松姫峠〜小菅の湯
- GPS
- 03:13
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 224m
- 下り
- 745m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されている。 |
写真
感想
今日は、旧知のSさんが新緑の山歩きをしたいということで、このルートを選んだ。
一緒に山歩きをするのは40年ぶりだ。
バスで座れるよう早めに上野原駅に着いたが、案の定、長蛇の列。
これは立っていくしかないかと思っていたら、ほとんど1本前の鶴峠行きの人で、臨時増発便も出たので、松姫峠行きでは1番乗りだった。
松姫峠行きも出発するときには立っている人もいるぐらいであったが、終点まで乗っていたのは我々の他1人であった。
バスを降りると、どんより曇っていて霧雨が降っているような感じ。
予報では晴れるはずだったのだが、その兆しはない。
さすがに標高1200mあるので、日差しがないと寒い。
広葉樹のなかを歩き始めると、葉はまだ出始めたところだ。
曇った景色の中で、山つつじのピンク色がひときわ目を引いた。
鶴寝山では富士山が見えることを期待していたが、見える山々は全て雲の中。
天気が回復することを祈りながら、ここで昼食を取る。
いつもは一人で食べる昼食だが、今日はSさんとの会話が弾む。
しかし、あいかわらず曇ったままだ。
あきらめて歩き出すと、大きなブナの木がいくつも出てきた。
ブナの林を眺めていると、すこしずつ青空が見えてきた。
これがSさんに見せたかった景色である。
今まで薄暗かった広葉樹の林に、日が差すと別世界になる。
敷き詰められた落ち葉の茶色と、木々の新緑のコントラストがたまらない。
鳥のさえずりも聞こえてきて、なんとも心地よく、ずっとたたずんでいたい気分だ。
こんな気持ちのいいところをずっと歩いていく。
やがて小菅の湯の標識が出てきたので、ここから下りになる。
下りも急な所はなく、木々の間から差し込む日差しを浴びながら、ゆっくり降りていく。
ただ、所によっては落葉が結構積もっているので、足元に注意。
少し下ったところで、トチノキの巨樹が見えてきた。
いつもは一人なので比べるものがなかったが、今回は写真を撮るためにSさんにそばに立ってもらうと、その巨大さはひときわ目立つ。
穴があいていて中が空洞になっているが、このままずっとここに立っていてほしいものだ。
この先は、沢になり心地よい水の流れを聞きながら降りていく。
途中、ワサビ田が見られたが、作り手がいないせいか大部分は放置されていた。
さらに降りていくと林道になり、小菅の湯に到着した。
道の駅もあるので、ネットで見たチャーちゃん饅頭やら地元のお土産をたくさん買い込んだ。
帰りは奥多摩駅行きのバスに乗り、奥多摩湖畔の新緑を眺めながら帰途に着いた。
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