芦屋駅〜ロックガーデン〜六甲山最高峰〜有馬温泉 兵庫県南部 ヨタヨタ山行


- GPS
- 07:22
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 730m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝の茶屋のところに登山届用紙とポストがある。 全体的に整備されているが、ロックガーデンは段差の大きいところや細いところもある。 雨ヶ峠の前後は渡渉やぬかるみ箇所も多い。 最高峰から有馬温泉に降りる道でもぬかるみがあった。 炭焼窯跡のあるルートは細めでマイナールートではあるのだろうが、踏み跡もあり、荒れている箇所は特にない。 |
その他周辺情報 | 芦屋駅:多目的トイレ、ゴミ箱あり。 芦屋川駅:駅外にトイレあり。登山者多数なので、混み合いそう。 高座の滝:茶屋、トイレ、登山届ポストあり。 六甲最高峰下の広場:茶屋、多目的トイレ、自販機あり。ハイカー用の大きな分別ゴミ箱あり。 |
写真
ところどころ踊り場的な広い場所があるので、休憩ついでに道をあける。
写真は自分の前を歩いていたグループの一人がクライミングルートに挑んでいるところ。
他の人は左手の道を進んで行った。
己を知る私も勿論、岩は登らずに普通に道を辿りました。
一応、傍に別の道もあったけど、最高峰までの道は渡渉も複数箇所あるし、ぬかるみも当然あって、乾いた岩場から一転、水っぽいルートだった。
だから「雨」がつくのか??と考えつつ進む。
大勢の方が休憩中。
写真には写っていないけど、確か道路の手前側に食堂や自販機がある。
そして道路を渡った広場側の左の方にハイカー用のゴミ箱があったはず。
奥に映る建物はトイレや休憩所。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
全体地図がどこでもドアを通ったかのような、とんでもグローバルモードになった流れ。
出発時、Garmin軌道が地面にめり込む標高になって再起動。
帰りにレコを切り忘れてバスに乗ったため、ルート修正をブラウザで行おうとしたら、GPSログが二回分に分かれていた。
一つにまとめたかったが、アプリを新規インストールしなくてはならないようなので、めんどくさくなり、二つ目のメインのログを修正し、コースタイムも修正して保存。
その時には普通に地図も表示されていたのに、翌日確認したらこんな事態になっていた。
「詳細」モードは正しいルートで出るので、よく分からないけど、記録は正しく開始と終了しましょう、という教訓としたい。
さて、山でお会いした複数の方からお薦めいただいた六甲山。
往復運賃がお高めなので青春18切符待ちだったけれど、トロいので気づいた時には使用期間終了間近に。
5回は使いきれないなと思っていたら、同僚から「購入を考えているけど使うのが最終週で、2回分が余るので4500円で買わないか」と持ちかけられた。
買う買う! 買いまっせ!
今が行きどきという神の啓示!
と言うわけで、唯一使える4月最初の週末に急遽六甲行きが決定した。
当初は今ひとつだった天気予報も、最終的には晴れ晴れに。
久しぶりに、出かける前から凄く楽しみで、夜明け前に早起き出発。
芦屋駅に着き、北側だよねと、北口から出たところにあった地図を確認すると、私鉄駅が反対にある。
あれ、じゃあ南口が正しいのか?と引き返して道路に降り立ち、ミスに気づいた。
そもそも駅の南は海だろって言う。
六甲山は北側だったろって言う。
二つの私鉄駅の中間にJRがあるとは知らなかったにしても。
しょっぱなからこれで大丈夫だろうかと思いつつ、北口に戻るのも面倒でそのまま歩き始めた。
すぐ側のバス停にハイキングスタイルの団体さんが並んでいたので、おそらく六甲方面のバスが出ているのだろう。
その後もちょっと道を間違えた気はするが、舗装路をテクテク。
登山口に近づくにつれ、人が増えた。
ガンバ大阪のサポーターグループらしき人たちが記念撮影したりしていたので、神戸との試合でもあるんかなと思っていたけど、全く関係なかったので、純粋に観光だったのだろう。
周辺に響く関西弁を聞いていると、県外に来たって実感するわ。
登山口に着いて、登山届ポストに気付き、確か伯耆大山登山に次いで人生2度目の届を提出した。
ロックガーデン入り口は道が細いのもあって行列が出来ている。
事前に調べたところ、芦屋から有馬温泉は王道ルートだけど体力はいるし、ロックガーデンも崩れやすいので落石などの危険もある、初心者向けと言われていてもナメたらアカン!みたいなことも書かれていてビビっていたけど、幸い、登りでは人様に石を落とすことも足を滑らせるようなこともなかった。
が、暑い。
まだ4月始めだしってことで長袖の上に水分は1リットル強しかない。
さらに岩の段差が大きいところも結構あり、必死で足を上げていたら、片方のふくらはぎがビキッときた。
後ろに人が来ているので休憩をとることもできず、攣りそうになるのを誤魔化しながらよじ登っていると、もう一方の脚にもきた。
まさかの序盤でコレかよ!!と焦りはしたけど、どうにか登りきれて安堵する。
行列は途中で解消され、自分と同じ時間帯に登り始めた人たちは遥か先に行ってしまったようだった。
これはロープウェイ下山かもなあ、と考えながら風吹岩に進む。
ネットでは駅から1時間〜1時間半と書かれていたけど、やはりそんな速度では歩けなかった。
風吹岩付近ではたくさんの人が休憩中。
多く見かけると言うイノシシの姿はなく、岩の上では色んな人が記念撮影している。
岡山のサッカークラブ、ファジアーノのタオルマフラーを巻いている方をお見かけして、声をかけてみようかと悩んだけれど、結局、果たせなかった。
とりあえず人が居なくなった頃合いを見て岩の上に登り、下界を撮影した後は、休憩を取らずに最高峰へ向けて急いだ。
まだまだ先は長いのだ。
岩エリアが終わると歩きやすい道になったな、と思ったのも束の間、ぬかるみだの沢だの、水っぽいエリアに入る。
渡渉もあって、水捌けが悪かったり水気が多いエリアだから「雨ヶ峠」って名前なんかな?と考えたりしながら足を動かした。
お腹も空いてきたし、出来れば日陰の邪魔にならないところで休憩をとりたいが、なかなか良い場所がない。
雨ヶ峠も人がいっぱい。
結局、最高峰まで最後の登りとなる分岐手前の本庄橋跡でようやく一息つけた。
おにぎりを食べて最高峰を目指してひたすら登る。
下が荒い砂地の滑りやすい箇所も。
途中、降りて来られるトレランの方と少し話した。
「最高峰まではあと15分くらいですよ」と言われ、「トレランの方の目安時間は信用できません」と返すと、「いや、ゆっくり歩いてですよ」と付け加えていただいたが、やはり信用できない。
実際、15分では辿り着けなかった。
知ってた!
なんとか最高峰手前の広場に出ると、これまた大勢の人たち。
お手洗いを済ませて、最高峰へ。
三角点を撮影して、端っこで地面に寝転がって休んでいる人を避けながら景色を眺めたりしてしばらくうろついた。
広場に戻る途中に誰も居ない東屋があったので、そこで少し休憩。
最高峰到着が15時台だったらロープウェイかケーブル下山のつもりだったけど、14時台だったため、休憩後は有馬温泉まで徒歩下山することに。
舗装路から山道に入るといきなりぬかるんでいたり、台風関係で行き止まりからの巻道が複数箇所あったりした。
麓近くで、広くて歩きやすくて人も多いメインルートと思しき道から、一人、別のルートを進んでみる。
薮ってたり危なかったら引き返そうと考えていたけれど、きちんと踏み跡もあったし、無事に降りられた。
確か少し急で足を滑らせそうになった記憶があるような。
電車や高速バスの時間には間に合わなかったものの、路線バスの時間には少し余裕があったので、桜まつりの風景を写真に収めて、初の六甲山を終えた。
しんどかったけれど、お勧めされるのもよく分かる。
景色もいいし、鍛えるのにもいいし、整備もされているしでとても楽しかった。
しんどかったけれど。
GW中にまた挑戦したいが、天気次第だなぁ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する