瑞牆山 十一面岩奥壁 一粒の麦

2023年05月02日(火) [日帰り]

• GPS: 08:06
• 距離: 5.5km
• 登り: 870m
• 下り: 903m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:01
• 合計: 9:12

7:08 みずがき山自然公園
16:16 16:17 みずがき山自然公園
16:20 ゴール地点

天候

朝方くもりのち晴れ(風強し)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/2 7:07

パートナーと朝7時にみずがき自然公園に集合。5月とは言え、まだ朝は気温が低く、寒かった、、、。

5/2 7:10

準備を整え、出発。十一面岩がドーンッ！！と聳える。この先の奥壁が今回の目的地。

5/2 7:10

みずがき自然公園周辺は石楠花と共に、山ツツジも見ごろで可憐に花を咲かせておりました。

5/2 7:42

この日のルート「一粒の麦」の取り付きまで、山歩きをします。途中、八ヶ岳が雄大に見えました。まだ赤岳には雪があるようでしたが、全体的には雪はほとんどなく、雪解けが早そうに思えました。

5/2 7:46

歩き始めて30分ほどで十一面岩末端壁へ到着しました。
いつも登っている末端壁。今日はさらにその奥壁が目的地です。

5/2 7:46

末端壁に咲いていたコイワザクラ。絶滅危惧種になっているようで、この時期にこの周辺に咲く紫色のキレイな花です。

5/2 7:47

末端壁にある、水場のホースからは水が出てませんでした。雨の日が連続して続かないと水が出ないように思えました。

5/2 7:48

末端壁の全景。まだ朝も早く、岩は冷たそう、、、。

5/2 7:48

末端壁を通りすぎてガレ場を進みます。歩きにくい、、。

5/2 7:51

歩いていくと目の前に「小ヤスリ岩」がだんだん近づいてきます。

5/2 7:57

モアイフェースと白熊のコルが見えてきます。だんだん目的地が近づいてきます。

5/2 8:52

一粒の麦のスタート地点に到着しました。この写真のところを歩いて行くと1P目(5.9 30m)のスタート地点に行けます。

5/2 8:53

1P目から見上げた風景。まずは自分がトップでスタート。岩が冷たく、風も強く、簡単であろうルートも難しく感じました。
階段状の岩場を登り、やがて少し被ったハンドジャムをこなしていきます。

5/2 8:53

1P目の終了点から南アルプスがよーく見えておりました。右から甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、北岳、間ノ岳がくっきりはっきり見えておりました。

5/2 9:21

1P目終了点からのビレイ風景。まだ陽が差さず、とても寒い、、、。

5/2 9:28

2P目(5.10b 30m)の全容。グレードは5.10b。ハンドジャムがよく効きそうなサイズ感。でも上部が広そう。

5/2 9:40

パートナーが2P目をトライ。でもテンションがかかってしまう。どうやら岩が冷たすぎてジャミングしている感覚がない模様。
その後自分もフォローで登って、なんとかテンションせずに行けたが登り終わった頃には手がかじかんで冷たかった。

5/2 10:30

3P目(5.6 40m)のスタートからの風景。少し登って右側の岩の隙間を下ります。

5/2 10:33

3P目の途中。こんな感じの岩の隙間を下ります。階段状に岩があるので、苦労せずに行くことができました。

5/2 10:47

3P目の岩の隙間を下り終わって、見上げている風景。

5/2 11:02

4P目(5.6 25m)。
写真の左のチムニーを登ってもいいが、パートナーは右のルンゼを巻きました。こちらの方が簡単で、歩いていくことができます。

5/2 11:10

5P目(5.10a 30m)のスタート地点からの風景。

5/2 11:17

5P目のハンドクラック部分。抜け際が広く、ハンドクラックも効かない。でも何とかフェース力を活かして登りました。

5/2 11:39

5P目終了点からビレイ風景。
八ヶ岳が綺麗に見えておりました。今年は雪解けがやっぱり早い。

5/2 11:48

6P目(5.10c 35m)。クラックとフェースガバホールドがあるのでうまく使って登ります。何気にここが一番の核心だったかも。

5/2 12:08

パートナーがうまく乗り越えました。この先は快適なハンドクラック。

5/2 12:51

奥壁の山頂に到着。
山頂からは雲一つない絶景がまってました。
瑞牆山と大ヤスリ岩がくっきり、はっきり見えてました。

5/2 12:51

こちらは十一面岩末端壁。いつみても威圧感ある岩様相。

5/2 12:52

今日の出発地のみずがき自然公園の駐車場がよーく見えておりました。今日は駐車スペースは空きがまだありました。

5/2 12:52

富士山と小ヤスリ岩。いつも富士山に見守られている気がする。

5/2 12:57

登って来たなぁ〜。
このままずっとこの景色を眺めていたい。

5/2 13:11

南アルプスもほぼ全山が見えてました。
一番奥は「聖岳」かなぁ〜？
笊ヶ岳もみえてるかなぁ〜。

5/2 13:12

八ヶ岳も全山見えてましたぁ。

5/2 13:06

しばし山頂で休憩し、帰路へ。
下降路は写真のチムニー目指して下ります。
登ってる時は時間がかかったが、下りはあっという間。
20分間くらい歩いて取り付きに戻りました。

5/2 15:08

下山して時間があったので、ボルダリングタイム。
ガリガリ君トラバース(2級)はまだ登れてないけど、
今日はあと一手というところまで来ました。次回は登れそう。

5/2 16:13

登り初めは気温も低く、寒かったのに、駐車場に降りてきたらTシャツ一枚でも過ごせる陽気でした。
シャクナゲが綺麗に咲いてました。

5/2 16:14

いつみても雄大な瑞牆山十一面岩末。
いつもお世話になっております。

5/2 17:15

パートナーと別れて、清里にあるROCKへ。
カレーが有名。

5/2 17:24

注文したのは「ROCKビーフカレー big」1,550円。
ドロッとしたルーに、コクのある味わい。
上に載っているのはレーズンバター。
ワンプレートにはサラダも盛り付けられておりました。
お腹いっぱいになり本日のクライミングは終了。

撮影機器：

OPPO R15 Neo 4GBメモリー SIMフリー OPPO

感想

kananaskis

2023年のGW、瑞牆山十一面岩奥壁の「一粒の麦」マルチピッチクライミングをしてきました。
トポにはC02-C5 1セット プラス C5と記載がありましたが、ハンド&フィストサイズのC1-C4が2セットあった方が安心かと思いました。
自分たちは心配性だったため、C02-C0.75を2セット、C1-C3を3セット、C4,C5を2セット持っていきました、、、。（持って行き過ぎ？？）

朝方は気温も低く、かつ風も強かったため、寒く、手がかじかみ、ジャミングがうまく効かずグレード以上の難しさでした。
でも中盤には陽が差し始め、だんだん暖かくなり、山頂では気持ちよくお昼寝できるくらいの陽気となりました。
この日は自分たちパーティー以外にマルチピッチをやっている人たちは見当たらず、貸し切りの瑞牆山十一面岩でした。