【渡渉と残雪の会山行】有明山 馬羅尾沢から松川ルート

2023年05月01日(月) [日帰り]

• GPS: 11:11
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,458m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:38
• 休憩: 1:33
• 合計: 11:11

6:25 スタート地点
6:38 6:39 登山者用駐車場
10:31 11:00 落合
12:22 13:11 有明山社奥宮
14:24 14:38 落合
17:23 17:23 馬羅尾沢登山口
17:27 17:27 登山者用駐車場
17:36 ゴール地点

天候

はれ　午後から雪と雨がパラパラ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

佐久〜三才山トンネル〜ほりがね道の駅
堀金から山麓線　馬羅尾沢キャンプ場を目指して進む

芦間川を渡る橋の袂に駐車地あり（3台ほど）

コース状況／危険箇所等

■登山口〜不動滝■
沢に沿って歩く　渡渉は7回ほど
2番目の渡渉箇所は往路のみ靴を脱いだ

■沢の詰め〜落合■
笹藪のうるさい九十九折り
登りはまだ良いが下りはかなり滑るので注意

■落合〜山頂■
巨岩のアップダウン　途中から残雪＆凍結箇所多数
トラバースや岩場にロープがついているが雪に埋もれていた
ザイル、カラビナ、滑り止めチェンスパ等があった方が安心

その他周辺情報

■道の駅　アルプス安曇野ほりがねの里■
待ち合わせに利用　トイレ売店駐車場　近くにファミリーマート
山麓線沿いにもセブンイレブンあり
https://horigane.or.jp/

■ほりで〜ゆ〜四季の郷■
三俣登山口に上がっていく途中にある温泉施設
入場料600円（ネットで100円割引クーポンあり）
露天風呂・サウナ・アメニティあり（ドライヤ−100円）
http://www.holiday-you.co.jp/

■テンホウ穂高店■
安心と信頼のテンホウ
後で気づいたが堀金店の方が近かった
https://tenhoo.jp/

写真

5/1 5:26

朝4時に佐久を出発。堀金の道の駅にて別動メンバーと合流。

5/1 6:12

6時に芦間川のゲート前到着。3台分ほどの駐車スペース。

5/1 6:22

橋を渡ってこちらのゲートから入山。

5/1 6:26

しばしの林道歩き。

5/1 6:36

情報収集。渡渉あり。

5/1 6:36

入山口には開花シーズンを待ちきれず蕾をつける石楠花が。

5/1 6:38

開花している株もチラホラもあった。朝からほっこり。

5/1 6:47

堰堤をいくつか越える。

5/1 6:49

第一渡渉点。ここは問題なし。

5/1 7:05

第二渡渉点は水量も多く幅も広いところが多い。

5/1 7:10

靴を脱いで渡る。

5/1 7:13

水は冷たい。慎重に。

5/1 7:18

渡りきって森の中へ。

5/1 7:20

新緑萌ゆる。

5/1 7:28

第三渡渉点で早くも何かを諦めた人が。

5/1 7:42

路傍には朝ドラでお馴染みのバイカオウレン。

5/1 7:47

沢筋を詰めていくと山頂が。

5/1 7:47

ズーム。樹林帯にはまだ残雪が見える。

5/1 7:59

大曲で休憩。タバコみたいだろ。小枝なんだぜ、これ。

5/1 8:25

高台歩きから沢底への下降点。

5/1 8:28

トラバースは崩落が進んでいたのでトラメロープつかんで下まで降りた。

5/1 8:30

ここからは沢幅も狭く渡渉も容易。

5/1 8:31

とはいえ滑らぬように一歩づつ。

5/1 8:31

赤い巨岩がゴロゴロ。

5/1 8:41

不動滝に到着。気持ち良い水飛沫。

5/1 8:41

右から巻ける。

5/1 8:43

逆光でキラキラ。

5/1 8:43

夏には飛び込みたくなりそうな明るく澄んだ滝。

5/1 8:46

スギゴケにょろにょろ。

5/1 8:57

沢筋の突き当たり。ここから左の藪道にイン。

5/1 8:57

沢と藪の装備をして直登というルートもありなのか？とか話しつつ。

5/1 9:13

対岸の壁にも美しき滝。

5/1 8:59

支流にはホソバミズゴケがポコポコと顔を出す。

5/1 9:10

足元には小さなお花畑。

5/1 9:18

この日の主役。ショウジョウバカマ。

5/1 9:36

残雪ゾーンに突入。

5/1 10:02

はずされたハシゴが。しばらく足元の見えない笹藪の九十九折りを登る。

5/1 10:26

表参道との合流のコル。落合。しばし休憩。

5/1 10:35

蓮華岳かな？

5/1 10:35

餓鬼岳かな？

5/1 10:50

信仰の道らしく古びた祠が。

5/1 10:50

安曇野穂高の街が一望。

5/1 11:13

石塔もチラホラ。

5/1 11:17

古いハシゴがスリリング。

5/1 11:19

展望岩の上から豊科松本方面。

5/1 11:20

足場が狭いので交代しつつの眺望タイム。

5/1 11:46

餓鬼蓮華爺がずらり。

5/1 11:46

爺の奥には鹿島槍の双耳峰。

5/1 11:48

いいクラック。尾根筋歩きかと思っていたが巨石のアップダウンの連続。

5/1 11:51

美ヶ原霧ヶ峰鉢伏山。奥には雲を纏った八ヶ岳が横たわる。

5/1 12:08

残雪の核心部。ロープはついているが所々埋もれていたりと危うい。

5/1 12:22

ということで簡易アイゼン装着。

5/1 12:24

トラバースポイントも腐った雪がたっぷり。

5/1 12:27

たまに踏み抜きつつも慎重に渡る。

5/1 12:34

ラストの雪壁をキックステップで詰めると。

5/1 12:36

山頂到着。なかなかの急登。

5/1 12:41

山頂の祠もこの崩壊っぷり。

5/1 12:41

下山も厄介そうなので南峰はやめてここでお昼休憩。

5/1 12:45

自撮る。

5/1 12:48

本日はベーシックに。

5/1 12:41

木立が繁っていて眺望はイマイチ。

5/1 12:41

爺方面には雲が湧き始める。

5/1 12:52

新潟焼山と火打山がぼんやり。

5/1 12:53

燕の尾根筋。

5/1 12:53

手前は東餓鬼岳と清水岳。

5/1 12:53

東餓鬼岳の奥に見えるのは丸山新道の尾根。

5/1 12:53

裏銀座の稜線もチラリ。

5/1 12:54

大天井かな？

5/1 12:54

そうするとあっちが東大天井？

5/1 12:56

楽しい山頂タイム終了。

5/1 13:00

残雪の急斜面を下る。

5/1 13:21

ロープが埋まっていた地点ではザイルを出して懸垂降下。

5/1 14:15

残雪と岩の核心部を抜ける。カニのヨコバイはタテでも歩ける岩のステップ。名前負け。

5/1 14:21

再び落合。軽く休憩。この辺りから雪片がパラパラと舞い始める。

5/1 15:38

笹と泥濘の核心部を越えて再び沢筋へ。水辺にキバナネコノメソウが咲いていた。

5/1 15:39

不動の滝を通過。

5/1 15:40

またしても何かを諦めた...（以下略

5/1 16:02

ムシカリの樹は早くも花をつけていた。

5/1 16:10

巨岩をすっぽりと覆った巨木の根。

5/1 16:36

渡渉点思い出しつつ沢筋下り。時折り雨がパラパラ。

5/1 16:37

沢の曲がり。風の通り道に咲き残った山桜。

5/1 16:47

その靴はもう沢靴ってことでいいんですよね？

5/1 17:07

最後の渡渉を無事越える。

5/1 17:21

石楠花にただいま。

5/1 17:25

スケルトン堰堤。グッとくる。

5/1 17:25

ひと株だけ花をつけていたイワカガミ。

5/1 17:32

林道歩いて無事ゴール。

5/1 19:38

ほりでーゆーにてさっぱりと汗を流し。

9/21 19:29

テンホウ穂高店にて安心と信頼のバンチー餃子。※携帯充電切れにつき過去画像で

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ヘルメット・ハーネス・簡易アイゼン（４本爪）・手袋

共同装備

ザイル（50m）

感想

otkme

お花にはまだ早く、高い山にはまだ残雪も。八ヶ岳のどこかでユルめのテント泊でもと目論んでいた休日。

連休の前半に北ア2泊を予定していた山岳会の一団が、中日の大雨を懸念して最終日に日帰りで有明山に変更との知らせを聞き、まんまと便乗。

とはいえ普通のルートではなく馬羅尾沢からの沢詰め藪漕ぎルート。残雪も残っていて、高低差のあるピストンは中々タフな山行に。

GW谷間の5/1、なるべく人のいないところへという目論見はまんまと大当たり。誰にも会わない、穏やかな休日となった。