富士山 水ヶ塚公園から須山・富士宮ルートピストン

2023年05月03日(水) [日帰り]

• GPS: 12:14
• 距離: 19.8km
• 登り: 2,352m
• 下り: 2,338m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:34
• 休憩: 1:39
• 合計: 12:13

6:01 水ヶ塚公園
6:31 6:31 須山登り一合五勺
7:18 7:18 御殿庭下
7:48 7:49 御殿庭中
8:19 8:19 山体観測装置
8:25 8:25 宝永第二火口縁
8:39 8:39 宝永第一火口縁
8:54 9:02 宝永山荘
9:48 9:52 新七合目御来光山荘
10:33 10:39 元祖七合目山口山荘
11:13 11:40 八合目池田館
12:14 12:25 九合目万年雪山荘
12:52 12:59 九合五勺胸突山荘
13:32 13:32 頂上富士館
13:44 13:49 富士宮口頂上
13:50 13:50 頂上富士館
14:09 14:15 富士山
14:21 14:21 三島岳
14:27 14:31 富士宮口頂上
14:43 14:43 九合五勺胸突山荘
14:49 14:50 九合目万年雪山荘
14:56 15:05 八合目池田館
15:23 15:24 元祖七合目山口山荘
15:43 15:49 新七合目御来光山荘
16:16 16:17 六合目雲海荘
16:26 16:27 宝永第一火口縁
16:33 16:33 宝永第二火口縁
16:37 16:37 山体観測装置
16:58 16:58 御殿庭中
17:14 17:15 御殿庭下
17:48 17:48 須山登り一合五勺
18:13 18:13 水ヶ塚公園
18:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水ヶ塚公園駐車場、無料。夏の開山シーズンは有料。

コース状況／危険箇所等

・富士山スカイラインの登山区間は、夜間に凍結があるために、当面の間（いつまで？）午後5時から翌日8時まで通行止め。
・須山口からは超ロングルートなので健脚者向き。
・富士宮ルート七合目から局所的に積雪あり。
・富士宮ルート八合目から頂上までは完全に積雪。深いクレバスあり。
・日焼け止め、サングラス、アイゼン、ピッケル、ヘルメット必須。
・今年4月には、御殿場ルートでネパール人男性が滑落死する事故が起こっている。

写真

5/3 6:00

登山開始直後の水ヶ塚公園駐車場から見た富士山。ここから見る富士山は迫力があって好き。

5/3 6:02

水ヶ塚公園駐車場の向かい側にある、須山ルートの登山口。

5/3 6:07

須山ルートの序盤は道はなだらかだが、小石が多くて地味に歩きづらい。序盤は雄大な広葉樹林が広がる。

5/3 6:54

樹木の墓場のような光景。

5/3 7:19

標高が上がると針葉樹林になる。

5/3 7:40

どなたかの落し物。

5/3 8:20

森林限界を超えたあたりで、宝永第二火口と第一火口のそばを通る。実に雄大な光景。

5/3 8:40

宝永第一火口から富士宮ルート六合目へのトラバースルート。宝永山荘のところにつながる。

5/3 8:51

富士宮ルートとの合流地点まで2時間50分。この時点でかなり体力を消耗していたが、引き続き富士宮ルートで頂上を目指す。

5/3 10:30

晴天に恵まれて眺めが良い。

5/3 11:24

八合目までは局所的に積雪があり、アイゼンなしで何とか登ったが、八合目から上は完全に雪渓状態。ここでアイゼンを装着。

5/3 11:35

あとは頂上近くまで雪渓を直登。雪が締まっていないのでズルズルと下がりやすく、余分に体力を消耗した。

5/3 12:10

九合目の萬年雪山荘。何度もここを通っているが、こんな光景を見たのは初めて。なお、今年は富士宮ルートでご来光登山をする予定で、しっかり萬年雪山荘の予約をしておいた。

5/3 12:30

頂上近くまでの雪渓がとにかく長い💦。ほとんどすべての方が富士宮口五合目から登られたようで、須山口一合目から登った私はペースが上がらずにかなり苦戦した。

5/3 13:06

標高が上がるにつれて、傾斜度もきつくなる。

5/3 13:34

あと少しで富士宮ルート頂上。

5/3 13:41

頂上浅間大社にて。

5/3 13:49

富士宮ルート頂上にザックをデポして剣ヶ峰を目指そうとしたら、スマホまでデポしてしまって、慌てて取りに戻る一幕も。

5/3 13:54

こんなに積雪の多い時期の富士山は初めてなので、いつもと地形が変わっていて驚いた。

5/3 14:06

剣ヶ峰へのあの階段が完全に雪に埋もれている。

5/3 14:08

剣ヶ峰の日本最高峰の石碑もこの通り。

5/3 14:10

居合わせた方に撮って頂いた。

5/3 14:12

噴火口。

5/3 14:13

剣ヶ峰から相模湾を望む。

5/3 14:13

剣ヶ峰から駿河湾を望む。

5/3 14:24

下山開始直前に富士宮ルート頂上から見下ろした光景。これから水ヶ塚公園（画像左の円内）まで下ることを考えると、ちょっと気が遠くなりそう💦

5/3 14:45

下山時は、雪渓の上はスピードが出やすかった。

5/3 14:46

所々に深いクレバスがあった。深いところでは1m以上のところもあった。

5/3 18:12

かなり疲れたが、無事に帰着。

5/3 18:14

帰着時の富士山の光景。今日もたっぷりと冒険をさせてくれた富士山に感謝。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ソフトシェル バラクラバ 帽子 ヘルメット タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 靴 ザック アイゼン 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ 非常用トイレ ピッケル

感想

engeisamurai

　GWの時期の富士山を初体験。当初の予定では、早朝に富士宮口五合目まで車で行き、そこから登るつもりで計画を立てていた。が、現地に着いてみると、富士山スカイラインの登山区間は、夜間に凍結の恐れがあるとのことで、当面の間は午後5時から翌朝8時までは閉鎖されるとの看板があった。ああ、私としたことが、肝心なことを調べていなかったなんて・・・。
　午前5:40頃の時点で、登山区間の入り口には10台近くの車が止まっていたと記憶している。8時の開門まで待つのも長いので、私は予定を変更して、水ヶ塚公園駐車場の向かい側の、須山口から登ることにした。
　これまで、須山口一合目からは夏道の時期に何度か登っているが、残雪期に登るのは初めて。夏道でさえも登るのが大変なのに、果たして残雪期に登って体力が持つかどうか気がかりだったが、かなり疲れたものの、明るいうちに戻ってくることができた。また、八合目より上の、今までに経験したことのない積雪の多い光景がとても新鮮で、たっぷりと冒険気分を味わった。