六甲山系・土樋割峠〜雨ヶ峠〜打越峠 花シリーズ 六甲前山で花を探そう
- GPS
- 04:51
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 357m
- 下り
- 786m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:52
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阪急芦屋川駅北広場9:20集合、阪急バス9:30⇒東おたふく山登山口 |
写真
感想
六甲最高峰を目指さないのが「前山巡り」ですが、今日はその前山にも登らず、峠巡りで花探しに行きます。バス停で体操、土樋割峠までの舗装路を登ります。最初の出会いは五葉アケビです。白やピンク色の萼片に濃い赤紫の花のグラデーションがきれいで可愛いです。
土樋割峠から雨ヶ峠にかけては、ミヤマハコベ、ハタザオ、キランソウ、エイザンスミレ(比叡山に生育することに由来、葉に大きな切れ込みがありスミレの葉らしからぬ感じ)、シロバナショウジョウバカマ(花は終わっている)といろいろな花が見られてワクワクします。
雨ヶ峠で一休みしてから黒五谷を目指します。登山道脇にはマムシに似た皮を被ったコウライテンナンショウ(マムシグサ)がタケノコの様な格好で出ていたり、コアジサイが緑色の花蕾をつけていたりと、季節の変わり目を感じます。
ゴルフ場の尾根でシュンランと出会います。日本を代表する野生ランの一つで、春蘭、春に花咲くことが由来です。その野趣、素朴さからか花言葉は「飾らない心」「気品」だそうです。山菜でもあるとか……。
黒五谷分岐から沢筋を歩き黒五谷第二堰堤を望む休憩所(標高400m)で昼食。涼しさを越えた風も吹いてきますが(木に掛かっている寒暖計は13℃を示す)青もみじに覆われてとてもきれいな所です。
昼食後、秋のすばらしい紅葉に想いを馳せながら、黒五谷を楽しみます。サイハイランに出会います。花は蕾のようですが、開くと采配(戦場で指揮するために振った道具)のようになるらしいです。そしてその後、クリンソウの群落地にやって来ました。六甲高山植物園よりたくさんありそうです。知る人ぞ知る群落地、サイハイランもクリンソウも保護されているようです。
その後、打越峠に向かう途中、シロバナウンゼンツツジ、八幡谷でホタルカズラの青いかわいい花に出会いました。楽しい一日でした。こんなに身近な所に花や紅葉の名所があることに感激です。(NAK)
裏山とも言える近くの山にも、よく見ると沢山の花が咲いていました。
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