雲取山
- GPS
- 08:18
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:55
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:57
天候 | 晴れ、少しだけうす曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ドライ、いいコンディションでした。 |
写真
装備
MYアイテム |
natsuno_umizo
重量:-kg
|
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感想
出発が遅れてしまって、登山口に立ったときにはけっこうあったかい。
新緑の木漏れ日の下、歩き始める。
登山道はドライでイイ感じ。
歩き始めてすぐにサルの出迎えを受け、途中ヘビが前を横切り、ランチを食べるために停滞してるとタヌキがなんかくれ、って感じで近くをウロウロ。
ようやくピークにたどり着くと、誰もいなくて静かな時間。
春がすみ?黄砂?の向こうに霞んでみえる富士山がイイ。
山頂を越えて結構ハードな下りを行くと、今夜の宿、雲取山荘。
山登りとは直接関係ないけど、、、
僕はニューヨークに住んでいた。2000年代初頭のハナシ。
9.11の後、けっこう仕事が厳しくなってニューヨークでの生活をギヴアップして帰国する人が沢山いた(日本人だけではなく)。
帰国する知人が置いていってくれたダンボール箱いっぱいの書籍。その中の一冊に雲取山荘の主が書いた本があった。
その本を読んで、東京都最高峰の山が雲取山であることを知った。
山小屋という場所があり、そこで生きていく人がいる。
当時の僕は山登りに興味などなくて、ただただニューヨークでサバァイヴしていくことが全てだった。
アレからずいぶん時間が経ち、僕は東京に住んでいる。
昨年、富士山に登り日本最高峰はクリアした。
なら、東京都最高峰にも登らなきゃ。
日帰りで登る人もいる。
今の僕のパフォーマンスでは日帰りはキツイかな・・・
テント泊だとまだちょっと寒いか?他のチョイスだと小屋かな、それなら雲取山荘だよね。
いつか読んだあの本に書かれてあった、あの山荘に泊まろう。
そう、あの雲取山荘へ。
初めての山小屋宿泊。
ソレはそれで新しい体験だった。
相部屋になったベテランらしき人達の話を聞いていると、そうそう、あぁイイな、って思うところと、自分のスタイルではないよな、と感じることがあって、なかなかオモシロかった。
こういう世界もあるんだな。
そして夜は明け、新しい一日。
イイお天気。
再びピークへ。
誰もいない山頂でしばらくまったくしてると、息を切らしながらやってきたのは、外国人。
笑顔でおはようの挨拶をして、そのスイスからの留学生と富士山を拝みながらいろいろとハナシをする。
お互いの国の印象とか、食べ物や物価について、これまで歩いてよかった山、これから登ってみたい山なんかのハナシ。
イイ旅を、とお互い声をかけ山頂を後に。
彼とはその後も抜きつ抜かれつ。
顔を合わせるたび、しばし話しこむ。
いい時間だった。
午前中に駐車場まで降りてきた。
登りはじめから下山まで暑すぎず寒すぎず、いい山歩きになったな。
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