富士山(双子山)
- GPS
- 04:43
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 874m
- 下り
- 877m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:43
天候 | 曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御殿場登山口へ分岐する県道152号はこの時期封鎖されているため、太郎坊トンネル西側の空きスペース(2〜3台分)か、分岐点周辺に路駐する必要がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
最終到着地点(2161m)まではアイゼンの必要はなく、シールで歩き通せた |
写真
感想
[b]■感想[/b]
ガスで視界が悪く、上部はモナカ雪だったにも関わらず文句なしに面白かったです。
ともかく雪が多かった。
東京から近いし、これだけ雪が多ければ何度でも来たいところですが、関東でこれだけの大雪が降ることはそうそうないか・・・
[b]■記録[/b]
富士山下部の寄生火山であるこの双子山には以前もスキー目的で来たことがあるが、その時は雪不足で結局滑らずじまいだった。
が、今年は2度に渡る関東への記録的大雪で富士山は麓まで真っ白。このチャンスを逃すわけにはいかないと、西高東低の日を狙って再び双子山に登ることにする。
8:49 1227m 太郎坊洞門発。以前来たときは車道を使わず真っ直ぐ北西に登っていったが、今回は他の人の例に倣い、未除雪の県道152号を通って新五合目駐車場へ向かう。これだと多少遠回りになるが、歩きやすいし、まあいいだろう。
雪は多く始めからシールで歩ける。
9:16 1413m 新五合目駐車場。この先は御殿場口登山道を使わず、南側の沢を登る。
この辺りから深いガスに包まれ、何も見えない中をGPSを頼りに登っていく。
すると突如としてガスが切れ、双子山や宝永火山まで見通せるようになる。スキー場でもこうはいかないだろうというくらい真っ白で広大なスロープが目の前に広がり、俄然やる気になる。
このコンディションで、すぐ目の前の双子山往復だけというのはもったいない。双子山は取りやめ、とりあえず午前中いっぱい宝永山に向かって登れるだけ登ることにする。
11:00 1920m 次郎坊(旧二合五勺)。さらに登ってほどなく御殿場口登山道(大砂走り)に合流。登山道沿いには目印となる木柱が等間隔に並んでいるので、以降はそれに沿って登る。
ガスは先ほど以上に晴れることはなく、むしろだんだんと深くなっていく。切れ切れに見えていた宝永山も、もはや姿を現すことはない。
12:02 2161m 場所的には中途半端だが、12時を過ぎたということでここを終着とする。さほどのラッセルではなかったのだが、途中で足が止まり、時間の割りにいくらも登れなかった。
休憩がてらガスが晴れないかちょっと待ってみるが、逆にどんどん濃くなり、もはや登山道の目印すら見えなくなる。
12:25 滑降開始。滑り出しは完全なホワイトアウトで上下の感覚すらなく、ろくにターンもできない。
それでも、しばらくすると次の目印ぐらいは見えるようになり、それを頼りになんとか滑れるようになる。モナカ雪だし雪面もよく見えないので滑りづらいのに変わりはないが、これはこれで意外と楽しい。
さらに下って双子山の横まで出ると、ガスはだいぶ薄まって滑るのに支障なくなる。傾斜もいい感じで緩やかになり、モナカ雪のいい練習になる。普段はモナカ雪の滑降なんで辟易するのだが、これだけ広大なスロープだと楽しいものだ。
13:05 1633m 山頂への登山道のルートを離れ、双子山側の沢に入る。沢といってもさほどの窪みではないのだが、雪は30cmほど吹き溜まっており、非常に滑りやすく実に楽しい。そのまま駐車場まで快適に滑る。
13:21 1415m 新五合目駐車場入口。このまま往路通りに車道を滑って戻ろうと考えていたが、間違えてそのまま真っ直ぐトンネルへ向かうルートに入ってしまう。
この方が効率的ではあるが、途中木が濃くなってヤブ漕ぎする羽目に。それでもすぐにまた適度な林間となり、そのまま駐車地点へ滑り込むことができた。
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