ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 537637
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

*八ヶ岳 稲子岳* 南壁左カンテルート 秋空の下、緊張の初リード

2014年10月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
O-yama mituki その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:12
距離
11.1km
登り
1,245m
下り
1,239m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
1:25
合計
7:50
7:52
78
9:10
9:23
53
10:16
10:46
150
南壁取り付き点
13:16
13:58
50
終了点
14:48
14:48
54
15:42
稲子湯
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
稲子湯駐車場 1日300円
稲子湯スタート
紅葉の中気持ちよく歩く
2
紅葉の中気持ちよく歩く
沢沿いを歩く
しらびそ小屋
とっても趣がある素敵な小屋
9
しらびそ小屋
とっても趣がある素敵な小屋
ミドリ池
今日はあそこへ行きます
18
今日はあそこへ行きます
このあたりから右に入っていきました
このあたりから右に入っていきました
最初は目印があったものの次の目印が見つからず。あの目標に向かってひたすら直進!
2
最初は目印があったものの次の目印が見つからず。あの目標に向かってひたすら直進!
踏み跡も無く、足元はふわふわいつ落ちるかわからないような苔むす狭い藪漕ぎが続く。
6
踏み跡も無く、足元はふわふわいつ落ちるかわからないような苔むす狭い藪漕ぎが続く。
目印の大岩見つけた。
3
目印の大岩見つけた。
大岩から踏み跡がしっかり。
大岩から踏み跡がしっかり。
ここに出た。
取り付き点を探す為左側を登る
1
ここに出た。
取り付き点を探す為左側を登る
案外急登。疲れる・・・
4
案外急登。疲れる・・・
南壁取り付き点到着
7
南壁取り付き点到着
取り付き点から下を覗く
1
取り付き点から下を覗く
目印の赤黒テープ
2
目印の赤黒テープ
右下にある赤いハーケンも目印
6
右下にある赤いハーケンも目印
素敵な景色の中、リンゴケーキで一息入れます
11
素敵な景色の中、リンゴケーキで一息入れます
先陣はヤマちゃん
5
先陣はヤマちゃん
ヤマちゃんとロープを繋いでいるYさんがビレイ
11
ヤマちゃんとロープを繋いでいるYさんがビレイ
ヤマちゃんてばランナーを
この先ずっと取らずにいっちゃった・・・
4
ヤマちゃんてばランナーを
この先ずっと取らずにいっちゃった・・・
今度は私が師匠とロープを繋いで初リード。
途中、岩の間で振り返る。もちろんわたしは怖がりなのでいっぱいランナー取りながら登る。
3
今度は私が師匠とロープを繋いで初リード。
途中、岩の間で振り返る。もちろんわたしは怖がりなのでいっぱいランナー取りながら登る。
先に登って行ったヤマちゃんからピッチ切れるところがないよぉって声が。
1
先に登って行ったヤマちゃんからピッチ切れるところがないよぉって声が。
そこで短いけれど私はここで一度ピッチを切る。
1
そこで短いけれど私はここで一度ピッチを切る。
狭いながらも安定したテラス
6
狭いながらも安定したテラス
ぽかぽか♪
Yさんスルスル登ってきて、一旦私と同じしっかりとしたテラスでヤマちゃんをビレイしてヤマちゃんをその先へ進ませる。
8
Yさんスルスル登ってきて、一旦私と同じしっかりとしたテラスでヤマちゃんをビレイしてヤマちゃんをその先へ進ませる。
ヤマちゃんが次の支点をゲットしたのでYさん登っていきます
3
ヤマちゃんが次の支点をゲットしたのでYさん登っていきます
ずいぶん崩落していて落石になってしまいそうな岩が多い
3
ずいぶん崩落していて落石になってしまいそうな岩が多い
師匠が登ってきて安定したところに出たのでカメラを向けポーズをとってと頼むと何故かファイティングポーズ・・・
12
師匠が登ってきて安定したところに出たのでカメラを向けポーズをとってと頼むと何故かファイティングポーズ・・・
気持ちいい晩秋の一日
8
気持ちいい晩秋の一日
ビレイ点から横壁を見ると垂直の壁にハーケンが等間隔に
人工登攀で登ったのでしょう
7
ビレイ点から横壁を見ると垂直の壁にハーケンが等間隔に
人工登攀で登ったのでしょう
次のピッチをヤマちゃんが行く
次のピッチをヤマちゃんが行く
このチムニーは岩がかぶっていて狭いので上方では後ろ向きに上がるようなスタイルに。
2
このチムニーは岩がかぶっていて狭いので上方では後ろ向きに上がるようなスタイルに。
私も壁に背中をつけ後ろ向きになり足をつっぱって登りました
4
私も壁に背中をつけ後ろ向きになり足をつっぱって登りました
安定したところでパチリ
私のビレイをしてくださっている師匠
3
安定したところでパチリ
私のビレイをしてくださっている師匠
ここはピナクルで
4
ここはピナクルで
さぁ、ラスト
本来のルートは左を上がるらしいけれど私のリードでは厳しそうかもとヤマちゃんが優しそうな右を選んで登っていく
6
本来のルートは左を上がるらしいけれど私のリードでは厳しそうかもとヤマちゃんが優しそうな右を選んで登っていく
周りの岩もかっこいいです
3
周りの岩もかっこいいです
遠くまでず〜っと見える
3
遠くまでず〜っと見える
私も頑張ってリード
6
私も頑張ってリード
岩がグワングワンいっていてかなりビビっていますが
16
岩がグワングワンいっていてかなりビビっていますが
初めてのルートなので先がわからずここで切る。結局このまロープを伸ばして終了点まで行けます。
3
初めてのルートなので先がわからずここで切る。結局このまロープを伸ばして終了点まで行けます。
一番最後の優しいところは先頭。
5
一番最後の優しいところは先頭。
最後にはしっかりとした終了点ありました。
一応師匠をビレイするものの必要なしって感じでほぼフリーで上がられてしまいました・・・
2
最後にはしっかりとした終了点ありました。
一応師匠をビレイするものの必要なしって感じでほぼフリーで上がられてしまいました・・・
ヤマちゃん後続パーティーをのぞき込む
6
ヤマちゃん後続パーティーをのぞき込む
同じルートを上がってきている後続パーティー
1
同じルートを上がってきている後続パーティー
なんと後続パーティーはMさん
6
なんと後続パーティーはMさん
先週の土日はこのMさんに岩トレでしごかれていました。とても笑顔の素敵な鬼教官です
3
先週の土日はこのMさんに岩トレでしごかれていました。とても笑顔の素敵な鬼教官です
Mさんがビレイしていた女性も登ってきました
2
Mさんがビレイしていた女性も登ってきました
みんな仲良しなのでしばらく談笑
15
みんな仲良しなのでしばらく談笑
Mさん達パーティーとはここでお別れ
2
Mさん達パーティーとはここでお別れ
下山はあの稜線を下ります
3
下山はあの稜線を下ります
歩きやすい♪
帰りは踏み跡がしっかりとしていて迷う事はありませんでした
帰りは踏み跡がしっかりとしていて迷う事はありませんでした
登山道に合流
静かなミドリ池。お疲れ様でした。
13
静かなミドリ池。お疲れ様でした。

感想

北八ヶ岳の稲子岳。
南壁の最高のロケーション。以前は100を超えるルートがあったという素晴らしい岩場だけれど、崩壊が進み今登れるのは冬場のルートを合わせても僅かしかありません。
今回は私のアルパインルートデビュー戦として師匠から計画書が送られてきました。
いつもはフォローで登っているので怖い怖いといいながらも安心感がありました。
今回は師匠と組んでオールリードで登るようにと。
リードは絶対に落ちることができない・・・緊張しまくりでした。
怖がりな私は浮石にビビりながら、グワングワンする岩に確かめ確かめそっと足を置き、先に登って様子を見てくれているヤマちゃんYさんパーティーに助言を受けながら何とか初オールリードでアルパインルートを登りきることができました。
毎回少しずつではあるけれど成長させてくれる仲間に感謝。

稲子岳のトポはずいぶん古い文献だったのでとてもあてにならなかったです。
1P目の左カンテルートは35mというものでしたけれどもっと短かったような・・
初心者ルートなのでクライミングの難易度は高くないものの崩落が激しく大きな岩の浮石(浮き岩?)も多く気が抜けませんでした。
また取り付き点までのルートがみなさんもおっしゃっている通り道迷いしやすく私達も目印をすぐに失いました。それでも目的の壁は見えていたのでそこに向かってずんずん進んでいきたどり着けました。
稲子岳南壁は温かな日差しの降り注ぐ高度感も景色もバッチリな気持ちいいルートでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1669人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
東天狗岳(みどり池入口より往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら