ニペソツ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後,ぬかびら温泉で入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
スパッツ
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
長くて辛い山行の始まりは,前年の秋,職場の飲み会での出来事でした。
「私,1984年に1984mの黒岳に登ったんですよ。」
その一言がきっかけでした。
「へぇ〜すごいですね。」
「2012mの山ってあるんですかね?」
「いや,今年はもう無理だから,来年だと2013mだな。」
次々と話が盛り上がりました。
その場で,「道民手帳」なる北海道の情報が載っている手帳を持っていた人が一言。
「ありますね2013m。ニペソツ山。」
そのとき,来年も転勤がなくて旭川に住んでいられたら,ニペソツ山に登ろうと決めました。
ちなみに,このレコを書くにあたって,ネットで調べたところ,
「道民手帳は北海道統計協会の解散に伴い,2012年版を最後に終了」
とありました。
これも何かの因縁でしょうか。
年が明け,上士幌町のHPを調べてみると,
「2013年,ニペソツ山は標高年を迎えました。」
とあり,地元でもかなり盛り上がっている様子でした。
ヤマレコを見ても,連日大賑わいの様子で,相当早い時間に行かないと,登山口の駐車場は満車になってしまうようでした。
それで,午前1:00に旭川を出発し,午前4:00に登山口発と計画しました。
ところが,当日は,あいにくの空模様。
車で登山口に向かう途中も,時折小雨が降っていました。
そのおかげで,登山口には車が1,2台しかありませんでした。
どうしようか迷いましたが,登山口に着いた時は,雨もやんでいて,そこそこ空も明るくなり始め,小鳥のさえずりも聞こえていました。
コースタイムが長いので,これから日が短くなっていく前のこの時期に登りたいと思っていましたし,せっかく旭川から遠征してきたという思いもあったので,とりあえず登ってみようと決断しました。
初めのうちは青空も広がっていて,ウペペサンケや石狩連峰の山並を見ながら,天狗平に到着しました。
すると,目の前には,写真で見ていたとおりの山頂が姿を現しました。
まだかなり遠いなあ,ここで折り返してもいいかな。
あいにくの空模様にもかかわらず,山頂の姿をこの目で拝むことができて,とりあえず満足していたので,そんな思いもよぎりました。
でも,2013mまで行かないと,今回の目的は達成できない。
その先は,黙々と登り続けました。
山頂にたどり着いたときには,真っ白で何も見えなくなっていました。
下山は,天狗岳,前天狗,小天狗と3度の登り返しがあって,とにかく辛かったです。
天狗平あたりから,雨も降りだしてきました。
結局,登山口にたどり着いたのは,日没寸前でした。
言うまでもなく,追い越した人はいませんでしたし,あいにくの空模様だったため,すれ違った人,追い越された人も,数えるほどしかいませんでした。
事前のリサーチとは違って,とても静かな山行を楽しむことができました。
とにかく奥深い。
そんな印象の山でした。
コメント
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その飲み会,僕もいたでしょうか?
なんか聞いたことがあるようなやりとりですね(笑)
K田奥さんが1984mに登ったといい,K内統括が道民手帳を・・・。
今思い返すと,帯広や旭川で過ごした日々が懐かしく思うと同時に,どうしてもっと早く山登りを始めなかったのだろうと思います。
大変なこともありましたが,もう1度,札幌→帯広→旭川へと異動できないものかと思う,今日この頃です。
R支部初登頂のレコのアップを心待ちにしています(笑)
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