記録ID: 5406901
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ハイキング
京都・北摂
古道編 岩尾谷川(伊王谷)から天ヶ岳→薬王坂-静原-岩倉 鞍馬 京都北山 地理院地図を歩く
2023年04月24日(月) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:31
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 740m
- 下り
- 878m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:31
距離 16.2km
登り 741m
下り 885m
9:14
8分
小出石バス停 京都市左京区
9:25
1分
伊王谷(ヨウ谷)(岩尾谷川)登山口
9:26
97分
シャクナゲ尾根登山口通過
11:03
4分
TP566峠
11:07
19分
金毘羅山天ヶ岳ルート出合
11:26
26分
P604
11:53
12:10
1分
送電鉄塔(お弁当)
12:11
5分
百井峠分岐
12:35
14分
P437
13:58
19分
京都一周トレイル北山38
14:35
10分
箕ノ裏ヶ岳弾薬庫登山口
14:45
岩倉村松バス停 京都市左京区
天候 | 曇り 昼頃雷鳴が聴こえた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
【行き】 京都バス 小出石 ※ 小出石行きの以前の終着の「小出石公民館前」は廃止されている。その手前の「小出石」が現在の終点だが、経路がループになっているので、忘れずに降車ボタンを押す。 ※ 2023年改定ダイヤでは、平日の小出石行きは、途中の大原始発はなくなり、全便が国際会館駅前始発(増便)になった。全便が国際会館駅前発の年は珍しいので、必要に応じ大原の時刻表も参照。土曜休日は2023年も一部が大原始発。国際会館駅前発は大原行きの方が多いので、大原で乗り継ぐ。国際会館駅前〜大原の所要時分は22分から25分程度。通常は春にダイヤが改定される。 京都バス国際会館駅前時刻表と乗場位置 : https://www.kyotobus.jp/route/timetable/kana10/kokusaikaikanekimae.html 京都バス大原時刻表 : https://www.kyotobus.jp/route/timetable/kana05/ohara.html 【帰り】 京都バス 岩倉村松(始発駅) *宝ケ池と修学院経由の四条河原町行 *国際会館駅前行 ※岩倉村松からのバスは、全系統の全区間が均一運賃区間内 私は自宅が岩倉なので、薬王坂から静原を通って歩いて帰ったが、薬王坂から鞍馬へは10分余り。(私ペースで12分程度) 【鞍馬から帰る場合】 叡山電鉄鞍馬線 鞍馬 *宝ケ池と修学院を経由して出町柳行 京都バス 鞍馬 (又は上在地) *市原を経由して国際会館駅前行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今日は岩尾谷川の登山道から天ヶ岳へ行った。多少足が濡れる可能性があるが、ほぼ地理院地図通りで難しい所はなく、時間もかからない。(主要区間所要時間まとめをこの欄の最後に書く。) 4月29日追記 : 後日うろついていて面白い物を見付けたので、写真を追加しました。10:12の写真の手前です。 今はシャクナゲ尾根と比ぶべくもない岩尾谷川の登山道だが、昔の地図にはシャクナゲ尾根に道はなく、岩尾谷川の登山道だけがあり、小出石から天ヶ岳への道として親しまれてきた。 この不人気の原因は何だろう。谷道でシャクナゲが咲いてない、だけではないだろう。じめじめした感じが好かれないのかも知れない。特に最近はルート前半の林道の荒廃も進み、ぐちょぐちょの所が増えている事が不人気に拍車をかけているかも知れない。ところで、一つ良いニュース。どうやら林道が修繕される様だ。その暁には、記念に一度このルートで天ヶ岳か焼杉山に行かれてはいかがだろう。 道は昔から地理院地図にある古いルートだが、最後の方で地図と少しルートが異なっている。最近は(かなり以前から)今回の単純に谷に沿って上がって行くルートになっていると思う。詳細はルートの地図をご覧下さい。 所で、どこ(何という谷)を歩いたんだろうか・・・ 1. この谷を流れている川の名前は、私が見たすべての地図で(名前が書いてある場合は)岩尾谷川となっている。 2. 岩尾谷川の流れている谷の名前は、記事では岩尾谷となっているが、岩尾谷と書いてある地図は見たことがない。(ただし、登山用の地図や参考書は多数あるので見たのはその内の極一部だろう。) 3. ある記事には、医王谷と表記している地図があると書かれていた。 4. この谷には、先ほどから触れている様に林道があり、林道伊王谷線と言う。 林道の名前は山主さんゃ地元の森林組合(森林組合がある場合)の意見や意向が反映されると思うので、地元では「伊王谷」と表記するものと思う。(個人的な推測) 5. 見た中で、谷の名前が書いてある地図は京都市認定路線網図だけで「ヨウ谷」と書かれている。 京都市認定路線網図は現地調査をしているのか、マイナーな地名が収録されている事があり、イオウ谷が音便でヨウ谷と発音されるのではないだろうか。(個人的な推測) 地名のカタカナ表記は、呼び名は判っているがどの字を当てれば良いか判らない場合や、複数の意見がある場合、加えて漢字で表記すると正しく読まれない場合に行われている様だ。 以上まとめると、伊王谷と書いてヨウ谷と読むが医王谷と言う意見もある。川の名前は建設省の資料に岩尾谷川と表記されているので、どの地図もそれに従っている。 ・・・のじゃないだろうか。 5月4日追記:岩尾谷川は、京都府・市町村共同総合型地図情報[GIS]では岩尾谷川(伊王谷川)です。:5月4日追記ここまで このルート(伊王谷の区間)は渡渉やわずかな流れの遡上があるので、あまり水量の多い時は避けた方が快適に歩けると思う。 その他の細かな事は写真のコメントを参照されたい。 石楠花の写真は時期が過ぎたら減らす予定です。 主要区間所要時間まとめ(おおよそ) ※お弁当時間とお弁当地への往復の合計20分を除く 小出石バス停→天ヶ岳 160分 小出石バス停→TP566峠 110分 小出石バス停→伊王谷登山口 10分 伊王谷登山口→TP566峠 100分 TP566峠→P604→天ヶ岳 55分 天ヶ岳→静原(京都一周トレイル北山38) 105分 天ヶ岳→薬王坂 85分 薬王坂→静原(北山38) 20分 (薬王坂から鞍馬に下山の場合は駅まで15分弱) 静原(北山38)→岩倉村松バス停 50分 静原→坂原峠(静原の墓) 20分 坂原峠→岩倉村松バス停 30分 (静原から戸寺バス停へ出る場合も50分位) 私は自宅が岩倉なので、薬王坂から静原を通って歩いて帰ったが、早く帰りたい場合、時間がない場合は鞍馬へ。 *薬王坂から鞍馬駅まで10分余り。(私ペースで12分程度) 薬王坂から静原に下山の場合、静原から岩倉までは山道と言うより単なる道なので、京都一周トレイルのルートをそのまま辿り、戸寺バス停(大原戸寺町)に行くのが良いかも知れない。 *静原(北山38)から戸寺バス停まで50分強。 |
写真
09:47 林道は続く。元はしっかりした造りの林道だったらしい。林業は採算が取れ難いと言うのを目の当りにすると悲しくなる。が、ぼちぼち修復される所もあり、外材が値上がりしてるんかな。
(27日の写真です。写真が不鮮明なので差替えました。)
(27日の写真です。写真が不鮮明なので差替えました。)
29日写真追加。山行の3日後の4月27日の写真です。
ルートから少し右の支流に入った所。炭焼き窯があったのかと思う。円形に石積みがあり、一箇所大きくない穴が作ってある。石で塞げる程度の穴。普通の炭焼き窯の形ではない。良く判らん。
ルートから少し右の支流に入った所。炭焼き窯があったのかと思う。円形に石積みがあり、一箇所大きくない穴が作ってある。石で塞げる程度の穴。普通の炭焼き窯の形ではない。良く判らん。
29日写真追加。山行の3日後の4月27日の写真です。
ルートから少し右の支流に入った所。こっちこそ炭焼き窯だろうか。普通の炭焼き窯とは作り方が違うが形は類似している様な。
洞窟みたいで、中は水溜り。不気味。
ルートから少し右の支流に入った所。こっちこそ炭焼き窯だろうか。普通の炭焼き窯とは作り方が違うが形は類似している様な。
洞窟みたいで、中は水溜り。不気味。
10:16 去年までここでは倒木を避けて流れのそばまで降りていたが、そんな事しなくても通れる。倒木は乗越えるのが手っ取り早い。倒木は結構あるが、這ってくぐらなければならない様なのはない。ほぼ、跨ぐか乗り越えるかでいける。
10:46 ここは右側の谷道へ。去年まで、ここで左に行っていて、そこで行き詰まっていた。左の流れに落差があって音を立てて流れているので、左に誘い込まれていた。水量も左の方が多いかも知れないが、右を選択したら良い。
11:31 薄いの。白いのはシャクナゲ尾根にある。いか十さんの2023年04月16日の山行記録に色々な石楠花の写真が満載されている。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5375121.html
11:53〜12:10 鉄塔。
最近やたら腹が減るのだ。ちょっと早いがお弁当。竹の子ずし、さわらの塩焼は2切れに増量。フランクフルトも2本に増量。飲み物は自家製ゆずエード。美味しすぎる!
最近やたら腹が減るのだ。ちょっと早いがお弁当。竹の子ずし、さわらの塩焼は2切れに増量。フランクフルトも2本に増量。飲み物は自家製ゆずエード。美味しすぎる!
13:41 薬王坂。通過時刻が予定よりかなり早いので、左折して静原へ。家が岩倉なので、静原経由で自宅まで徒歩で帰る。伊王谷は思った程時間が掛からなかった。
鞍馬駅へは右折して12分。
鞍馬駅へは右折して12分。
13:56 こんな告知看板。水谷の林道を直すらしいが、林道より先が通れないので、多分水谷ルートはまだ回復しないだろう。(水谷ルートはここから「13:07地点(鞍馬静原分岐)」に出るルートで、かっては主要なルートだった。)
14:17 坂原峠通過(左手に静原の墓)。ここまで歩いて来た道は市道静市2号線だ。ここがその終点。
ここまでは舗装道路だったから、ここが登山口だろう。でも後は下り坂のみ。登りなし。
ここまでは舗装道路だったから、ここが登山口だろう。でも後は下り坂のみ。登りなし。
14:19 五輪塔。昔からここにあるが、元々は静原の墓から落ちて来たのではないだろうか。五輪塔は昔の墓石だ。
! この手前。道が険しい訳ではないが、岩が露出していて良く滑るので、注意が必要!
! この手前。道が険しい訳ではないが、岩が露出していて良く滑るので、注意が必要!
装備
個人装備 |
お金
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
行動食(竹の子寿司/鰆塩焼き/フランクフルト)
ゆずエード
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(リボン)
フェルトペン(名前ペン)
腹掛け
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初めまして
写真#54 観音様
初めてお目にかかったときはまだ立っておられました
でも後ろの樹にもたれかかった状態でした
長いこと歩いていないのですが、数か月前にヤマレコ友の方のレコで観音様が倒れていたことを知りました
コースがだんだんと削れて低くなり観音様の足元が危うくなり傾きがひどくなっていました
私は薬王坂から大原に迂回して京都バスで三条まで出ていました
叡山電車は有料(当然ですね)ですが京都バスは敬老乗車証が使えます
歩行距離を延ばすことと運賃節約のためです
ケチンボですね
数年前の水害で、この部分の溝がえぐれて深くなった時、お地蔵さんがずり落ちてきていました。とりあえず落ちにくそうな所に押付けておきました。今の所ずってきてはいませんが心配です。溝の深くなった所は浅くなりつつある様で、落下すると埋まる恐れあり。もし落下したら、静原の墓地入口にでも持って行って置こうと思います。良く墓地に静原の方が来ておられるので、その場合は相談しますが。(五輪塔は古い時代の墓石らしいですね。)
コロナ前一年間は母のショートステイ先が静原だったので、最大週三往復この道を通行しました。当時かなり傷んでいましたが、最近は倒木切断や、びしょびしょ区間の両側に溝が切ってある等手入れされて歩き良くなりました。
岩倉村松は始発駅なので、たいていガラガラですよ。便数も多いのです。京都駅までの路線はありません。「四条河原町行」表示の便はループになっていて、「河原町三条→四条河原町→四条京阪→三条京阪」の順に止まり、通常は三条京阪が終点です。確か、河原町三条手前かで車内アナウンスがあります。
ご覧いただき、コメントいただき感謝しています。
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