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Yamareco

記録ID: 5444946
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ハイキング
比良山系

南比良峠からシャクシコバの頭

2023年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:45
距離
14.5km
登り
1,252m
下り
1,243m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:06
合計
5:46
8:14
23
8:37
8:38
47
9:25
9:26
65
10:31
10:31
20
10:51
10:51
74
12:05
12:06
6
12:12
12:12
18
12:30
12:30
6
12:41
12:42
16
12:58
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18
13:16
13:16
7
13:29
13:30
20
13:50
13:50
8
13:58
13:58
2
14:00
ゴール地点
比良駅2時到着を目標にしてたので、一応達成ということだが、本当はゆとりがあれば武奈ヶ岳まで行くつもりだったのです。まだ体力的には行けたけど、時間的に無理と判断して、すっぱり中峠から下山モードに。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR比良駅
コース状況/
危険箇所等
深谷〜南比良峠のルートは、昨年までと比べても倒木、崖崩れなど、かなり荒れてます。京都府立医大の廃山小屋からの直登ルートが大変なので、初心者には不向きです。
その他周辺情報 JR比良駅前の「一休」で下山ビールできます。
今日は登山客がすごい人数だったので、正面谷は避け、深谷から小川新道に行くことに。比良駅から南に歩き出したらヤギさんが草を食べてました。いつからヤギが飼われてたんだろ?
2023年05月03日 08:16撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 8:16
今日は登山客がすごい人数だったので、正面谷は避け、深谷から小川新道に行くことに。比良駅から南に歩き出したらヤギさんが草を食べてました。いつからヤギが飼われてたんだろ?
以前は「南比良」という交差点が(標識で書いて)あったのに、気が付いたらなくなっていた、というかそもそも信号機が外されていた。ガソリンスタンドの先にある交差点(南比良)から深谷に入ってしばらくすると「百間堤」。地元の石を贅沢に使った分水嶺。水資源の保護と平等な分配も大変ですね。
2023年05月03日 08:39撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 8:39
以前は「南比良」という交差点が(標識で書いて)あったのに、気が付いたらなくなっていた、というかそもそも信号機が外されていた。ガソリンスタンドの先にある交差点(南比良)から深谷に入ってしばらくすると「百間堤」。地元の石を贅沢に使った分水嶺。水資源の保護と平等な分配も大変ですね。
ノタノホリから降りてくるルートとの合流点。一度だけノタノホリから下りるのに使ったことがありますが、ほかにここを使う意味があんまりないな。
2023年05月03日 08:53撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 8:53
ノタノホリから降りてくるルートとの合流点。一度だけノタノホリから下りるのに使ったことがありますが、ほかにここを使う意味があんまりないな。
コバノガマズミ、今が旬ときれいに咲いてます。
2023年05月03日 08:56撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 8:56
コバノガマズミ、今が旬ときれいに咲いてます。
林道の終点。堂満岳南の「南比良峠」が見える。青空高まる〜!
2023年05月03日 08:58撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 8:58
林道の終点。堂満岳南の「南比良峠」が見える。青空高まる〜!
10個以上の堰堤で守られている水資源。何度も渡渉を繰り返しながら堰堤を越えていきます。右で越えたり左で越えたり。
2023年05月03日 09:03撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:03
10個以上の堰堤で守られている水資源。何度も渡渉を繰り返しながら堰堤を越えていきます。右で越えたり左で越えたり。
ここはいつ見ても迫力ありますね。
2023年05月03日 09:13撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:13
ここはいつ見ても迫力ありますね。
ジシバリが群生している。この花は葉っぱが可愛い。
2023年05月03日 09:13撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:13
ジシバリが群生している。この花は葉っぱが可愛い。
ここを登り詰めると、先日歩いた荒川峠手前のP865に行けそうな....無理かな。今のところはやっぱりやめておこう。
2023年05月03日 09:18撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:18
ここを登り詰めると、先日歩いた荒川峠手前のP865に行けそうな....無理かな。今のところはやっぱりやめておこう。
府立医大山小屋跡の手前にあるブッシュ。なんだかおいしそうな...
2023年05月03日 09:20撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:20
府立医大山小屋跡の手前にあるブッシュ。なんだかおいしそうな...
裏側から見ると、タニウツギが咲こうとしている。
2023年05月03日 09:21撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:21
裏側から見ると、タニウツギが咲こうとしている。
丸山谷出合を左側の沢沿いに上がると、京都府立医大の廃山小屋が見える。ここからしばらくザレ場の急斜面との格闘。
2023年05月03日 09:25撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:25
丸山谷出合を左側の沢沿いに上がると、京都府立医大の廃山小屋が見える。ここからしばらくザレ場の急斜面との格闘。
一応厚めのロープとトラロープは繰り返し出てくる。時には2本ついてくることもあります。
2023年05月03日 09:32撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:32
一応厚めのロープとトラロープは繰り返し出てくる。時には2本ついてくることもあります。
こんな感じ。でも今日はビックリするほど倒木が多くて、いつもにもまして荒れている。障害物とザレた急斜面に悪戦苦闘。
2023年05月03日 09:35撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:35
こんな感じ。でも今日はビックリするほど倒木が多くて、いつもにもまして荒れている。障害物とザレた急斜面に悪戦苦闘。
ようやくロープ場が終わった。谷の斜面を見ると激しく崩れ落ちている。
2023年05月03日 09:38撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 9:38
ようやくロープ場が終わった。谷の斜面を見ると激しく崩れ落ちている。
旧道に出ました。中井新道の中井一郎氏は学生を連れてここを歩いたんでしょうね。
2023年05月03日 10:01撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:01
旧道に出ました。中井新道の中井一郎氏は学生を連れてここを歩いたんでしょうね。
シハイスミレかな。きれいです。
2023年05月03日 10:02撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:02
シハイスミレかな。きれいです。
振り返ると、沖島が水墨画に描かれた島のよう。
2023年05月03日 10:04撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:04
振り返ると、沖島が水墨画に描かれた島のよう。
イワカガミ。色が濃いと美しいですね。
2023年05月03日 10:06撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:06
イワカガミ。色が濃いと美しいですね。
もう少しで南比良峠。この道は草が深く生い茂っていたのだけれど、きれいに整備されてますね。
2023年05月03日 10:29撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:29
もう少しで南比良峠。この道は草が深く生い茂っていたのだけれど、きれいに整備されてますね。
さて、大橋に向かいます。この道もすごいブッシュだったのですが、きれいに刈られています。道がちゃんと見えますね。
2023年05月03日 10:32撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:32
さて、大橋に向かいます。この道もすごいブッシュだったのですが、きれいに刈られています。道がちゃんと見えますね。
大橋までたどり着く。美しい沢を満喫しました。今日は水量が多いです。
2023年05月03日 10:57撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 10:57
大橋までたどり着く。美しい沢を満喫しました。今日は水量が多いです。
南比良峠で足がヘロヘロの状態ですが、頑張って小川新道に臨みます。
2023年05月03日 11:01撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:01
南比良峠で足がヘロヘロの状態ですが、頑張って小川新道に臨みます。
シャクナゲが唯一の救い。あとはもう気力だけ。
2023年05月03日 11:05撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:05
シャクナゲが唯一の救い。あとはもう気力だけ。
登った。疲れた。帰りたい。でももう少し尾根を登ってからおやつタイムにしますよ!
2023年05月03日 11:12撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:12
登った。疲れた。帰りたい。でももう少し尾根を登ってからおやつタイムにしますよ!
やれやれ月見岩でしばし休憩、おやつタイム。
2023年05月03日 11:21撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:21
やれやれ月見岩でしばし休憩、おやつタイム。
ああ、1年に一度の小川新道って感じ。
2023年05月03日 11:39撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:39
ああ、1年に一度の小川新道って感じ。
裏側から見た堂満岳と今日登ってきた右裾の南比良峠。
2023年05月03日 11:44撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:44
裏側から見た堂満岳と今日登ってきた右裾の南比良峠。
急に開けて、ブナ林が目の前を占拠。この季節ならではの美しい新緑のブナ林。
2023年05月03日 11:52撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 11:52
急に開けて、ブナ林が目の前を占拠。この季節ならではの美しい新緑のブナ林。
ヘロヘロになりながら、ようやくシャクシコバの頭に到着。ふー。
2023年05月03日 12:05撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 12:05
ヘロヘロになりながら、ようやくシャクシコバの頭に到着。ふー。
この辺りはヒカゲノカズラではなくて、ヤチスギランが群生している。
2023年05月03日 12:06撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 12:06
この辺りはヒカゲノカズラではなくて、ヤチスギランが群生している。
めっちゃヤブデマリ。中峠から下山モードに入ります。下りは早いよ!
2023年05月03日 12:08撮影 by  iPhone 8, Apple
5/3 12:08
めっちゃヤブデマリ。中峠から下山モードに入ります。下りは早いよ!

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル
備考 グローブは、早めに装着しよう!

感想

深谷は中井一郎氏の「比良 - 山の自然譜 -」でよく山岳部の生徒と歩いた記述があるが、その中で(古い昭文社の山岳地図のコース案内にも出てくる)「末期の水」についての記載があって、それがどこのことなのか、ずっと気になっています。このコースの登りが滅茶苦茶なのは、本来のコースが崩れ落ちてしまったためなのですが、末期の水場も崩れてなくなってしまったのか謎です。T師匠の記憶によると、南比良峠の山小屋の近くに水場があったそうなのですが、今となってはその山小屋がどのあたりにあった山小屋なのか、あるいは何という名の山小屋だったのか、知るすべがありません。ひょっとすると丸山谷出合にある京都府立医大の山小屋がそれなのではないかと疑ってみたのですが、T師匠にはキッパリと否定されてしまいました。

丸山谷出合から南比良峠までの急斜面はロープがあるのですが、頼り過ぎずに足で踏ん張らないと、普通の登山ではあまり使わない上半身の筋肉を使うので疲労が激しいです。またロープは重力の方向に合わせて真下に張られているのではなく、ルートの方向(斜め上とか横方向とか)に張られているので、ロープを持つ手でバランスを取るのは難しいです。体が真下の重力の方向に引かれるので、バランスを崩すと手が修正する連続になるのでとても疲れます。しかもここのロープ場はそこそこ長く続きます。旧道に出たところで一呼吸整えて、気持ちと体を切り替えて南比良峠に向かいます。

南比良峠からは、少し荒川峠側に戻ってから奥ノ深谷へ降ります。ちょっと久しぶりなので沢をうろうろしながら小川新道の入り口まで進みます。斜面を見上げるとそれだけで疲労感が....。しっかり斜面を斜めに移動しながら谷に突入します。この谷は普段水がほとんどないのに、今日は水が流れています。深谷でだいぶ体力使ったのでペースが上がらない。尾根に出たらおやつ食べようと心に誓って頑張って登りました。月見巌で休憩しさらに進むのだけど、やっぱり長い、疲れが取れません。このルート久しぶりなので味わいながら登り、ようやくシャクシコバの頭へ。とっても地味な標識が印象的でした。

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