塔ノ岳 ヤビツ峠↑大倉↓

2023年04月22日(土) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,096m
• 下り: 1,571m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:36

8:34 ヤビツ峠
8:55 8:56 富士見橋
9:01 9:02 表尾根登山口
10:02 10:03 二ノ塔
10:18 10:30 三ノ塔
10:35 10:36 三ノ塔地蔵菩薩
10:56 10:56 烏尾山荘
10:59 11:00 烏尾山
11:19 11:20 行者ヶ岳
11:36 11:36 行者の鎖場
11:43 11:43 政次郎ノ頭
11:53 11:53 書策新道分岐
12:06 12:07 新大日茶屋跡
12:11 12:18 新大日
12:31 12:31 木ノ又小屋
12:34 12:35 木ノ又大日
13:01 13:34 塔ノ岳
13:50 13:50 金冷シ
13:56 13:56 花立ノ頭
14:03 14:03 花立山荘
14:21 14:23 天神尾根分岐
14:38 14:44 堀山の家
14:52 14:53 堀山
15:00 15:01 駒止茶屋
15:15 15:15 一本松
15:30 15:30 見晴茶屋
15:33 15:33 雑事場ノ平
15:47 15:47 観音茶屋
15:55 15:55 丹沢ベース
16:04 16:04 丹沢クリステル
16:08 16:09 どんぐり山荘
16:10 ゴール地点

天候

曇り
三ノ塔では一時小雨もパラつき、寒かったです。休憩中ダウンを着込む人も。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：秦野駅からバス
　秦野駅北口4番乗り場　神奈川中央交通ヤビツ峠行き
　7：44発のバスに乗りました。
　乗り場には100人くらい並んでいて、5分おきに臨時便が出ていましたが、いずれも満杯。立ったままカーブの続く山道を45分、酔い止め薬を飲んでいて正解でした。

帰り：大倉から渋沢駅までバス
　座れました。距離も短いです。

【丹沢・大山フリーパス】Bきっぷ
新宿起点で1560円。普通に乗るより770円お得です。
小田急線(本厚木〜渋沢)、神奈中バス指定区間が乗り降り自由。
帰りに鶴巻温泉駅で降りて日帰り入浴（割引あり）もいいですね。

コース状況／危険箇所等

ヤビツ峠から塔ノ岳：ほぼ階段と木道が整備され、自然遊歩道のような歩きやすさ。アップダウンはかなりあります。
行者ケ岳の鎖場は、特に難しくはないけれど、前後に人がいるし、すれ違いもあるので、ちょっと気を使いそう。
塔ノ岳から大倉：こちらも木道と階段が多く歩きやすいです。ダカダカ下って膝を痛めるやつでした…。

その他周辺情報

トイレは要所要所にあり、協力金100円。使用したペーパーは自分で持ち帰るルール。

写真

初めてのヤビツ峠
今日は少し肌寒い
ハイキングの人、ランの人、自転車の人でいっぱい
オシャレな観光地っぽい雰囲気
駐車場はすでに満車でした

しばらく車道を歩く

桜がまだ咲いている
オオシマザクラかな

木のてっぺんで囀るウグイス
オオルリの声も聞こえる

ヤマルリソウ見っけ

ここにもトイレ
左の林道へ入る

ナツトウダイ
大倉尾根にも大群落がありました

まもなく山道に入ります
ここまで着ていた上着を脱ぎました

けっこう…階段ですね
急登ではないけれど、ずっと登りが続く

曇っているけれど新緑がきれい

見頃です
トウゴクミツバツツジでしょうか

大山がぼんやり
思ったより遠く見える

整備された階段

二ノ塔に気づかずに通り過ぎてしまった
前方のピークが三ノ塔でした
ところどころ桜が咲いていて、きれい

わぁ…晴れたらもっと凄いんだろうな

三ノ塔に着くと、小雨がパラつきだした
風もあって寒い

休憩所の中は広く、座席もたくさんありました
ここでレインを着込んだり手袋を出したり

塔ノ岳方面は雲の中
見えているのは烏尾山荘でしょうか

かなり下って、ちょっと登って
三角屋根の烏尾山荘
なんか可愛い

さっき休憩した三ノ塔休憩所が見える

ここは晴れてたら360度の大展望なんだろうな

行者ヶ岳〜新大日方面
山並みが美しい

ピンぼけですがミツバツチグリ
タチツボスミレと一緒にたくさん咲いていました

岩場の際みたいなところにサクラソウみたいなのがある！？
と思って、めいっぱい手を伸ばして撮りました
コイワザクラでしょうか
道中何箇所か、ひっそりと咲いていました

ちょっとした岩場を上りつつ、ほどなく行者ヶ岳

おおぅ…けっこう下りますね
この先鎖場がありました
登る人下る人、前後で譲り合いながらで、一人なら平気だけど前後に人が待ってるとアセる…

マメザクラとキブシの共演

アセビ満開

新大日直下の登り
しんどいけれど、振り向くと来し方が一望です

新大日
道もベンチも都市公園みたいに整備されている
前に来た時こんなだったかな？

エイザンスミレ

塔ノ岳到着
4年ぶり2回め
やや肌寒いけれどもう降らなそう
大休止して、日焼け止め塗り直したり、足に絆創膏貼ったり、おにぎりを食べたり

富士山は見えないけれど
良い眺め

うっすら蛭ヶ岳方面

花立山荘から鍋割山方面の魅力的な山肌が
いつか歩いてみたい

下るぞー
頑張るぞー

堀山の家
ほぼ降りてきたつもりが、まだ半分だと気づく
膝が不穏でペースガタ落ちです
ここで両膝にザムスト装着

ペースを落としつつも休まず歩いて、ようやく大倉へ到着

4/22 16:22

帰りのバスから、歩いてきた山並みが見えるのがいいです
あれを歩いたんだわ。ほんとかよ。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ケロケロさん

1人なら高速使って車で行くより電車バスの方が安上がりだと気づいて、人気のヤビツ峠から塔ノ岳のコースを歩いてみました。

最初の二ノ塔までの登りが大変ですが、登りきってしまえば大展望の尾根歩き。
アップダウンありつつも、こんな気持ちのいい景色を見ながら歩くのは気分がいいです。晴れの日なら最高でしょう。来て良かった。

思いがけずコイワザクラにも出会えて感激しました。
あの可憐な花たちが、どうか盗掘をまぬがれて来年も咲きますように…。

さて隠しテーマは大倉尾根を下ってみよう！でした。
初めて来た時は大倉尾根を登り、新大日と行者ヶ岳の間にある分岐から政次郎尾根を降りました。
その時は、花立山荘のだいぶ手前から足が上がらなくてヘロヘロでしたが、悪くないじゃん？いい道じゃん？と思ったのでした。
今回下ってみての感想は…

「　長　い　！　」

両膝はやられるし、新調した登山靴がまだ慣れていないため足も痛むし。
7割方、いや8割方は「早く降りてしまいたい」と念じながら耐え忍ぶ感じでした。
もっとゆっくり、時間をかけて歩いたら、もう少し楽しむ余裕ができたのかなあ…。

電車バスを乗り継いで行くと、始発に乗っても登山口到着が8時半頃、やや遅めのスタートでした。
下山時刻もやや遅め。自宅に帰り着く時間はかなり遅くなってしまうのが難です。
今回は悩みましたが日帰り入浴はあきらめ、とっとと来た電車に乗りました。
車で行って、早い時間に下山して、温泉でゆっくりして帰る方が楽かも。