初夜行バスで奥日光ハイク（山王帽子＆刈込湖）

2014年10月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 12.2km
• 登り: 988m
• 下り: 910m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:38

5:20 スタート地点
6:33 6:33 山王帽子山登山口
7:36 7:55 山王帽子山
8:25 8:30 山王帽子山登山口
9:19 9:20 切込湖
9:29 9:29 刈込湖
10:22 10:23 小峠
10:53 10:54 湯元温泉バス停
10:58 10:58 湯の家
10:58 ゴール地点

天候

見事な快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス

行き）前日21:55秋葉原発〜竹橋でバス乗換〜05:10光徳温泉
帰り）12:00の湯元発バス。乗車は私含め2名のみ。中禅寺湖まではガラガラでしたが、そこからはたくさんの観光客が乗車です。が、臨時バスも出ていました。

コース状況／危険箇所等

行程は全て整備され踏みならされた登山道。早朝ゆえ、霜柱が気持ちよくできていて、贅沢なほど踏み放題でした。

その他周辺情報

行き、光徳温泉駐車場は自動点灯のきれいなトイレがあり重宝しました。ただしヘッデンがないとトイレ自体を見つけられませんので夜明け前に着く方はご注意。
下山後は湯元にたくさんの日帰り温泉場がありますが、11時からやっているところは少なかったです。午後になったら選び放題。

写真

10/24 21:32

秋葉原ヨドバシカメラ前のバスロータリーが今日の出発地です。周囲にちらほら、10名くらいの登山スタイルの人が見られます。

10/24 21:55

秋葉原からのバス。半分くらいの乗車状況。

10/24 22:23

竹橋の写真は撮り忘れました。奥日光・丸沼方面、9割くらいの乗車でした。乗車次第、就寝準備をしました。そのまま下車まで、席を立つことなく過ごしました。

10/25 5:23

05:15、バスを光徳温泉で下車。まだ闇夜です。ちなみに駐車場は、1割くらい（5台くらいかなー）の駐車でした。

10/25 5:19

ヘッデンを装着して、なんとかトイレを発見。ヘッデンがなかったら何もできないところでした。

10/25 5:13

トイレはうれしいことに、自動点灯の明かりがありました。「誰でもトイレ」にベビーベッドがあったので、そこでもろもろ準備をさせていただきました。

10/25 5:23

05:23出発です！寒い〜。けど、手袋はなくても大丈夫。唯一、顔が冷たいです。でも、真っ暗な中進むのってこわいよー。なにやら動物の鳴き声が聞こえるし。。。でもがんばる！

10/25 5:25

光徳牧場の横を過ぎていきます。ここは以前、来た時の記憶があるので、ちょっと安心。

10/25 5:26

こういう案内って、暗い中だと特にありがたいです。

10/25 5:26

少し、夜明けの空になってきたかな・・・。

10/25 5:27

しかしなお、不安な気持ちで歩いていたのですが、道標がたくさん出てくるのでなんとか進みます。

10/25 5:28

道はこんな風に整備されています。感謝ですねー。

10/25 5:47

夜明け前、枯れ木が立ち上り、とっても幻想的な景色を見せてくれました。

10/25 5:47

やっと、ライトなしでも道が見えるようになってきました。

10/25 5:50

幻想の男体山。

10/25 6:01

日光らしい木道もあります。

10/25 6:01

10/25 6:03

石を割ってはえている木がありました。

10/25 6:03

根本はこんな、かっこいい割れ石。

10/25 6:05

もうすぐ山王峠

10/25 6:05

シラカンバ？ダケカンバ？・・・シラカンバぽい。素敵な森。

10/25 6:14

この手の階段が結構出てきます。段差が大きく、ちょっと登りづらいですね。

10/25 6:19

何か動物のフンがありました。

10/25 6:20

この高さは、クマザサじゃなくてチマキザサかな。前に日光に来た時に教わった知識。

10/25 6:21

山王峠着。出発から約1時間です。

10/25 6:22

明るくなり、気づけば道には霜柱ができていました。踏み放題。

10/25 6:22

霜をアップにするとこんな感じ。立派な柱です。東京住まいの私にはもちろん、今年初です。

10/25 6:24

朝日が昇ってきて、よい感じの紅葉も見えてきました。

10/25 6:25

おお、これぞ日光の木道。

10/25 6:25

木道や、木道脇のベンチ、見た目はこんな感じでしたが・・・

10/25 6:26

実は表面には、霜が降りていました。ベンチに座ったら危うく濡れてしまうところでした。

10/25 6:31

笹の葉にも霜が降りていました。

10/25 6:31

このあたりは、すっかり紅葉も終わり、箒のような冬の木になっています。

10/25 6:33

お、道路だ！

10/25 6:34

次の登山道に向け、右に曲がります。

10/25 6:34

山王帽子山への登山道口は道の50m程度で左手に。

10/25 6:39

整備されているんだけど…

10/25 6:46

こういう、段差の大きい箇所がたびたび登場です。足の置き場探しをしないとつらい。

10/25 6:50

いくらか急登になってきます。

10/25 6:52

「え、雪？」と思ったらただの岩でした。

10/25 7:01

ワニみたいな苔むした木。かわええ。

10/25 7:11

しっかり朝日が昇ってきました。

10/25 7:27

けっこうな九十九折の急登が続いたあと、やや緩やかなところに出ました。

10/25 7:29

抜けたろころから素晴らしい青空です。

10/25 7:34

山頂かな…と思ったら

10/25 7:35

はい到着。登山口から1時間。実はこのとき、じんましんの気配を感じておりました。

10/25 7:43

軽く朝食。おにぎりとスープ。

10/25 7:43

男体山がきれいに見えました。

10/25 7:56

この岩の上でご飯を食べておりました。じんましんがひどくなると怖いので、太郎山まで行くのはやめて、下山します。ま、今日はピークハントが目的じゃないし。

10/25 8:11

行きに見た、ワニのような苔倒木を上からも撮影。ふふふ。

10/25 8:16

これが、登りの時も下りのときももっとも難儀した段差。1m位の落差があるのに、足の置き場がないのでした。

10/25 8:24

さ、登山口まで降りてきた。ちなみに下りは、5名くらいの方とすれ違いました。「早いね！」といわれましたが、そのたびに「いや、太郎までは行っていないんですよ・・」と。

10/25 8:25

刈込湖方面に戻る入り口（さっき出てきたところ）なのですが、標識がなく、一度通っていなかったらわかりにくいですね。

10/25 8:27

さっそく木道なのですが・・・

10/25 8:27

日が差したところから、霜が解け始めていました。いい感じ！

10/25 8:29

10/25 8:31

ここからは、ほんとによく整備されたハイキングコースです。まずはこんな風に石の階段

10/25 8:32

道も砂利が敷いてあるし・・・。

10/25 8:36

そしてほどなく、涸沼、見えたよー！今日はこの涸沼がとっても楽しみだったのでした。

10/25 8:44

涸沼の特徴は、下から紅葉がしているということ。ほんとだ！実物を見られて、ほんとにうれしいのです。

10/25 8:43

パノラマもすごいよ！この景色の中、ほかには誰もいない。おそらく今、ここ涸沼エリアには私しかいない。たった一人でこの景色を独占しているなんて、贅沢すぎる！

10/25 8:50

そして、地面は、一面の霜柱。こんな風景は生涯で初めてかも。

10/25 8:50

アップも。科学の神秘を感じます。

10/25 8:51

涸沼の説明です。これを、以前来た時に読んで、非常に興味を持ったのでした。

10/25 8:52

周囲の木に、不思議なものを見つけました。枝から筋状に垂れる、つららのようなもの・・・・。蜘蛛の糸に霜が張ったのかしら？

10/25 9:01

涸沼を去り、再び森に入っていきます。

10/25 9:05

刈込湖まで1.5kmと出ましたが…

10/25 9:14

すぐに切込湖が見えました。

10/25 9:16

10/25 9:17

10/25 9:22

刈込湖と切込湖の間はつながっています。

10/25 9:25

湖面に映る、素晴らしい晴天。

10/25 9:34

10/25 9:38

ほどなく刈込湖へも到着。涸沼から50分弱。

10/25 9:57

刈込湖からは、まず、木の階段が続く急登です。

10/25 10:06

苔むした岩岩が出てきます。

10/25 10:06

すばらしい杉苔。

10/25 10:12

木階段ゾーンを抜けると、広い道になります。

10/25 10:17

「立ち入り禁止」の看板。確かに、何もなかったら進みたくなる道です。正規ルートは下り段差だったので、特に。

10/25 10:20

これも道標のふりして、立ち入り禁止を示していますね。

10/25 10:22

ほどなく

10/25 10:23

小峠です。前来た時は、湯元から上がってきて、出発早々ながらへこたれてしまったので、ここで小休止をとったのを思い出しました。

10/25 10:25

ま、小峠後、だらだらとしながらも緩い下りが続きましたので、登りの場合は疲れますよね。

10/25 10:25

10/25 10:29

ロープ場？と思ったけど、斜度のせいではなく、落ちそうな崖があるためでした。

10/25 10:30

10/25 10:31

それにしても素晴らしい快晴！

10/25 10:39

立派な紅葉。

10/25 10:41

道路！もう、硫黄のにおいがしっかり漂っています。

10/25 10:42

10/25 10:46

湯元が見えました。階段を下りればゴールです。登山ではない観光の方がたくさん階段を上ってきましたが、どこに行くんだろう？まさか刈込湖まで？

10/25 10:47

10/25 10:47

湯気がもくもく、源泉ですなー。さ、温泉温泉！

10/25 10:51

無料？足湯がありました。

10/25 10:52

まずはバス停の場所と時間をチェック。

10/25 10:57

こちら、お世話になった日帰り温泉（の裏側）。11時からやっていたのでありがたかったです。

10/25 11:58

12時のバスに乗れました。

10/25 12:12

早朝に到着した、光徳温泉をバスから撮影してみた。明るいと、明るいんだよねー・・・。

10/25 12:49

楽しみにしていたいろは坂。路線バスの運転手さんの運転は見事で、安心しながらスリリングなドライブを楽しみました。

10/25 12:54

ニュースでは、いろは坂の紅葉がピーク、とのことでしたが、うーん、いまいちパッとしないような。

10/25 12:54

ね。なんとなく茶色がかっているような。。。ま、いっか、ピークの日光を楽しめました。

10/25 12:57

最後に、女峰山？の絶壁。いつかあなたにも登らせていただきますね。

装備

個人装備

長袖アンダー 半そでＴシャツ フリース 化繊ダウン（日が昇ったら脱いだ） 調圧タイプのタイツ 中厚長ズボン 靴下2枚重ね（5本指＋中厚） ストックは使わず 手袋も使わず 500mlナルゲンボトル（飲み切らず） 500mlテルモス（飲み切らず） 1Lブラティパス（手を付けず） おにぎり2個 パン2個

備考

ベンチに霜がついていましたので、防水タイプのスカートをもっていけばよかった、と反省です。

感想

hnhn

今回は、来年に備えて夜行バスを経験するというのが主な目的。ちゃんと眠れるかどうかわからない初の夜行バスで、いきなり八ヶ岳など本気の山は怖いので、行ったことのあるハイキングコースが楽しめる奥日光方面にしました。
思えば奥日光刈込湖ハイキングコースは、私が山に目覚めた記念すべきコース。。たった4か月前のことなのに、あのときはこのハイクコースすら、ヒーコラたいへんで、ものすごい筋肉痛になったものでした。
さて、夜行バスは、いろいろ予習して「マスク、耳栓、アイマスクがわりのニットキャップ、寒さ対策にひざ掛けダウンジャケ」と万全にして臨んだ結果、計画通りに乗車から下車まで、トイレ休憩で立つこともなく、じっと睡眠タイムを確保できました。といっても、しっかり寝られたというわけではなかったのですが、うつらうつらは続けられました。隣席の方もトイレに立ったりしなかったのもありがたかったです。ただ、朝、やはり完調とはいえませんでした。結果として、コースを短縮することにもなりました。…が、これも想定内さ！ということで。
というのは、当初、山王峠から太郎山までピストンして、それから刈込湖〜湯元周遊をする予定でした。しかし、山王帽子山を目指す途中で、頭がかゆい…微妙な鳥肌…
「あ！これはじんましんの前兆っぽい！」という事態に見舞われました。数年ぶりの感覚ですが、疲れているときにじんましんが出やすいというのは昔からのことです。で、とりあえず山王帽子山までは行きましたが、そこで折り返すことを決意しました。山王帽子山は、あまり展望のよくない山頂だったのですが、まあ、大きな岩の上で朝食もゆっくりできたので、太郎山にはまた今度、コースを変えてリベンジ使用と思います。
刈込湖ハイキングコースは、4か月前のヒーコラが不思議なほど、緩やかなコースに感じられ、経験は学習をくれるよな、と思いつつ、自分の成長がうれしく思いました。あの時は靴も服装も、歩き方も知識ゼロでしたので、苦労したのも当然だよなー、など。
そして、締めの湯元の温泉は、非常に気持ちよかった！源泉に近く、温度の高い湯は冷えた体にとっても気持ちが良かったです。歩いてきて体は熱かったのですが、なぜか太ももの裏側が冷え切っていたのをゆっくり温目ることができました。
バスを神橋でおり、江戸好きとして日光ラブなわたくし、若干の日光観光も楽しみました。駅までの道すがら、お土産の湯葉を買い込んで、無事に日の明るいうちに東京に帰り着き、楽しい楽しい一日が終わりました！

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コメント

hirok

文句なしの晴天でしたね
hnhnさん、こんばんは

これ以上ない晴天に恵まれて良かったですね
バス予約して、天気が悪いとどうするんだろうなんて思ったりしたのですが、
そんな心配が全く不要な天気でした。
でも暗いうちにバス下ろされちゃうのですね。
慣れていないと不安になるのでしょうが。

体調がbestでなかったようで残念でしたが、
観光もして、明るいうちに帰れて、楽しめたようで何よりです

hnhn

Re: 文句なしの晴天でしたね
hirokさん
誠に遅レス、申し訳ないです。今週、出張やら珍しく仕事が立て込むなどあり、、、
日光行きがつい先週とは思えないほど遠い記憶。すっかりじんましんがでかかったことを忘れるほど元気です。
バスは、慣れですね。暗いうちに降ろされたのは、そのあと、さらに奥に行くコースがあったので、想定内でした。夏なら、すっかり朝日が上がっていたのでしょう。
どんどん、いろんな経験を積んでいきたいものです。