エルブルース
- GPS
- 109:15
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,903m
- 下り
- 96m
コースタイム
テレスコル9:45〜9:55アザウ11:30〜12:00チェゲトリフト乗場12:23〜アザウ〜ガラバシ〜13:30バレル小屋13:40〜14:00ガラバシ14:00〜14:40アザウ〜テレスコル
9月22日
テレスコル8:45〜8:55アザウ9:03〜9:40ガラバシ10:05〜10:45バレル小屋12:00〜15:10標高4400m地点15:10〜16:10バレル小屋
9月23日
バレル小屋9:30〜11:2111番小屋11:50〜12:28バレル小屋
9月24日
バレル小屋4:00〜4:30バスツーコフ岩4:32〜11:46エルブルース西峰12:00〜バスツーコフ岩〜17:15バレル小屋
9月25日
バレル小屋10:22〜ガラバシ〜アザウ〜テレスコル
天候 | 9月21日 7:00 テレスコル 曇り 12℃ 12:00 チェゲトリフト乗場 曇り 10℃ 13:40 バレル小屋 曇り 8℃ 9月22日 6:45 テレスコル 曇り 6℃ 16:10 バレル小屋 小雪 -2℃ 9月23日 7:00 バレル小屋 小雪 2℃ 11:21 バレル小屋 みぞれ 6℃ 9月24日 6:30 エルブルース山腹 晴れ -15℃ 12:00 エルブルース西峰山頂 晴れ -15℃ 17:15 バレル小屋 晴れ 3℃ 9月25日 6:45 バレル小屋 晴れ -8℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★エルブルースについて 7サミットの1座にしてヨーロッパ最高峰。黒海とカスピ海を結ぶコーカサス山脈のロシア領内にあります。標高は5,642m。標高4,000m辺りから上は氷河に覆われていてクレバスがあります。 ★今回の登山日程について 高度順応に3日、アタック1日、下山に1日、予備日1日、日本から現地までと現地から日本までの移動にそれぞれ2日。合計10日間の日程でした。 ★バレル小屋での食事・水について マリアというコックが毎食作ってくれました。食事の内容はボルシチやポーリッジ(甘いオートミール)など。毎食テーブルにはクッキーその他お菓子が必ず置いてあります。 お湯はガイドまたはコックに頼めばいくらでももらえます。食堂に水瓶と電気温水器がありますので自分で水を汲んで温めてもOKです。 ★テレスコルの物価について(1ルーブル=約3円) ノーガスミネラルウォーター1.5リットル 26ルーブル リプトンレモンティー330ミリリットル 35ルーブル カフェオレ350ミリリットル缶 70ルーブル TEREKビール300ミリリットル瓶 25ルーブル ★エルブルース色々 アタックの際、休憩があまりとれないことがあります。ザックをおろさずに行動食をとれるように準備した方が良いです。 大変残念なことに山はもちろんのこと付近の道路周辺にもゴミが非常に多かったです。バレル小屋ではガイドたち自身が残飯等を小屋近くの崖に捨てていたのを見ました。 エルブルースには天気予報がありますが精度は疑問あり。 |
写真
感想
★山行記録
9月21日(月)・・・高度順応1日目
エルブルース山麓のテレスコルのホテルを9時45分に出発。ロープウェイ乗場のアザウへ車で移動する。
本日イスラム教のラマダン明けのため客少し。約2時間待つがロープウェイは動かない。仕方がないのでチェゲト(3,731m)で高度順応するためにそちらのリフト乗場へ移動する。しかし、こちらも動かず。12時23分、再びアザウのロープウェイ乗場へ戻るとロープウェイは動いていた。すぐに乗り込みロープウェイの終点まで行く。
ロープウェイの終点から上は残雪あり。天候は曇り。その中、明日から泊まる予定のバレル小屋(3,750m)まで往復する。13時30分ころ小屋着。雲の上に出る。エルブルース山頂は雲がかかっていたが周囲の山を望むことができた。約10分の休憩の後下山。テレスコル泊。
9月22日(火)・・・高度順応2日目
テレスコル8時45分発。ロープウェイは動いていたがリフトは動かず。10時5分、昨日歩いた登山道を小屋泊のための荷物を担いで登る。10時45分バレル小屋着。
小屋にて昼食の後、12時からパスツーコフ岩(4,700m)を目指す。天気悪し、吹雪となる。15時10分、約4,400m地点まで登り、下山開始する。バレル小屋着16時10分。約15cmの雪が積もっていた。
9月23日(水)・・・高度順応3日目
本日は11番小屋(4,147m)までの往復の予定。8時に朝食をとり、9時30分出発する。周囲はガス深く、みぞれ舞う。11時21分に11番小屋に着く。気温6度、微風、相変わらずガス深い。約30分の休憩の後、下山する。
昼食後、小屋の見える範囲内で周囲を散策する。
夕方、天気が回復。青空を背景にエルブルース東西峰が姿を現す。
9月24日(木)・・・アタック当日
2時30分起床。3時朝食。アイゼン・ハーネス着用、手にはピッケル持ち、4時スノーキャットという雪上車で出発する。スノーキャットには幌付のものとないものがある。今回の車は幌なし、約10人乗れるもの。雪を巻き上げながら進むため体中雪まみれになる。パスツーコフ岩付近で下車。
4時32分より登山開始。登山ルートには細い棒が立てられていてそれらをたどる。新雪をガイド5人(1人途中で下山)が交代でラッセルしてくれるが足場非常に悪し。何度も踏み抜く。
サドル(5,416m)から西峰稜線までの斜面が凍っていたがザイルは使わず。
11時46分、エルブルース西峰頂上に到着。快晴。気温は-15℃。360度の景色が広がっていました。
9月25日(金)・・・下山日
10時22分バレル小屋前のリフトにて下山開始。ロープウェイを乗り継いでアザウまで降り、アザウから車でテレスコルに戻る。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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日本だけでなく、海外も登られているんですね。
すごいですね。
最終的には7サミットですか?
次の海外の記録も楽しみにお待ちしています。
磐梯山みたいできれいですね
yougoroさん
双耳峰という点で似ていますね。
山頂の360度の展望、初めての氷河登山、ハンガーノックになって苦しんだこと。色々思い出深い山です。
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