黒岩山（中俣新道）

2014年10月23日(木) 〜 2014年10月24日(金)

• GPS: 25:14
• 距離: 25.2km
• 登り: 1,897m
• 下り: 1,890m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:44
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:44

15:15 スタート地点
16:59 中俣小屋

2日目

• 山行: 8:42
• 休憩: 1:46
• 合計: 10:28

6:02 中俣小屋
9:29 10:27 黒岩山
13:54 14:42 中俣小屋
16:30 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新潟県糸魚川市小滝の国道148号線から、小滝川に沿って走る林道入山線に入り滝上発電所前にあるゲートまで車で乗り入れる。
ゲートの少し手前に広い空き地があるので駐車場所には困らない。

※今回は途中の林道が工事中で通行止めとの情報を得ていたので、長野県小谷村の平岩〜大峰峠〜高波の池経由でゲートまで入った。

★コースタイム
1日目　滝上発電所前ゲート1515−1659中俣小屋
2日目　中俣小屋602−929黒岩山1027−1354中俣小屋1442−1630滝上発電所前ゲート

コース状況／危険箇所等

ゲートから小滝川の谷に沿って林道を8Kmほど歩くと、右の尾根にとりつく「中俣新道登山口」の小さな案内柱がある。気を付けていないと見逃してしまう。

なお、中俣小屋は林道沿いにはなく、林道からも見えないが、林道沿いにあると勝手に予想して、そのまま上流の長栂発電所方面へ少し進んでしまったが、気づいて引き返した。
登山口からいきなり急登が始まるが、しばらく登ればややなだらかになる。途中、沢の中を歩くところもあり、他にもぬかるんだ箇所が多く歩きづらい。
急坂にはロープ、鎖が数か所取り付けられている。

その他周辺情報

下山後の温泉には小谷村の姫川温泉や白馬村の八方温泉など、日帰り温泉が多数ある。白馬村の「みみずくの湯」に入浴した。600円のところ、「物見湯産」という手形を持参したので無料で利用できた。

写真

10/23 15:16

ゲート前の空き地に車を止める

10/23 15:20

小滝川の黒部川電力(株)滝上発電所

10/23 15:21

10/23 15:21

林道入山線のゲート

10/23 15:31

小滝川の渓谷

10/23 15:31

渓谷に沿って砂利の林道が続く。ところどころコンクリート舗装されている個所がある。

10/23 15:50

昨年の冬にできた新しい堰堤

10/23 15:50

このあたり一帯は糸魚川ジオパークに指定されている

10/23 15:51

大ビシと呼ばれる絶壁。ジオパークらしい景観

10/23 16:26

ヨシオ滝

10/23 16:26

滝の最上部

10/23 16:35

10/23 17:08

中俣避難小屋に到着

10/23 17:08

10/23 17:47

すでにうす暗くなっていた。
さっそく宴会を開始する。

10/24 5:58

翌日、登山路から中俣小屋を振り返る

10/24 6:31

ブナ林の中を淡々と登っていく

10/24 7:07

中俣山山頂（標高1037m）に到着。山頂というよりは尾根の肩のような地形。

10/24 7:18

紅葉のピーク

10/24 7:42

栂海新道が通る稜線の山々

10/24 7:42

長栂山、朝日岳方面

10/24 8:30

10/24 8:43

草付きが現れ、目指す黒岩山が目前に

10/24 9:21

最後の登り

10/24 9:21

山頂付近から小滝川の渓谷を望む

10/24 9:29

黒岩山（標高1624m）に到着

10/24 9:29

三角点がある

10/24 9:30

手前に点在する沼と、奥に長栂山・朝日岳

10/24 9:30

栂海新道が通る稜線の山々

10/24 9:30

そそり立つ明星山

10/24 9:47

左に雨飾山、右端は妙高山

10/24 10:33

通ってきた中俣山と紅葉

10/24 10:33

多分、犬ヶ岳・・・

10/24 11:16

下山はキノコ狩りしながら・・・天然ナメコ発見！

10/24 11:17

10/24 11:18

中腹は紅葉が美しい

10/24 11:38

クリタケもたくさん採れた

10/24 14:22

中俣小屋に戻り、一部デポした荷物を取りまとめて帰路に着く

10/24 14:24

小屋の内部

10/24 14:24

10/24 14:45

渓谷に西日が差しこむ

10/24 15:35

苔むした滝

撮影機器：

IXY 430F CANON

感想

legacy-tw

今回は今年3月以来の久しぶりの登山となりました。
仕事の都合で休日は休みがなかなか取れず、さらに夏から秋にかけて忙しかったので、間が空いてしまいました。

相方が、まだ歩いていない北アルプスの登山道を走破したいとのことで、お誘いを受けて、このマイナーな登山コースとなりました。

正直言って当初は、北アルプスの北のはずれにある標高2000mにも満たない無名の山なので、大した期待はしていませんでした。
しかし、紅葉の時期と重なったこともあって、想像をはるかに超える美しい景観を堪能することができました。
栂海新道が通る稜線と紅葉の山腹、長栂山・朝日岳の山容、北方には鋭利な山容の明星山、そして雨飾山の特徴的な姿も目に留まりました。

そして、糸魚川ジオパークに選定されている小滝川の渓谷も切り立った岸壁とあまたの滝、紅葉、イワナがたくさん生息している渓流と、見どころが多く長い林道歩きがあまり苦になりませんでした。

下山中の”キノコ狩り”も楽しかったです。相方はナメコなどたくさん採りましたが、私もクリタケを少し採らせてもらい、持ち帰りました。

中俣避難小屋も寒くはなく、快適に過ごせました。
帰路、白馬村の温泉に入り、自宅に戻ったのは夜9時近くになりました。

いろいろとお世話になった相方のAさんにお礼を申し上げます。