに疲れを感じます小(-_-;)
また急な登りが…
2014年10月15日 10:34撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 10:34
また急な登りが…
ほぼ平坦にはなりましたが、岩だらけの尾根
2014年10月15日 10:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 10:43
ほぼ平坦にはなりましたが、岩だらけの尾根
振り返った壊れかけた祠
2014年10月15日 10:45撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 10:45
振り返った壊れかけた祠
紅葉が始まった木々が曇った空を明るくします。降りださないでほしいとの願いも虚しく、この後小雨が降り始めました(T_T)
2014年10月15日 10:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:49
紅葉が始まった木々が曇った空を明るくします。降りださないでほしいとの願いも虚しく、この後小雨が降り始めました(T_T)
建てられたばかりのような新しい祠が山頂の神社の手前にひっそり佇んでいました。
2014年10月15日 11:33撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 11:33
建てられたばかりのような新しい祠が山頂の神社の手前にひっそり佇んでいました。
天祖山山頂
神社の前に三等三角点がありました
2014年10月15日 11:34撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/15 11:34
天祖山山頂
神社の前に三等三角点がありました
山頂の神社
途中、祠や神社がありこの山は信仰の山なのですね
2014年10月15日 11:35撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 11:35
山頂の神社
途中、祠や神社がありこの山は信仰の山なのですね
会所(神社社務所)
とうとう雨が本降りになり、早々に下山することにします
2014年10月15日 11:57撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 11:57
会所(神社社務所)
とうとう雨が本降りになり、早々に下山することにします
小尾根まで猛スピードで戻りました
2014年10月15日 13:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 13:18
小尾根まで猛スピードで戻りました
登山口
急いで下山したせいか、それほど雨に降られて難儀をした感じがしませんでした。
2014年10月15日 13:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 13:36
登山口
急いで下山したせいか、それほど雨に降られて難儀をした感じがしませんでした。

感想

予報では、次第に雲が張り出し、昼頃から雨が降り出すようです。
昨夜は秋川渓谷の静かな宿に宿泊、朝食もゆっくり済ませて出発。
一旦、五日市まで戻り青梅街道から日原街道へと
古くからの人の往来の歴史を感じさせる街道を走り
途中、御岳山ロープウェイの入口を左に見て、通過しました。
二百名山に登り始めた頃、ロープウェイで楽々登ろうと目論んで来てみたら、
修理点検中だったか何かで、結局杉並木の参道から歩き通した日が
懐かしく思い出されます。

青梅街道と別れて日原街道に入ると、道は狭く曲がりくねり
だんだん心細くなってきていると、突伝険しい谷の急斜面に寄り添うように
集落が現れ、日原(にっぱら)集落だと知りました。
集落を過ぎるとほどなく、日原鍾乳洞と林道を分ける分岐です。

林道をどこまで入れるか、CLは心配していましたが、
分岐には通行止め等の看板もなく、八丁橋を渡る地点までスムーズに走行。
橋を渡るとすぐにゲートがあり、そこからは通行止めです。
登山口は手前にあるので何の支障もありませんでした。


まるで壁かと思うような急斜面の山腹を道はジグザグに付けられています。
見上げると、丁寧に石の積まれた登山道は、幾何学模様のように
整然と折れ曲がり、見事というほかありません。
信仰の山なのだそうですが、信仰のなせる仕事なのでしょうか?
自然は大雨の一撃で、石垣を崩してしまいそうですが
人は又、立ちあがり、道を精魂込めて修復するのだと思うと
人間の偉大さにも思いが及び、おろそかに足を降ろしてはならないと
そっと道を踏みしめます。

ソーラーパネルの付いたロボット雨量計までは
急坂の登りを強いられましたが、ここで休憩を取って歩き出すと
次第に緩やかな広葉樹に覆われた尾根道も現れます。
ブナやナラの大木が伸び伸びと枝を伸ばし、葉を茂らす様は
水源地との標識にもある通り、一千万人を超える東京都民の貴重な水源、
一本一本の木が大切な存在のように思え、いとおしく思えます。

なかなか山頂へ到達できず、もどかしさを覚えながら歩いていると
遂に、予報通りの小雨がぽつぽつ当たり始めました。
山頂かと思った平坦地から程なく、「会所」が見え、
すぐ上に山頂神社と三角点があり、長く思えた登りがようやく終了。

雨が本降りになりかけ、大急ぎで下山しましたが
紅葉が始まりかけた尾根の広葉樹林はこれからが見頃。
小春日和に、水源地散策をゆったり楽しみながら歩きたい静かな山です。

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