ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 541440
全員に公開
沢登り
六甲・摩耶・有馬

水無滝上流部探索(水無川〜水無滝〜水無滝上流部〜湯桶谷山〜ガーデンテラス〜アイスロード))

2014年11月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:44
距離
11.6km
登り
825m
下り
865m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
0:48
合計
5:43
9:03
9:03
16
9:19
9:19
31
9:50
10:17
51
11:08
11:09
7
11:16
11:16
45
12:01
12:02
19
12:26
12:26
23
12:49
12:50
12
13:02
13:18
44
14:02
14:03
11
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:神戸電鉄「有馬口」
帰り:神戸市バス「六甲ケーブル下」
コース状況/
危険箇所等
■水無川は、先日の台風で相当荒れている。倒木やガレを越えるのに苦労する
■水無滝滝口へのアプローチは、滝左を大きく高巻くが、ガレの詰まったルンゼ状の斜面と高度のある細いトラバース、そして高巻いた後、滝口に降りるには10mほど懸垂下降しなければならない。
■アイスロードも先の台風で相当荒れていて、下降路すぐの登山道が崩壊していいる。幸い工事用の巻き道が出来ていてなんとか通行は可能。その後、支流と交わるところの支流川が大きく崩壊し土石流があったようで登山道が流されている。
神戸電鉄有馬口の東側踏切を越えスタートする。
2014年11月03日 08:32撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 8:32
神戸電鉄有馬口の東側踏切を越えスタートする。
住宅街をくるっと時計回りに1/4周り高速道路の下をくぐる。
2014年11月03日 08:40撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 8:40
住宅街をくるっと時計回りに1/4周り高速道路の下をくぐる。
15分ほど堰堤工事用道路を進み最初の堰堤に到着。道路は先の台風の影響で掘り返され、堰堤手前の支流からの土石流で相当荒れている。
2014年11月03日 09:00撮影 by  SO-02E, Sony
6
11/3 9:00
15分ほど堰堤工事用道路を進み最初の堰堤に到着。道路は先の台風の影響で掘り返され、堰堤手前の支流からの土石流で相当荒れている。
透明度の高い水をたたえる水無ブルー。来夏は絶対泳ぐぞ(笑)
2014年11月03日 09:01撮影 by  SO-02E, Sony
19
11/3 9:01
透明度の高い水をたたえる水無ブルー。来夏は絶対泳ぐぞ(笑)
きれいな川床を進む。
2014年11月03日 09:09撮影 by  SO-02E, Sony
2
11/3 9:09
きれいな川床を進む。
おっ、河原にかまど。いいね。
こんなきれいな水辺で炭火焼なんぞをすると美味いだろうな。
2014年11月03日 09:09撮影 by  SO-02E, Sony
13
11/3 9:09
おっ、河原にかまど。いいね。
こんなきれいな水辺で炭火焼なんぞをすると美味いだろうな。
川床はヌメリもなくほんとにきれい。
上流に人工施設が無いので六甲だとこの沢が一番きれいんじゃないかな。
2014年11月03日 09:13撮影 by  SO-02E, Sony
3
11/3 9:13
川床はヌメリもなくほんとにきれい。
上流に人工施設が無いので六甲だとこの沢が一番きれいんじゃないかな。
左岸の支流もなかなかのもの。カマが出来てていい雰囲気を醸し出している。
2014年11月03日 09:12撮影 by  SO-02E, Sony
2
11/3 9:12
左岸の支流もなかなかのもの。カマが出来てていい雰囲気を醸し出している。
しばらくガレが続く。
2014年11月03日 09:22撮影 by  SO-02E, Sony
11/3 9:22
しばらくガレが続く。
ガレの切れ目のナメも美しい。
2014年11月03日 09:26撮影 by  SO-02E, Sony
5
11/3 9:26
ガレの切れ目のナメも美しい。
先の台風で相当な出水があったようで谷は相当荒れている。
難儀して歩く。
2014年11月03日 09:26撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 9:26
先の台風で相当な出水があったようで谷は相当荒れている。
難儀して歩く。
土手も削られて倒木にやられる。
2014年11月03日 09:27撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 9:27
土手も削られて倒木にやられる。
倒木が濃くなりだんだん通行が困難になってくる。
2014年11月03日 09:36撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 9:36
倒木が濃くなりだんだん通行が困難になってくる。
倒木を避けて高巻いてみるが、ガレが安定していなくて3歩進んで2歩下がる状態。あきらめて戻る。
2014年11月03日 09:43撮影 by  SO-02E, Sony
2
11/3 9:43
倒木を避けて高巻いてみるが、ガレが安定していなくて3歩進んで2歩下がる状態。あきらめて戻る。
うへ、滝はそこなんだけど倒木群に阻まれなかなか進まない。
2014年11月03日 09:44撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 9:44
うへ、滝はそこなんだけど倒木群に阻まれなかなか進まない。
ふ〜。やっとのことで水無滝に到着。やっぱ迫力あるわ。
水量は少ないんだけど、ヒタヒタと落ちる水音に逆に不気味さを感じる。
2014年11月03日 09:48撮影 by  SO-02E, Sony
18
11/3 9:48
ふ〜。やっとのことで水無滝に到着。やっぱ迫力あるわ。
水量は少ないんだけど、ヒタヒタと落ちる水音に逆に不気味さを感じる。
滝口を見上げてみる。
2014年11月03日 09:49撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 9:49
滝口を見上げてみる。
では滝の上流部を探索に行くか。滝の右岸の崖が登れそうだったので、ハーネスとヘルメットを装着し高巻いてみる。
2014年11月03日 09:50撮影 by  SO-02E, Sony
5
11/3 9:50
では滝の上流部を探索に行くか。滝の右岸の崖が登れそうだったので、ハーネスとヘルメットを装着し高巻いてみる。
脆い岩のかたまりの崖を登る。うっかりつかむと剥離するところもあるので慎重に登る。
2014年11月03日 09:51撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 9:51
脆い岩のかたまりの崖を登る。うっかりつかむと剥離するところもあるので慎重に登る。
15mほど登ってからトラバースしようとしたが、急斜面で掴むものがないので更に高巻くことにする。
2014年11月03日 09:54撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 9:54
15mほど登ってからトラバースしようとしたが、急斜面で掴むものがないので更に高巻くことにする。
高巻くのはいいが足元の落ち葉の下はガレ斜面で枯れ木も多く四つん這いでジワジワと高度を上げて行く。
2014年11月03日 09:57撮影 by  SO-02E, Sony
5
11/3 9:57
高巻くのはいいが足元の落ち葉の下はガレ斜面で枯れ木も多く四つん這いでジワジワと高度を上げて行く。
滝口より10mほど高いところの獣道を拾ってトラバースする。10cmほどの獣道なので一歩ずつ進む。
2014年11月03日 09:57撮影 by  SO-02E, Sony
2
11/3 9:57
滝口より10mほど高いところの獣道を拾ってトラバースする。10cmほどの獣道なので一歩ずつ進む。
滝口の上部に出たものの川床までは絶壁だ。
2014年11月03日 10:02撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 10:02
滝口の上部に出たものの川床までは絶壁だ。
シイの木に支点をとり懸垂下降で川床に降りる。
2014年11月03日 10:15撮影 by  SO-02E, Sony
7
11/3 10:15
シイの木に支点をとり懸垂下降で川床に降りる。
自分のロープで落石を起こしてしまうほど脆い崖だ。
2014年11月03日 10:15撮影 by  SO-02E, Sony
9
11/3 10:15
自分のロープで落石を起こしてしまうほど脆い崖だ。
滝口に降り滝下を眺める。なかなかの高度感。
2014年11月03日 10:19撮影 by  SO-02E, Sony
13
11/3 10:19
滝口に降り滝下を眺める。なかなかの高度感。
滝左岸は巻くのは難しそうだ。
2014年11月03日 10:19撮影 by  SO-02E, Sony
5
11/3 10:19
滝左岸は巻くのは難しそうだ。
さて、上流へ遡行する。しばらくはきれいな川床だ。
2014年11月03日 10:23撮影 by  SO-02E, Sony
11/3 10:23
さて、上流へ遡行する。しばらくはきれいな川床だ。
10mほどの滝が出てきた。
水流も少なくヌメリも無いので直登する。
2014年11月03日 10:26撮影 by  SO-02E, Sony
3
11/3 10:26
10mほどの滝が出てきた。
水流も少なくヌメリも無いので直登する。
ゴロゴロのガレ沢になってきた。歩くのに難儀する。
水はすでに伏流化している。
2014年11月03日 10:27撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 10:27
ゴロゴロのガレ沢になってきた。歩くのに難儀する。
水はすでに伏流化している。
どちらが本流やら。取り敢えず少し広い左俣を行く。
2014年11月03日 10:29撮影 by  SO-02E, Sony
11/3 10:29
どちらが本流やら。取り敢えず少し広い左俣を行く。
荒れ放題の谷。人が入った形跡は無い。
2014年11月03日 10:33撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 10:33
荒れ放題の谷。人が入った形跡は無い。
段々と斜面が急になってきた。
2014年11月03日 10:38撮影 by  SO-02E, Sony
11/3 10:38
段々と斜面が急になってきた。
源流部の穴だ。
2014年11月03日 10:40撮影 by  SO-02E, Sony
3
11/3 10:40
源流部の穴だ。
遡行してきた沢を振り返る。
2014年11月03日 10:40撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 10:40
遡行してきた沢を振り返る。
さて、薮漕ぎをして稜線に突き上げるぞ。
2014年11月03日 10:46撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 10:46
さて、薮漕ぎをして稜線に突き上げるぞ。
ところどころ紅葉している。地図記号は針葉樹林なのでジメジメした杉林を想像していたのだが実態は広葉樹林帯の明るい薮だ。
2014年11月03日 10:49撮影 by  SO-02E, Sony
7
11/3 10:49
ところどころ紅葉している。地図記号は針葉樹林なのでジメジメした杉林を想像していたのだが実態は広葉樹林帯の明るい薮だ。
支脈の稜線に出た。獣道を拾って主稜線に方向転換する。
2014年11月03日 10:55撮影 by  SO-02E, Sony
1
11/3 10:55
支脈の稜線に出た。獣道を拾って主稜線に方向転換する。
ハイキング道に出た。湯桶谷山の北側のコルだ。
2014年11月03日 11:01撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 11:01
ハイキング道に出た。湯桶谷山の北側のコルだ。
標高800m近いので寒い。紅葉もきれい。
2014年11月03日 11:42撮影 by  SO-02E, Sony
11
11/3 11:42
標高800m近いので寒い。紅葉もきれい。
紅葉茶屋から神戸市街地を俯瞰。空や空気は冬模様だ。
2014年11月03日 12:02撮影 by  SO-02E, Sony
3
11/3 12:02
紅葉茶屋から神戸市街地を俯瞰。空や空気は冬模様だ。
ガーデンテラスから大阪湾。
2014年11月03日 12:19撮影 by  SO-02E, Sony
7
11/3 12:19
ガーデンテラスから大阪湾。
久しぶりに「つきみばし」に寄り道してみる。
2014年11月03日 12:54撮影 by  SO-02E, Sony
4
11/3 12:54
久しぶりに「つきみばし」に寄り道してみる。
「つきみばし」からもいい眺め
2014年11月03日 12:54撮影 by  SO-02E, Sony
3
11/3 12:54
「つきみばし」からもいい眺め
藤原商店に寄ってビールでお昼にする。
2014年11月03日 13:10撮影 by  SO-02E, Sony
17
11/3 13:10
藤原商店に寄ってビールでお昼にする。
お腹も満足したのでアイスロードを下る。
あやや、危険とな。通行止めではなさそうなので下ってみる。
2014年11月03日 13:19撮影 by  SO-02E, Sony
6
11/3 13:19
お腹も満足したのでアイスロードを下る。
あやや、危険とな。通行止めではなさそうなので下ってみる。
あらら、山抜けして登山道が無くなっている。
2014年11月03日 13:24撮影 by  SO-02E, Sony
7
11/3 13:24
あらら、山抜けして登山道が無くなっている。
支流と交わるところも大荒れ。
こんなことじゃアイスロードの人気が無くなりそうだ。
この後、六甲ケーブル下まで歩いて帰途に着く。
2014年11月03日 13:33撮影 by  SO-02E, Sony
10
11/3 13:33
支流と交わるところも大荒れ。
こんなことじゃアイスロードの人気が無くなりそうだ。
この後、六甲ケーブル下まで歩いて帰途に着く。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック30L(1) ザックカバー(1) 飲料水(2) ストーブ(1) クッカー(1) ガス(1) ソフトシェル(1) ヘッドランプ(1) 雨具(1) レスキューシート(1) ホイッスル(1) ナイフ(1) 救急用品(1) スマートフォン(1) スマートフォン予備バッテリー(1) 手袋(1) ストック(1) スリング(3) カラビナ(3) サングラス(1) 裁縫用具(1) ビタミン剤 非常食(1) 携帯座布団(1) ハーネス(1) ロープ8mm20m

感想

前々から気になっていた水無滝の上流部を探索しに行った。

アプローチを簡単に澄ませてとっとと水無滝の上流に上がろうと思っていたのだが、先の台風で谷が荒れ放題で、倒木を踏み越えゼイゼイハーハーいいながらようやく滝に辿り着いた。

下から見ると右岸が簡単に高巻できそうに見えたんだが、いざ登ってみるとガレガレの急斜面のルンゼでズリズリ。うっかり掴んだ木々は枯れ木だらけ。登りきったところから今度は細〜い急斜面のトラバース。トラバースの先の滝口の上からは10mほどの垂壁だったので懸垂下降で川床まで降りる。
滝の落ち口からの眺めはなかなかのもの。高度感バッチリ。

上流の谷はもっと薮沢を想像していたのだが、意外に広く、ガレガレではあったが明るく難儀することは無かった。遡行を進めて行くと段々と急になってきてすぐに枯れ沢になるともう源流部となる。できるだけ早く稜線に出たかったので北側にトラバース気味に登る。まもなく支脈の尾根にぶつかるので東に方向転換する。獣道を拾いながら支脈の尾根を進むとハイキング道に合う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1450人

コメント

アイスロードが・・・
nanfutsuさん、こんにちは。
アイスロードの惨状をつぶさに拝見し、11号台風の猛威に
あらためて震え上がっております・・・
一般ハイカーにとって、この登山道は夏季の貴重な避暑ルートでもあり
早期復旧を祈るばかりですが、今回はかなり厳しそうでうですね(ため息)。

いつぞや、ヌクトゲートロックの場所をご教示戴きました、
併せてその御礼かたがた罷り越した次第です。
此方へのコメントありがとうございました。
2014/11/6 15:39
Re: アイスロードが・・・
台風の猛威にほんとびっくりでした。
普段は邪魔な存在の堰堤群が無かったらと思うとぞっとします。
六甲山の急峻さをあらためて認識しました。

それにしても倒木群を越えるのはしんどかったです。
2014/11/7 5:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら