乾徳山西壁 (旗立岩中央岩稜、頂上岩壁第一岩稜、頂上岩壁第三岩稜)

2014年10月25日(土) 〜 2014年10月26日(日)

• GPS: 17:06
• 距離: 15.7km
• 登り: 2,056m
• 下り: 1,684m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 3:25
• 合計: 9:20

10:00 乾徳山（南）林道
10:55 11:20 月見岩
12:00 12:30 懸垂開始点
13:45 14:10 旗立岩中央岩稜取り付き
14:10 14:50 1P目
15:00 15:40 2P目
15:45 16:20 3P目
18:45 18:55 月見岩
19:20 高原ヒュッテ

2日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 4:50
• 合計: 8:30

8:30 高原ヒュッテ
8:50 0:00 月見岩
9:30 9:50 乾徳山
10:00 10:50 夢窓国師座禅窟 (頂上岩壁第三岩稜取り付き)
10:50 11:45 1P目
11:50 12:20 2P目
12:20 12:35 乾徳山
12:45 13:05 頂上岩壁第一岩稜取り付き
13:05 13:55 1P目
14:00 14:30 2P目
15:50 0:00 月見岩
16:15 16:35 高原ヒュッテ
17:00 乾徳山（南）林道

天候

25日: 晴れ、26日: 晴れのち曇りのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
荻窪(6:00)━(中央自動車道)━(9:40)乾徳山（南）林道

・大平高原まで一部未舗装路。大平高原の駐車場より先に進み、乾徳山（南）林道に駐車可。

コース状況／危険箇所等

【旗立岩中央岩稜アプローチ】
・ハイキングコースを進み、最初に出てくる見晴らしの良い広場脇に懸垂支点がある
・1回目の懸垂はチムニーの懸垂
・2回目の懸垂はガレ方面へ
・2回目の懸垂の後は歩いてさらに下り、岩を回りこむようにトラバースして旗立岩基部へ
・落石注意
・懸垂せずに左岩稜とのルンゼを歩いて下る方法もあるらしい

【旗立岩中央岩稜】
・1P目は比較的残置ハーケンが多い
・1P目の小ハングはトラバースするより直上する方が楽なように感じた
・2P目は優しい岩稜を登る
・3P目は開放感のある岩稜。スラブが気持ちいい
・3P目の終了点として新しいハンガーが2つあるが、まだ少し岩稜は続くのでもう少し進んで適当な岩を終了点とするのが良い

【頂上岩壁第一岩稜アプローチ】
・頂上直下の天狗岩手前の土の小ルンゼを下りトラバースし、大テラスへ
・天狗岩基部から岩をトラバースしても良いが、2級程度のクライムダウンがある

【頂上岩壁第一岩稜】
・1P目に残置ハーケンがいくつかあるがボロボロ

【頂上岩壁第三岩稜アプローチ】
・乾徳山山頂から北へ進み、小さなハシゴを3つ程下りたところで、西側の樹林帯へ下る
・踏跡は割りとしっかりと付いている
・枝も最近切られた跡があった
・踏跡にしたがって樹林帯を下り、左へトラバースすると、夢窓国師座禅窟に到着
・夢窓国師座禅窟のすぐ右が取り付き

【頂上岩壁第三岩稜】
・1P目に残置ハーケンがいくつかあるがボロボロ
・1P目に剥がれそうな大きな岩に乗る、怖い
・1P目は比較的新しいハーケンが打ってあったようで、それでA0もしくはA1をするらしい。気付かずにフレークを使ってレイバック気味で登った。A0しないと5級程度に感じた
・2P目は優しい岩稜

【装備】
・カムはキャメロット#1以下のサイズが使いやすい
・ナッツも少し使用したが無くても問題ないと思う
・ハーケンは結果的にあまり使用しなかった

【参考資料】
岳人 2000年11月号 (641号)

その他周辺情報

【花かげの湯】
安くて快適な温泉。
ただし、少し混んでいると食事が出てくるのが遅いので注意。

写真

10/25 9:34

大平高原の紅葉

10/25 9:47

大平高原の駐車場よりもう少し進んで、乾徳山（南）林道に駐車

10/25 10:04

乾徳山（南）林道の登山口

10/25 10:37

紅葉

10/25 11:23

扇平と月見岩

10/25 11:23

富士山

10/25 11:51

乾徳山ハイキングコースの岩場

10/25 12:30

旗立岩中央岩稜の取り付きへは2Pの懸垂下降。1回目の懸垂支点

10/25 12:30

このチムニーを懸垂下降する

10/25 12:32

チムニー懸垂中

10/25 12:40

2回目の懸垂支点

10/25 13:05

2回目の懸垂下降

10/25 13:43

2回目の懸垂後は旗立岩の取り付きに向けて中央岩稜を回りこむ

10/25 13:47

旗立岩中央岩稜の取り付き

10/25 13:53

このガレを下って取り付くこともできるらしい

10/25 14:22

旗立岩中央岩稜1ピッチ目

10/25 15:22

2ピッチ目終了点

10/25 15:22

2ピッチ目終了点より

10/25 15:50

3ピッチ目

10/25 16:05

3ピッチ目終了点

10/25 17:00

2ピッチ目終了点にいる後続パーティを応援

10/25 17:01

南アルプスと夕焼け

10/25 17:13

3ピッチ目を応援

10/25 17:52

3パーティ目が終了点に到着した頃には真っ暗。塩山の夜景

10/26 6:31

錦晶水

10/26 6:38

10/26 9:21

乾徳山山頂から紅葉

10/26 9:50

中央岩壁第三岩稜へは、山頂から北へ進み、小さなハシゴを3つ下りた箇所から西側の樹林帯へ下りる

10/26 9:52

途中にケルンが積んであった

10/26 9:55

所々ヤブが切られていた。踏跡もある

10/26 10:06

夢窓国師座禅窟。このすぐ右が取り付き

10/26 10:08

中央岩壁第一岩稜取り付きにいる別パーティ

10/26 10:43

第三岩稜の取り付きではナッツと

10/26 10:43

灌木でセルフビレイ

10/26 10:56

1ピッチ目。写真で持っている岩が剥がれそうで怖い

10/26 11:17

1ピッチ目終了点

10/26 12:01

2ピッチ目終了点。すぐそこが山頂

10/26 12:40

乾徳山山頂直下の天狗岩。ここで NHK のカメラマンに撮影される

10/26 12:45

頂上岩壁第一岩稜へは天狗岩手前のルンゼ状を下ってから、ガレた広いテラスまでトラバース

10/26 12:47

頂上岩壁第三岩稜取り付きに別パーティ

10/26 12:47

第一岩稜の大テラスから第三岩稜2ピッチ目を眺める

10/26 13:04

第三岩稜の取り付き

10/26 13:40

1ピッチ目

10/26 13:53

乾徳山西壁は登る人が少なく残置は少なくボロボロ。ナチュプロを使う

10/26 13:58

第三岩稜2ピッチ目の別パーティ

10/26 13:58

第一岩稜1ピッチ目終了点

10/26 14:58

帰りにボルダリング

10/26 15:10

ヒールフック課題

10/26 15:14

トラバース課題

10/26 15:24

右のルーフは可能？左のハングはガバガバだけど脆そう

10/26 15:26

スラブとクラック

10/26 15:53

月見岩ボルダリング

10/26 16:12

高原ヒュッテは工事中

撮影機器：

サイバーショット DSC-W300 SONY

iPhone 5 Apple

iPhone 5s Apple