鬼石沢 畦ヶ丸



- GPS
- 07:17
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 910m
- 下り
- 908m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり 無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
胎内くぐりは背が低いと手足が届かず、引っ張り上げてもらわないとぬけられないかも。 |
写真
感想
鬼石沢はマスキ嵐沢分岐からさらに30分ほど歩き入渓。入渓といっても沢の横を歩くリーダーたち。雨が少なかったせいか水量はそれほどでもない。しばらく行ってから『水の中、歩かなくていいんですか?』と聞くとTさんが『寒いだろう〜』 そうか、沢は臨機応変が大事だと知る。
たまに足首ぐらいまで水に浸かり、一つ目の滝はいつの間にか巻いて、二つ目も問題なし。F3がヌメッてたのでリーダーにロープを出してもらう。左にハーケンが2つ上下に並んであった。水量が少ないからヌメるのかなぁ。F3の上はナメ滝だけど水量が少なくて滝ほどにはならず。その代わりアトラクション的な感じになってきて、先ほどまで眠そうにしてたTさんが『ようやく元気でてきた』と明るい顔。
胎内くぐりは大岩の隙間をよじ登るのだが足が届かず、リュックは邪魔だし手がかりも私にはわからない。先に上がった平島さんにお助けロープをだしてもらい右手に巻きつけ、左手も掴んでもらい力一杯引っ張ってもらい、もがき這い上がった。その様はまさに鉗子分娩の出産のようで、胎内くぐりが私の核心であった。Tさんも苦労するかなと振り返ったら、お助けロープを使うものの特に問題なく通過。ちぇ〜、つまんないの。
マスキ嵐沢でも見た伏流水。鬼石沢でも所々に水は休符をうっていた。一旦消えた水がまた現れる前には白砂が水を含んで濃灰色になって、石が濡れ、沢の復活を教えてくれる。それを見つけるのが楽しい。山で見る星空でも雲が切れて、パァっと満点の星が現れる感じと似てる。
新東名のトンネルを掘ってるせいか鬼石沢の水は昔よりかなり少ないらしい。本日も何度もハッパの音がした。他の丹沢の沢はどうなるのかな。
畦ヶ丸にでると別荘みたいな畦ヶ丸避難小屋があった。下山では鮮やかなミツバツツジ、早咲きのシロヤシロを楽しみつつ西丹沢ビジターセンターへ下山。水量は少なかったけど楽しい1日だった。
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