恵那の笠置山


- GPS
- 05:54
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 916m
- 下り
- 913m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:55
天候 | 快晴、頂上部は冷たい弱風があった。杉桧その他の花粉が飛散中。(翌日、花粉症発症) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笠置姫栗コミュニティセンターの駐車場を利用させてもらいました。(WCあり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
麓の登山口から山頂の笠置神社奥宮まで、整備された登山道です。 車道と交差する記録小屋は、避難小屋を兼ねています。トイレが使えるのかは未確認。 横切った車道は、ドライブや工事関係者などが、たまに通る。 山頂から北西側の散策路は、登山者が少ない印象。(誰とも行き会いませんでした) 物見岩駐車場のトイレは、この時点では閉鎖されていました。 物見岩駐車場から折り返し地点まで、私は奥宮への参道ではなく、比較的新しい地道の林道を歩きました。地図には、反映されていないようです。 ※姫栗林道からP1007は、道がはっきりと有り登れそうでしたが、下山が遅くなりそうなので引き返しました。 |
写真
感想
恵那山のすぐ近くの笠置山は、以前から気になる存在感を持つ山でした。
それは昔の人々も同じだったようで、山中には雨乞いの儀式の為とみられるペトログラフと呼ばれる古代の記号や文字が刻まれた巨岩が散在していたり、平安時代の天皇が京都の笠置山に似ていると和歌を詠んで、神社を建てさせたりしたのだとか。
現在は車で山頂近くまで上がることもでき、ハイキングの外、ロッククライミングのエリアもあるようです。
私は、南面側の里からの定番コースを歩きました。桧などの植林帯に入ると、大きな岩がゴロゴロと転がっています。花崗岩の方状節理なのでしょうか?(調べたら、もう少し柔らかそうな流紋岩のようです)直線的な割れ目や、ピラミッド型といわれる形状の岩も見られ、なにか意味のある線や形にも見えます。
沢の水音を聞きながら登って行き、交差する車道や林道を横切って山頂を目指します。
山頂には思いの外、立派な社殿が建っていました。
今朝方は冷え込み、風もあり、足元には霜柱がある。寒いので上着を着こんで移動するも、百畳岩もヒカリゴケも分からなかった。
休憩する為の比較的暖かい場所を求めて、北西面側に標高を下げて行く。展望所や観光駐車場があるはず。
見どころの案内板等は、こちら側が多くて、笠置神社の本社も北西側の麓にある。
瞑想展望台から眺めた棚田の田園風景は、どこか原風景的な懐かしさを感じた。
笠置山は、見る場所によって台形のように見えたり、三角に見えたりするけど、棚田側からはどんな形に見えるのかしら? かの天皇は行脚(東山道?)のどの地点から、この山を笠置と見立てたのだろうか?(京都の笠置山の標高は、半分にも満たない)
多分、北西側が表なんだろうなどと思う。
そして、展望台から眺めた遠望の山々は、恵まれた条件下で新雪が輝き、青空に映えて白く神々しかった。
下山して薄暗い植林帯から出た帰路は、清明の萌木が山桜と混じり彩り、正に今は、美しい季節。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する