奥高尾バリエーションルート〜初めての地図読み〜
- GPS
- 06:39
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 453m
- 下り
- 886m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:16
天候 | 終日きれいな快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り)15時20分関場バス停-(15時31分バス発)-15時55分高尾駅(16時04分発中央特快) |
コース状況/ 危険箇所等 |
地図読み練習のためのバリエーションルートでしたが、行くべき道は踏み跡があるので、意外と平気でした。が、一人では絶対に進まないような急坂(下り)も多かったため、初めてだと困難でしょう。また、道標はいっさいなく、各種リボンがかろうじての標なので、地図を読めず現在地が確保できないと無理だと思いました。 独りでもう一度行けといわれても、今日たった今の私ならかろうじて記憶をたどっていけるかもしれないけど、時間が経つと、ちょっと難しいかも…? ただし、「高尾山・景信山・陣馬山登山詳細図」(写真掲載)には、しっかり掲載されているルートなので、それがあればなんとかなるかも。 |
写真
感想
今日は、待ちに待った地図読み講習会@石井スポーツ登山学校でした。
もともとは、先月、10月5日に予定されていたのが、台風で延期したものです。当日はわたくしは大雨の中、初の高尾山登山に行ったものだった…。遠い記憶です。
地図とコンパスで、進む方角を把握し、地図の地形を読み取りながら進むというめちゃめちゃ楽しい一日でした。こういう、独りでは始められないことをしっかり学習するの、大好きです。しかも仕事や勉強でなく遊びでっていうのが最高です。
地図を読み取り、予測をして、その通りに地形が現れるのって、安心もするし達成感もあるものですね。新しいおもちゃを手に入れた感じです。
とはいえ、独りきりだと不安がたくさんありそうなので、まずは次回、どこか渋めの道標が少なそうなルートで試してみたいものです。冬場の低山で人がほどよく少なそうなところで試してみようと思います。
さて今日は、そういう講習なので、メンバー(2人1組)が順番に先頭に立ち、進む方角を決め、ルートを探しながら進みました。配布された地図にポイントが記されており、担当者が順番に次のポイントまで先導していく、というスタイルでした。なので、ペースはとてもゆっくりで、じわじわと進んだ山行でした。
大きく道を読み誤ったのは1か所、まっすぐ行くべき道を、行きやすい方向に誤って曲がってしまい、行くはずのないピークに行ってしまったところだけでした。(ルート地図のちょうど真ん中らへんです)その誤った先導者はわたくしです。日向を嫌って、日陰に行きたい日陰に行きたい、という気持ちが、誤った道に進んでしまった理由でもありますが、「こっちしか進める道がないじゃん!」という思い込みもありました。そういうときの思い込みって怖いものだなー、と痛感。地図を信じ、道を「探す」ということが大切だと学習しましたです。
あと、今日は2万分の1地図での読図でしたが、10m間隔の等高線と実際の斜度の実感の関係性が感覚的につかめたのは最大の学習でした。これくらいの間隔で10m上がるというのは、これくらいの斜度なのだな、と。ただし、地図で読んだよりも急な道もあり、あなどれないものもありましたが…。いつも、昭文社「山と高原地図」ばかり使っていますが、マメに25000分の1地図も活用して、感覚を磨いていきたいものです。
ここで思い出しましたが、以前、コース最高地点を踏んだ後、「あとはだいたい下り」と思っていたら終盤の小ピークの嵐に辟易した「正丸峠〜伊豆ヶ岳〜吾野周遊コース」などは、読図しながら進むと楽しそうかも。同じように、ロングコースの「日向薬師〜大山〜鶴巻温泉大周遊コース」も、小ピークに悩まされたので、地図での地形を確認してみたいものです。
今日は、体も頭も使う、充実した一日でした。下り中心のコースだった割に、意外と体が疲れています。明日は会社だ、ひえー。
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コメント
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登山家としては、コンパスと地図でルートを見つけて歩くというのは、基本スキルなんでしょうな。
でもやっぱり、前の人の踏み跡と道標とスマフォに入れたGPS・地形図アプリを頼りにしてしまいます。雨天の時は尚更。
地図(地形図じゃなく、山と高原地図)に磁北線を引くくらいはしますが、あくまで緊急用というスタンスになってます。
石井スポーツさん、府中にいたときはとても重宝したんですが、引っ越してから。。。近くにありません。
一番近い盛岡店は、下道で約2時間 高速で1時間超 電車に乗っても1時間チョイ ですが、駅まで1時間に1本のバスに乗るか、やはり自家用車移動。バスと電車の乗り継ぎも多分考慮されてないので最悪1時間待ち、行って帰ってくれば1日潰れると思います。
地元資本らしきスポーツ用品店のほうが近いし、品揃えもアフターも良さげな感じです。
smhsax84さん、毎度コメントありがとうございます。
読図しながら進むというのは、それ自体がゲームのようで、山歩きと別の楽しみを感じました。山歩きだけなら、スマホGPSのほうがそりゃ便利ですよね〜。以前、霧ヶ峰で迷いかかったときも、GPSで助かりましたし。
とはいえ、今回、基本スキルを身に着けることができたので、山座同定などに活用していきたいなあと思います。
石井スポーツ、東京だとやたらとあるので便利に使っていますが、家の近くにあるショップが良いなら、それが一番便利なんですよね!
トゲトゲが杉、丸みのあるのがヒノキ・・・そうなんですね。
拙者も、よく似ているのに何が違うんだろうと思っていました・・・スッキリ
さて、今回の講習会のルート、昨年11月に関場バス停側から入り、見事に本宮山以降で道を誤り、最後は醍醐林道をトボトボ和田峠に向かいました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-376964.html
そして12月に入ってから、その雪辱戦を(鞍骨沢左岸尾根ルート経由)和田峠から逆ルートで進入したのですが、そこでもあらぬ方向に下ってしまいました。
その時は、元に戻って、軌道修正しましたが
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-381761.html
この両レコとも、今の貴女にとっては興味深い内容ではないかと思いますので、URLを貼り付けておきます。
思い込み・・・これは怖いです。
自分で間違っているとは思っていないのですから。
隊長
yamabeeryuさん
ドンピシャなレコのご紹介、ありがとうございました。以前、yamabeeryuさんのこの迷ったほうのレコを読ませていただいた記憶があるのですが、そっか、そういうことだったのですね。
私たちの行程中も、関場バス停側から登ってくる方2組とすれ違いましたが、そのうち1組の方からその本宮山の上で「行く道がわからなくなっちゃったんだけど、どっちから来たの?」と質問されました。さらに講師からも、誤りやすいルートってことで、重点的に地図の読み方を教わりましたが、そういうことなんですね…。
また、翌週である昨日、陣馬方面にも行ってきたのですが、リベンジルートはそれをつなげていらっしゃるのですねえ。素晴らしいです!私も、まだ自信がないですが、今度は関場バス停からたどってみたいと思います。
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