甲斐駒ヶ岳(北沢峠から周回)

2014年10月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,188m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:38

7:15 北沢峠
7:19 7:19 仙丈ヶ岳二合目登山口
7:25 7:25 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
7:50 7:50 仙水小屋
8:15 8:20 仙水峠
9:39 9:46 駒津峰
10:12 10:22 六方石
11:15 11:55 甲斐駒ヶ岳
12:29 12:30 六方石
13:04 13:07 駒津峰
13:41 13:41 双児山
14:50 14:53 北沢峠 こもれび山荘
14:53 ゴール地点

カッコ内は山と高原地図標準CT

登り
　北沢峠ー長衛小屋　0:10　（0:10）
　　　　ー仙水小屋　0:25　（0:30）
　　　　ー仙水峠　　0:25　（0:40）
　　　　ー駒津峰　　0:79　（0:90）
　　　　ー甲斐駒ヶ岳　0:79　（0:90）
　登り計　3:38（4:20）

下り
　甲斐駒ヶ岳ー駒津峰　0:68　（0:60）
　　　　　　ー北沢峠　1:43　（1:50）
　下り計　　2:51（2:50）

計　6時間29分　（7時間10分）　標準CT比　90％

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安市営駐車場に駐車（無料）

往路：
　芦安市営駐車場5:00頃発→広河原5:50頃着　乗り合いタクシー　片道1,200円
　　＊途中、夜叉神峠で10分ほど停車。
　広河原6:50発→北沢峠7:10着　南アルプス市営バス　片道750円（荷物代込み）
復路：
　北沢峠15:30発（最終バス）→広河原15:55着　南アルプス市営バス
　広河原16:05頃発→芦安市営駐車場16:50頃着　乗り合いタクシー

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし。
雪も全くありませんでした。

その他周辺情報

山バッジ：長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）にて購入　500円
温泉：芦安温泉　天恵泉白根桃源天笑閣　入浴料600円
　　　こじんまりとしており、露天風呂もありませんが、地元の方々が集う落ち着いた温泉です。

写真

10/25 6:12

朝の広河原。
芦安駐車場からここまでは乗り合いタクシーで。バス始発5:15よりも早く5:00頃芦安を出発しましたが、今日は北沢峠行きバスの臨時便はなく、定刻（6:50）発でした。

10/25 6:23

北沢峠行きのバス

10/25 6:48

バス車内から見えた北岳。ちょっとボケてますが。

10/25 6:52

野呂川沿いの紅葉もきれいでした。

10/25 7:11

北沢峠に到着。こもれび山荘前。

10/25 7:12

北沢峠からのバスは3台位来たようです。仙流荘からのバスが少し前に到着していました。

10/25 7:15

10/25 7:20

林道を少し戻り、この看板のところから左の沢沿いに下っていきます。

10/25 7:23

バス停から10分程で長衛小屋に到着。ここでバッジを購入きました。昨年建て替え完了しているのできれいです。今度泊まってみたい。

10/25 7:26

小屋前の橋を渡って登山道が始まります。

10/25 7:32

暫くは沢沿いの緩やかな登りです。

10/25 7:46

丸太橋で何回か渡りました。

10/25 7:50

仙水小屋。小屋前の水場の水は美味です。

10/25 7:55

樹林帯の気持ち良い道

10/25 8:02

仙水峠の手前で視界が開け、露岩帯の歩きにくいルートになります。

10/25 8:05

浮き石に気をつけて歩きましょう。

10/25 8:16

仙水峠。アサヨ峰方面の早川尾根への分岐点。

10/25 8:16

仙水峠からは甲斐駒ヶ岳、手前の摩利支天が大迫力で眺められます。

10/25 8:16

仙水峠から奥秩父方面

10/25 8:34

仙水峠から駒津峰までは標高差約480mを一気に登る急登となります。

10/25 8:44

駒津峰への登り途中から地蔵岳のオベリスクが見えました。

10/25 8:57

地蔵岳から右手に連なる早川尾根

10/25 8:57

駒津峰への登り途中から仙丈ヶ岳もくっきりと。

10/25 8:59

甲斐駒ヶ岳山頂もはっきりと見えてきました。駒津峰まではまだ30分以上登らなければなりません。

10/25 9:00

仙丈ヶ岳。きれいな山容です。

10/25 9:00

早川尾根

10/25 9:02

正面のピークが駒津峰です。

10/25 9:08

早川尾根から地蔵岳への稜線。こちらも今度歩いてみたい。

10/25 9:24

早川尾根の右奥には北岳が尖った山頂を見せています。

10/25 9:24

仙丈ヶ岳

10/25 9:39

駒津峰に到着。正面に御嶽山が見えています。合掌・・・
御嶽山の右には乗鞍。

10/25 9:40

10/25 9:40

鋸岳方面

10/25 9:40

左に木曽駒はじめとした中央アルプス、御嶽山、乗鞍、穂高

10/25 9:40

北岳、間ノ岳

10/25 9:41

仙丈ヶ岳

10/25 9:41

地蔵岳オベリスク、観音岳の右に富士山が顔を出しています。

10/25 9:41

甲斐駒ヶ岳と右に摩利支天

10/25 9:52

駒津峰からいったん鞍部まで下ります。駒津峰を振り返ったところ。

10/25 9:58

甲斐駒ヶ岳がどんどん近づいてきます。

10/25 10:13

六方石

10/25 10:15

八合目の標識があります。ここで小休止。ここまではいくつかの小ピークを通過します。
この先で直登ルートと巻道に分かれます。

10/25 10:19

八合目地点から中央奥に御嶽山、右に乗鞍

10/25 10:21

直登ルートと巻道の分岐点です。岩にペンキで表示があります。私は無理せず巻道を選びました。

10/25 10:27

最初は岩礫帯の登りです。

10/25 10:29

奥に中央アルプスと御嶽山

10/25 10:30

早川尾根と北岳、間ノ岳

10/25 10:31

この辺りから山頂までずっと砂礫の斜面になります。

10/25 10:33

トラバース道です。岩の間のすき間を通過します。

10/25 10:40

摩利支天との分岐点です。ここから山頂までおよそ30分。山と高原地図に表示のある分岐点よりも少し駒津峰寄りと思われます。

10/25 10:42

摩利支天。今日はパスします。

10/25 10:42

北岳がどんどん早川尾根の上に上がってきます。

10/25 10:45

パッと見、雪山みたいな白さです

10/25 10:49

ロープが張られている箇所もあります

10/25 10:55

下は韮崎市内でしょうか

10/25 11:00

山頂のハイカーがよくわかるようになりました。あと10分くらい。

10/25 11:10

黒戸尾根と合流しました。山頂まで5分弱です。

10/25 11:14

ハイマツの間を抜けるといよいよ山頂に到着。

10/25 11:15

風もなく快晴です。

10/25 11:21

中央アルプス、御嶽山、乗鞍、槍、穂高

10/25 11:21

中央に美ヶ原高原、その向こうには立山、さらには白馬までの大パノラマ。

10/25 11:21

八ヶ岳連峰

10/25 11:22

仙丈ヶ岳

10/25 11:22

北岳、間ノ岳

10/25 11:22

鳳凰三山の向こうには冠雪した富士山が

10/25 11:23

日本の山、ナンバーワンとナンバーツーが並び立ってます

10/25 11:24

山梨百名山の標柱

10/25 11:26

八ヶ岳連峰をアップで。奥に見えるのは浅間山でしょうか。

10/25 11:26

御嶽山アップ、まだ噴煙が上がっています。

10/25 11:27

乗鞍アップ

10/25 11:27

穂高連峰、右には槍ヶ岳。槍の穂先もはっきり分かります。

10/25 11:52

八ヶ岳連峰の左には霧ヶ峰と美ヶ原高原

10/25 11:52

鋸岳、奥には御嶽山、乗鞍、ヤリホ

10/25 11:52

左奥にヤリホ、中央には美ヶ原高原

10/25 11:53

仙丈ヶ岳

10/25 11:53

北岳、間ノ岳

10/25 11:53

鳳凰三山の向こうに富士山

10/25 11:54

山頂の東側の小ピークには駒ヶ岳神社奥社が

10/25 12:02

下山路途中から見た仙丈ヶ岳

10/25 12:02

同じく下山路途中から正面に早川尾根、北岳

10/25 12:02

オベリスクの向こうに富士山

10/25 12:36

駒津峰へはまたいくつかの小ピークを越えていきます。小さな岩場もあります。

10/25 13:08

駒津峰まで戻ってきました。下山は双児山経由です。正面は仙丈ヶ岳。

10/25 13:09

駒津峰から鋸山、中央に乗鞍、左に御嶽山

10/25 13:20

駒津峰からの下りは暫くは岩礫帯の道です

10/25 13:26

岩礫帯を抜けて樹間の道になりました

10/25 13:42

双児山に到着。ここ双児山手前の登り返しが意外と辛かった・・・
山頂から甲斐駒ヶ岳を振り返ります。

10/25 13:42

双児山山頂から正面に栗沢山、アサヨ峰と続く早川尾根、右奥には北岳

10/25 13:43

双児山山頂標。傾いています。

10/25 13:43

双児山山頂が駒ヶ岳4合目だそうです。

10/25 13:53

双児山からの下りは樹間のジグザグの下り道が続きます。

10/25 14:21

駒ヶ岳2合目

10/25 14:43

北沢峠まであと10分くらい。下りも緩やかになってきます。

10/25 14:50

こもれび山荘の横手が登山口です。

10/25 14:51

こもれび山荘横の駒ヶ岳登山道入り口。

こもれび山荘の正面は仙流荘行きのバス停、北沢峠行きバス停は山荘の左手にあります。

撮影機器：

Nikon 1 J1 ニコン

感想

sonorhana

天気予報通りの快晴に恵まれて素晴らしいパノラマを楽しみながらの山行となりました。
登りは、仙水峠でいったん甲斐駒ヶ岳と摩利支天の迫力ある光景に接してますが、すぐ駒津峰までのきつい急登をこなさなければなりません。それも駒津峰に立つと正面に甲斐駒ヶ岳の大迫力と北岳、仙丈、鳳凰三山などの眺望に恵まれ、急登の疲れが癒されます。
駒津峰からはいったん鞍部まで下ったのち、甲斐駒ヶ岳山頂に向けて小さなアップダウン、砂礫のトラバース道を慎重に進みながら摩利支天との分岐へ。ここまで来ると山頂もすぐです。砂道を滑らないように最後の登りをこなしハイマツ帯を抜けると、待望の甲斐駒ヶ岳山頂に到達です。
山頂からのパノラマはまさに360度、遮るものの無い素晴らしいものでした。八ヶ岳全容、北アルプスから中央アルプスにかけて、五竜・鹿島槍から槍・穂高、乗鞍、御嶽、さらに南東側は仙丈、北岳、地蔵岳とその向こう側には冠雪した富士山も見え、まさにオールスターキャスト勢揃いでした。
北沢峠へのバスも11月頭で今年の運行終了、いよいよこのエリアも冬山シーズンとなる訳ですね。