快晴の鹿島槍ヶ岳へ…雪を纏った北アの皆さんが綺麗で(^^ゞ
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,352m
- 下り
- 2,350m
コースタイム
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:55
天候 | 3度目で初めての快晴(^^ゞ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・3時45分ごろ6割くらい。40台くらい停められるでしょうか |
コース状況/ 危険箇所等 |
・無雪期でしたら危険な処がない体力勝負の御山です ・柏原新道入口〜種池山荘:午後には雪が融け問題ありません ・種池山荘〜爺ヶ岳〜冷池山荘:日陰の斜面で(全体の7割程)雪が残っています 踏み跡が再凍結するとツルツルになるかも。当日は慎重にあるけば問題なく アイゼン、スパッツ等も使いませんでした。 ・冷池山荘〜鹿島槍南峰:ところどころ雪が残っていますが爺ヶ岳周辺より はるかに歩きやすく乱暴にあるいても平気な感じです^^ ・鹿島槍南峰〜北峰(吊尾根):一度夏季にあるいている急な下りは雪も深そうで アイゼンは持参していたのですがチョット行こうという気になりませんでした。 |
その他周辺情報 | ・定番の薬師の湯に…今日は比較的すいていました。700円也 |
写真
感想
10月に入り鬼のように忙しい3週間が過ぎ、待ちに待った山行に挑める週末
天気予報はこれ以上ない?と云わんばかりの全国的に快晴(^^ゞ
何処に行こうか?迷いつつも選択基準を設けてターゲットを絞りました。
1、 雪の便りが届けられましたが、標高が高く比較的安全に挑めるところ
2、 快晴を活かせるところ(ガスが涌き易く中々遠望が利かないお山)
3、 山の中に出来るだけ長く入れるところ
4、 繁忙期駐車場の心配のあることころ(この時期閑散期のところ)
5、 日帰り
やっぱり…ギリギリのタイミングだけど北アに行きたい。
穂高は?日帰りはチョット厳しいし一泊したい^^?
未踏の烏帽子岳は?雪が着いてたら?ブナの立尾根や鎖場は厳しい?
自称相性の悪い「後立山」のどこかの頂を目指すか?
日帰りでガッツリ歩いて、比較的安全で、雪が多少あっても大丈夫そうな処!
導き出したのは「鹿島槍ヶ岳」でした(^^)/
柏原新道から過去2回試みるも、最初は爺ヶ岳で風雨にあい撤退。
その次は五竜まで縦走で歩きはしたものの、初日はキレット小屋までガスガス。
いつか、天気のいい日にリベンジしたいと温めていたプランを発動しました。
赤岩尾根も頭によぎるも、雪がどう着くか様相が出来なくて今回は慣れ親しんだ道へ
3回目の登山口近くの駐車場へはスムースに駐車でき、空を見上げれば満天の星空です。
初冠雪から何度か降雪があったと聴いていたので、アイゼンも忍ばせて行きます。
出発時間は過去2度とも、今回もほぼ同じ4:30スタートでナイトハイクも経験済み。
景観は楽しんだことはありませんが、道なりはしっかり覚えています。
ヘッデン着けている時間が長かったせいか?お花など写真を撮ることも余りないせいか
種池山荘までは今までで一番早く上げることが出来ました。日が短い季節ですから
無意識に急いでしまったのかも知れません。
山荘からは、針ノ木岳や蓮華岳がしっかり見て取れて、遠望に槍穂や富士山も
望める最高の天気です。
爺ヶ岳に少し歩を進ませ振り返ると…大好きな剱岳が目の中に飛び込んできます。
それも雪化粧を纏った雪と岩の殿堂は圧倒的な存在感示しています。カッコイイ(^^)/
もちろん立山連峰も剱へと続く稜線がくっきり見てとれます。
そして、この角度から初めて拝む今日のターゲット鹿島槍ヶ岳の双耳峰…
思わず「オオッ」ってガッツポーズしていた自分がそこには居ました^^;
先ほどまでは快調に歩くことが出来ていたのですが、この時刻日陰の多い
爺ヶ岳への稜線は雪がその勢いを止めようと、何度かトラップを掛けてきます
はやる思いを押し殺しながら慎重に滑らないようにといい気かせます。
途中すれ違ういかにも「山屋」と云う方に、この先の道の状況をお聞きすると
ジロッて下から纏っている装備を見られ^^;「南峰まではアイゼンもスパッツも要らない
北峰へ行くなら覚悟して行くように。私は途中で引き返した雪深いよ…」
何と的確なアドバイス!時間と相談しながら出来れば北峰もと思っていたのですが
この時点でそのタスクは諦めました。
乗越を過ぎ冷池山荘に着いたのは9時前でいいペース(チョット飛ばし過ぎか)
軽く食事を摂って布引山、南峰を目指します。
この稜線が実に気持ちいいこと(^^)/
伸び上げるような稜線とはこのことだと久しぶりの稜線歩きを楽しみました。
左手には立山連峰、右手には北信の山々、振り返ると先ほどまで隠れていた
薬師岳や黒部五郎のカールも肉眼で解ります。南アも八も360°の大展望です。
鹿島槍の頂上に近づくと少し風がでてきましたが、問題の無い範囲です。
そして丁度6時間で山頂に到着!(^^)! 待ちに待った風景が輝いています
最初に飛び込んできたのは北に控える後立山の峰々です。五竜に白馬さらに日本海。
北峰も雪田にしっかり雪を湛えています。火打も妙高も…全てが美しい!
山頂には先行者がお二人いました。「最高ですね」挨拶はそれで十分です^^
少し余裕ができましたので、30分程この景色を堪能して北アの空気を思いっきり
吸いこみながら、カメラにそして脳裏に記憶(記録)を沢山詰め込んで
最高のひと時を温かいものをすすりながら過ごすことが出来ました。
さあ、戻りましょう!秋の夕日はつるべ落とし。明るいうちに帰りたいですからね^^;
来た道を進むのですが、天候がいいせいかピストンなのにぜんぜん飽きません。
目の届くところ全て見渡すことが最後まで続きます。
冷池山荘のテン場は誰もいなくて、立山連峰をおかずに一休みするには小屋前より
景色がよくてお勧めです^^
爺ヶ岳に差しかかり再び鹿島槍ヶ岳を見渡すと、午前中白かった南峰の雪は
陽気のせいか冬色から秋色に戻っている様が印象的でした。
季節が変わって山を訪れると、その有り様が変わると云いますが
時間とともに変わるのが手に取るようにわかるのも、この季節タイミングの
成される技のようです。
流石に種池山荘まで戻ると、「ああ泊まりたい」なんて思いが涌いてきましたが
家族との約束事がありますから。柏原新道を黙々と落ちて行きました。
久しぶりの山行で少し長めに歩きましたので、足腰は悲鳴を上げていますが
楽しさがその痛みを遥かに上回るから止められません(^^ゞ
北アに来れるのは今シーズンこれがおそらく最後でしょう。
里で雨が降れば確実に雪となり、スペシャリストの皆様だけが楽しめるところ。
何時も心に思い憧れの北アルプス(だけじゃないけど)に感謝です^^;
そして、柏原新道をはじめ登山道を常に整備し守っていただける皆様にも感謝です。
やっぱり山は楽しい!
naotosas さん 流石のベストチョイスでしたね〜
天候も 柏原新道を登り、稜線歩きはきっと気持ちが
良かったと思います。
稜線からの絶景は素晴らしいですね〜
夏とひと味違う、白いお化粧が立山や剱、白馬など美しく見えます。
足下が微妙な時期ですが、全てが良いタイミングで・・・・
鹿島槍からの景色は本当に素晴らしいですが、このタイミングは
写真で見ても、とってもキレイで美しい北アの勇姿ですね。
全てが美しいというコメントは良く伝わります。
帰りの柏原新道は足に来たかと思いますが、満足感で
きっとカバーされたかと思いますね。
naotosasさん こんにちは〜 タロバットで御座います<(_ _)>
No.38の”フフフ^^”解りますとも〜\(^o^)/・・将にフフフの3文字でOKですね
鹿島槍自体がすごくカッキーのでそれだけでも十分なのですが、
景色は全て絶景で・・もう言葉が出ませんよね!・・素晴らしいお山です!
ナオさん!・・絶妙なタイミングで歩かれましたね〜 したりですね!
布引山-鹿島槍南峰-北峰=夏-秋-冬・・ 滅多に納められない至極の1枚ですね!
素晴らしいの一言です<(_ _)>・・夏のハイシーズンに忙しく歩けなかった分を
十二分に取り返していると思われ良かったです(^^)/
>楽しさが痛みを遥かに上回る これだからお山はやめられない。
全く同感です\(ToT)/・・
これからもお互いにお山の魅力にうつつを抜かし続けましょう(^^)/
全てが美しい晩秋の鹿島槍レコ 堪能させて頂きました〜 お疲れ様でした〜
そして、有難うございました〜
タロバットさん、お晩です♪
後立山はガスが掛かりやすくて繁忙期(適期)に歩を進めて
何度撃沈されたことでしょう
そんな「相性の悪い」山域にぶつけるのは「この日」だったのかも知れません。
何度訪れても楽しい時間でもてなしてくれる御山に!
感謝です!
夏秋冬は東南西北と同じ感じで、四季を楽しめるこの国が好きだったり
御山の魅力には叶いません
お忙しいようでしたが、山が呼びましたね
最高のお天気&日帰り鹿島槍で鬱憤発散ですね!
ぐるり360度の大展望、すがすがしい稜線の空気が
こちらまで伝わってきました
奥様に気遣って日帰りされるところが
さすがnaotosasさんですね
ペンさん ボンジョルノ―
結構前から山には呼ばれてたんですが、思うように行かなくて^^;
この日は全国的に快晴で!多くの山屋さんのつぶやきが聞こえて来そうでした^^
嫁が珍しく「今日は泊らずに帰ってきて…」なんて言うもんですから♡(ごめんなさい)
^^;^^;(あせあせ)しながら落ちて行きました
種池山荘にあの時刻に泊まれたら…ズバリ岳やら針ノ木を抜けて帰った…かな?
なんて幻想は夢幻の如くだったり
身の丈に合った楽しい登山がモットーです
キャロンさん お晩です^^
中々思うように御山に行けない環境で
今回は狙いに狙って、ここ(鹿島槍)かなって?
薄らとした雪化粧はキャロさんに出会った
北岳山荘のそれとよく似ていました
後半はレコでは触れなかったんですが
お察しの通りきつくて
足を引きづりながらの下山でした…お見通しですね
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