国見岳 熊本県最高峰&秘境の山(九州の山旅四日目)
- GPS
- 05:45
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 983m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:45
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
民宿「山女魚荘」手前のY字型分岐を右に入り道なりに走り 五勇谷橋ゲート前の道路余地に駐車します(1,2台のスペース) 道は途中まで舗装ですが、細く、見通しの悪いカーブが連続 対向車があった場合は待避線までのバックが 相当大変な場合もあるかと思います |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道ゲートからすぐの五勇谷橋を渡ると すぐに登山道入口の標識がありますが 崩落していて危険な為、更に未舗装の平坦な道を歩き(小一時間) 新登山道入口から登山道に入りました 旧道との合流点まで、急斜面の植林帯に歩き易く道が付けられています 合流点からは尾根沿いの道で、時折短い急坂が現れますが ブナ林の中の緩やかな散歩道もあり変化に富んでいます 特に危険箇所のない、気持ちの良いコースです |
その他周辺情報 | 熊本空港に向かう途中、 道の駅「美里」にある石段の郷「佐俣の湯」に寄りました 駐車場が広く、営業時間は10時から21時まで 入浴料は大人500円です |
写真
感想
南九州の山旅も、あっという間に最終日を迎えました。
昨日の天気には泣かされましたが、今日はまずまずのようです。
昨夜は、暖かいと思っていた九州もちょっぴり冷え込み
用意されていた宿の炬燵が嬉しい夜でした。
五家荘は山深いので、炬燵も早く用意されるのでしょうか。
宿泊した民宿から先の道は更に細い為、
宮崎空港からお世話になって来たバスを乗り換え、
民宿の御主人の運転で更に小さなバスで宿を出発。
舗装はされているものの、険しい渓谷を目の下に見る
曲がりくねった道脇に、まだ数軒の民家があって驚きました。
ゲートのすぐ向こうに五勇谷橋が見えています。
橋を渡ってすぐの場所に登山口がありますが、
現在、登山道が途中で崩壊しているとのこと。
ここを素通りし、更にもう一箇所の登山口を素通りして
平坦な未舗装の林道を小一時間歩いて、新道入口に到着。
杉の植林帯の急斜面に道がジグザグに付けられていて
とても歩き易くなっていました。
植林帯を抜け、雑木林に入ると尾根に到達です。
旧道との合流点に、地図付きの大きな案内板があり
一人で来たなら、ほっとする地点でもあると思います。
合流点からは、緩急を交え、ほぼ直線状に尾根を登りました。
途中で一箇所だけ岩稜を北に巻いています。
植生の変化も豊かで、様々な木々を眺めながら歩ける楽しさは格別。
九州に残された数少ない貴重なブナ林や、シャクナゲの群落は
季節毎に登山道を印象深く彩るのではないかと思います。
緩やかなシャクナゲ林と点在する岩の先の小高い岩場が山頂でした。
すっくと祠が建ち、一等三角点が立つ、大展望の山頂です。
青空が見えてはいるものの、半ば雲海に閉ざされて残念です。
尾鈴山、市房山、国見岳は日本二百名山・三百名山、
と同時に一等三角点百名山に選ばれている秀峰。
三山を無事に踏破出来た喜びをかみしめながら雲海を望むと
遥か彼方に雲仙岳の山頂が微笑むかに眺められました。
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