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Yamareco

記録ID: 531168
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 今度はちゃんと北峰登頂 新中の湯ルートをピストン登山

2014年10月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.4km
登り
817m
下り
806m

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
1:04
合計
5:31
8:10
8:15
52
9:07
9:11
8
お鉢
9:19
9:28
6
山頂直下
9:34
10:00
3
10:03
10:12
6
山頂直下
10:18
10:21
42
お鉢
11:03
11:11
55
昭文社コースタイム:4時間55分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日宿泊の丹生川の宿から、再び158号線を通り、さらに旧道の安房峠を越えて登山口に到着しました。安房峠の道は幅の狭めのぐねぐね道なので、すれ違いには注意です。

今回は朝6時半前の到着でしたが、既に10台ほどの駐車スペースだけでなく路肩もほぼいっぱいで、後に到着した車は、上の方・下の方に離れて駐めているようでした。
コース状況/
危険箇所等
新中ノ湯登山口〜下掘出合(平坦部)
最初からごつごつした石の多くて傾斜もかなりきつめの登山道をどんどん登っていきます。傾斜が緩くなってくると、土のぬかるんだ箇所が多くなり、軽いアップダウンや登り坂、平坦な箇所を過ぎた後、開けた展望の効く広場に到着します。

下掘出合(平坦部)〜お鉢
最初は一般的な土と石の登山道を登り、谷の上に出ます。その後は谷沿いにどんどん登っていきますが、傾斜もきつくなり、何カ所か木のはしごもあります。
その後は石だらけの急な道を登り続けます。
全く迷うことのない一本道ですが、落石には最大限注意です。

お鉢から北峰山頂
とても勢いよく蒸気を噴き出す噴出口の横を通り、細めの道を横ばいに歩いていきます。焼岳小屋からの登山道との合流点から、最後の坂はごく軽い岩場になりますが、距離も難易度もたいしたことはありません。
多少足場が細い部分もありますので、踏み外しにだけは注意が必要です。

※本来の最高峰である南峰は、山体の崩落が激しく、踏み跡も薄くなっているため、足を踏み入れると、下の登山道に石を落とす可能性も高くて危険です。立ち入り禁止になっています。
新中の湯登山口から出発します
2014年10月19日 06:35撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
1
10/19 6:35
新中の湯登山口から出発します
駐車場からも穂高の峰が見えます。
2014年10月19日 06:35撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 6:35
駐車場からも穂高の峰が見えます。
駐車スペースだけで泣く、路肩にもいっぱい。
2014年10月19日 06:35撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 6:35
駐車スペースだけで泣く、路肩にもいっぱい。
最初は道路の上の斜面を巻く土の道を進みます。
2014年10月19日 06:37撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 6:37
最初は道路の上の斜面を巻く土の道を進みます。
2014年10月19日 06:39撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 6:39
すぐに傾斜がきつくなります。
2014年10月19日 06:46撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
2
10/19 6:46
すぐに傾斜がきつくなります。
でも、紅葉のトンネルの中です。
2014年10月19日 06:47撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 6:47
でも、紅葉のトンネルの中です。
傾斜がゆるやかになると、軽いアップダウンも
2014年10月19日 07:25撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 7:25
傾斜がゆるやかになると、軽いアップダウンも
樹林が切れました。
2014年10月19日 08:02撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
2
10/19 8:02
樹林が切れました。
双耳峰がきれいです。
2014年10月19日 08:03撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 8:03
双耳峰がきれいです。
もう冬山に近づいていますね。
2014年10月19日 08:05撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 8:05
もう冬山に近づいていますね。
下堀出合に到着しました。
2014年10月19日 08:10撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 8:10
下堀出合に到着しました。
下堀出合から少し登りました。背後の山あいがきれいです。
2014年10月19日 08:19撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 8:19
下堀出合から少し登りました。背後の山あいがきれいです。
南峰につながる稜線は、草がきれいです。
2014年10月19日 08:23撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 8:23
南峰につながる稜線は、草がきれいです。
谷沿いにきつめの傾斜を階段で登ります。
2014年10月19日 08:27撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
1
10/19 8:27
谷沿いにきつめの傾斜を階段で登ります。
お鉢の上までもう少しです。水蒸気をこうこうと上げています。
2014年10月19日 08:27撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
1
10/19 8:27
お鉢の上までもう少しです。水蒸気をこうこうと上げています。
甲斐駒の向こうに富士山が頭だけ出しています。
2014年10月19日 08:44撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 8:44
甲斐駒の向こうに富士山が頭だけ出しています。
南峰の岩は、崩れてきそうに見えます。
2014年10月19日 09:06撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:06
南峰の岩は、崩れてきそうに見えます。
お鉢の上に着きました。
2014年10月19日 09:07撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:07
お鉢の上に着きました。
硫黄混じりの水蒸気がすごいです。
2014年10月19日 09:07撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:07
硫黄混じりの水蒸気がすごいです。
火口には小さな池があります。
2014年10月19日 09:10撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:10
火口には小さな池があります。
表面は凍っていました。
2014年10月19日 09:10撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
1
10/19 9:10
表面は凍っていました。
お鉢の岩の向こうには笠ヶ岳がきれいな肩の姿を見せています。
2014年10月19日 09:10撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:10
お鉢の岩の向こうには笠ヶ岳がきれいな肩の姿を見せています。
山頂直下には緑色の噴出口が
2014年10月19日 09:10撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:10
山頂直下には緑色の噴出口が
乗鞍岳は白く雪を纏っています。
2014年10月19日 09:13撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:13
乗鞍岳は白く雪を纏っています。
山頂直下でデポのために荷物整理中です。
2014年10月19日 09:19撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 9:19
山頂直下でデポのために荷物整理中です。
穂高連峰の山体がばっちり見えます。
2014年10月19日 09:20撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:20
穂高連峰の山体がばっちり見えます。
その向こうには槍ヶ岳も
2014年10月19日 09:20撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:20
その向こうには槍ヶ岳も
恐竜がアゴを乗せているみたいな岩です。
2014年10月19日 09:21撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 9:21
恐竜がアゴを乗せているみたいな岩です。
すごいバランスで積み上がっていますね。
2014年10月19日 09:21撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:21
すごいバランスで積み上がっていますね。
北峰山頂に着きました。
2014年10月19日 09:34撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:34
北峰山頂に着きました。
2014年10月19日 09:44撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:44
乗鞍岳の向こうに、御嶽山の水蒸気の噴煙が時折上がります。
2014年10月19日 09:46撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 9:46
乗鞍岳の向こうに、御嶽山の水蒸気の噴煙が時折上がります。
ここから、焼岳小屋や西穂稜線につながります。
2014年10月19日 10:03撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
1
10/19 10:03
ここから、焼岳小屋や西穂稜線につながります。
2014年10月19日 10:05撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 10:05
山頂の池は印象的ですね。
2014年10月19日 10:21撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 10:21
山頂の池は印象的ですね。
少し下って、山頂部を振り返ります。
2014年10月19日 10:23撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 10:23
少し下って、山頂部を振り返ります。
どんどん下ります。
2014年10月19日 10:23撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 10:23
どんどん下ります。
下堀出合に到着しました。紅葉の終わった木でもやはり趣あります。
2014年10月19日 11:03撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 11:03
下堀出合に到着しました。紅葉の終わった木でもやはり趣あります。
広場になっていてちょっとだけベンチもあります。
2014年10月19日 11:11撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/19 11:11
広場になっていてちょっとだけベンチもあります。
中の湯温泉が見えます。
2014年10月19日 11:54撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 11:54
中の湯温泉が見えます。
登山口まで下りてきました。
2014年10月19日 12:06撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
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10/19 12:06
登山口まで下りてきました。

感想

前回の焼岳登山はもう6年以上前になってしまいました。
今回は焼岳が初めてというメンバーと共に、前回間違えて登頂していない北峰を目指して登りました。

南峰からの、影焼岳ダイヤモンドブロッケンがきれいだった、前回はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-229958.html


前日の西穂独標に引き続いて、今日は百名山の一つである向かいの焼岳に登りました。前回の南峰登頂から6年が過ぎましたが、山の雰囲気、空中散歩感はまったく変わりませんでした。
前回と異なり、今回は明るくなってからの歩行なので、登山道の様子もよく分かりましたが、記憶に残っているよりも結構きびしめのコースであると感じました。

今回は時期的に赤い紅葉は完全に終わっていましたが、それでも山としてのすばらしさはまったく変わりませんでした。
山頂部に着いての険しいお鉢、河口の池、あちこちから噴き出す蒸気、そして笠ヶ岳から霞沢岳まで、槍ヶ岳や穂高連峰をぐるりと見渡す眺望と、名山にふさわしい景色と雰囲気を堪能することができました。

山頂での眺めに皆散々名残を惜しんだ後、下りは時折ツアーなどの渋滞もありましたが、とても軽快に歩を進め、一気に登山口まで下りました。

下山後は平湯温泉で入浴し、飛騨牛丼や飛騨牛コロッケなどを食しました。

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コメント

ゲスト
青空綺麗〜!!
朝早くから凄い車の数ですねぇ。
二日とも真っ青な空で気持ち良さそう〜
えー?!富士山も見えるんですね、全く知りませんでした(^_-)
穂高も素敵ですが笠ヶ岳がまた素敵♪

岩にたたずむちょい悪オヤジ、カッコええです〜
2014/10/20 20:45
yama_pさん Re: 青空綺麗〜!!
富士山 は、南アルプスや山梨・奥秩父だけでなく、北アルプスや新潟周辺の山からも見えますので、歩いているときに必死に探している人多いですよー

笠ヶ岳は北と東から見ると、丸っこい山頂部に見えますが、西から見るとすらっとした肩のラインに変わって見えるのが印象的です

ちょい悪オヤジもいいですが、岩にたたずむ聖人和尚様も、いとをかしきかな ですよー
2014/10/21 0:34
最高の締めくくり
2日間のアルプス遠征お疲れ様です(^_^)
乗鞍の登頂は残念でしたが、西穂も登れなかった乗鞍の分も十分補える山行だったかと思います。
焼岳も紅葉が綺麗ですですね。
お連れの他2名の女性達懐かしいです(#^.^#)
きっと賑やかな山旅だったでしょうね!!

嗚呼、アルプスが恋しィ〜
2014/10/20 22:46
syousann Re: 最高の締めくくり
syousan、こんばんは☆ミ

今回は同行の女性陣、アルプス稜線も穂高山域も初めて だったんです。とても満喫してもらえて本当によかったです


syousanほどの登山者が、なかなかアルプスに行けないのはほんのちょっぴり残念ですが、ご家庭を大事にされている証ですので、仕方ないですよね。。
でも、ハードな山行レポも山メシレポも、そして直接お会い出来る機会も全部楽しみにさせてもらっています
2014/10/21 0:47
登りたい山
霞沢岳に登った時に焼岳が見えて、その独特の山容にぜひ登ってみたいと思いました。
御嶽の事があるので、なかなか積極的には登りにくいですが、投稿を見てるとチャレンジしたくなります
山頂直下の噴出口は迫力ありそうですね
2014/10/21 23:56
tu-san1977さん Re: 登りたい山
ご一緒させてもらった霞沢から焼岳を見ると絶対登りたくなりますよねー

反対に焼岳から見る霞沢岳もすごくいいんですよ とってもおすすめです

山頂直下の噴出口の蒸気の量はハンバないです。でも以外とそこは硫黄の臭いしなかったです。噴火とかで登れなくなる前に登ってしまうのも一案ではありますよ〜〜
2014/10/22 0:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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