氷ノ山 〜強風の中、総体下見をしてきた〜

2023年05月05日(金) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 10.7km
• 登り: 840m
• 下り: 821m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:36
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:48

9:08 ふれあいの里
9:22 9:22 仙谷コース登山口
10:16 10:38 自然探勝路・三の丸コース分岐点
10:47 10:54 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
11:45 11:58 三ノ丸休憩所
12:01 12:01 三ノ丸
12:24 12:25 1448ｍ点
12:47 13:09 氷ノ山
13:15 13:17 こしき岩
13:22 13:22 仙谷分岐
13:28 13:28 ヤキョウガ山
13:58 13:59 氷ノ越
14:09 14:09 木原八丁
14:21 14:21 旧伊勢道石畳
14:23 14:24 北探勝路分岐
14:29 14:30 町道登山道・キャンプ場登山道合流
14:33 14:35 わかさ氷ノ山キャンプ場登山口
14:50 14:50 響の森駐車場
14:56 氷ノ山自然ふれあい館「響の森」

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

氷太くん前の駐車場に現地集合としました。私は車で行きましたが、生徒は親の車で送り迎えしてもらった者と、列車・バスを利用した者が半々でした。

コース状況／危険箇所等

特に危険場所はありません。道も迷うことは無いでしょう。ただし、低気圧の影響でかなり強い風がありました。

その他周辺情報

バスの待ち時間に「響の森」や「氷太くん」で時間を過ごしました。

写真

5/5 9:23

登山口までしばらく舗装道路歩き。

5/5 9:32

仙谷コース登山口からスキー場の斜面を上ります。

5/5 9:35

自然探勝路入口。

5/5 9:42

杉林の中を歩きます。

5/5 9:48

途中に大きな谷が2つ。

5/5 10:00

渡渉したら上りになります。

5/5 10:08

下草も無く明るい林床、

5/5 10:18

杉林の中のつづら折りを上りきると

5/5 10:19

スキー場のリフト下り場で三の丸コースに合流。今回唯一の360度写真からの切り出しです。

5/5 10:40

激上り、体力審査ポイント。

5/5 10:43

若者は身が軽い。

5/5 10:52

やっとリフト最上部まで上がってきました。

5/5 10:59

林の中の急登が続きます。

5/5 11:15

はるか稜線の向こうに山頂避難小屋が見えます。

5/5 11:20

白くて大きな花弁、花の下に葉が無いのでタムシバです。

5/5 11:21

傾斜が緩やかになってきました。

5/5 11:37

ネマガリタケ（チシマザサ）の群生の中に切り開かれた登山道。

5/5 12:01

三の丸の休憩所に到着。

5/5 12:14

山頂へ向けてさらに進みます。

5/5 12:16

アップダウンが続きますが、スキー場の急登に比べたら気持ちよく歩けます。

5/5 12:18

読図ポイントになりそうなところを確認します。

5/5 12:30

天然杉の群落。風が強いのでゴツイです。

5/5 12:47

山頂だぁー！

5/5 12:55

私のお昼は途中のコンビニで調達しました。既にもう一個おむすびを食べています。

5/5 13:09

山頂で記念写真。個人が特定できないようにサイズ縮小しています。

5/5 13:10

これから進む北方向、奥は扇ノ山だと思います。

5/5 13:20

こっちの日陰には残雪がありました。

5/5 13:25

道の脇にショウジョウバカマを見つけました。

5/5 13:27

仙谷コースは通行止めだそうです。このコース好きなんだけどな。

5/5 13:33

向こうはに見えるのは鉢伏山、スキー場が沢山あります。

5/5 13:55

氷ノ越え避難小屋。

5/5 14:02

森の中を下っていきます。

5/5 14:03

タチツボスミレかな。スミレはいろいろな種類がありました。

5/5 14:14

ミヤマカタバミ。今日は天気があまり良くないので花の開きが悪いです。

5/5 14:20

谷沿いの斜面をつづら折りに下ります。

5/5 14:23

渡渉します。生徒はどうもこういうのは苦手っぽい。

5/5 14:29

杉林を縫って下ります。

5/5 14:32

ハシリドコロ、葉の下にひっそりと紫色の花が隠れています。

5/5 14:33

ニリンソウ。言われてみれば、花が二つあります。

5/5 14:36

鹿除けの電気柵、昼間は電気は流れていませんが通ったらちゃんと元通りひっかけておきます。

5/5 14:43

キャンプ場へ出てきました。

5/5 14:45

マンホールに雪の結晶と鯉と桜の花。

5/5 14:52

ミツマタの花は咲き終わっています。

5/5 14:58

車を置いている「氷太くん」前の駐車場が見えてきました。

撮影機器：

FUJIFILM X-T30 II ボディ 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ジャンパー 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(1９L) 雨具 昼食(おむすび+サラダチキン+野菜ジュース) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶600mL) 地図（コース図・地形図） スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) サブバッテリー 腕時計 カメラ 手拭い

備考

雨具は使わずに済みました。

感想

Katsuhara

　前日のハイキングで膝の筋が少し痛くなっていたが、踵を少し高くして早目に寝たら朝にはほぼスッキリしていた。この日、もう一人の顧問には「続けて歩いてもらわなくても良いです」とは言われていたが、天気予報では翌日から雨予報で山歩きはできそうになかったので、どうせ歩くなら生徒が歩く氷ノ山を一緒に歩いてみようと、支度を整えて家を出た。この日は我が校の山岳部の「ガチメンバー」が月末の県総体に備えた下見の登山を行う。場所は氷ノ山、若桜町のスキー場・キャンプ場から反時計回りに氷ノ山を一回りする、鳥取県東部地区で大会を行うときの定番コースだ。
　9時に氷太くん前の駐車場に集合ということにしていたので、私は8時半ぐらいに、生徒も集合時刻までには車やバスで集まった。生徒は男子4名、女子4名、顧問が私を含めて2名＋小学生の息子、そして元教員の外部指導者1名を合わせて総勢12名で地図のチェックポイント確認を行いながら歩いた。
　生徒は元気だ。生徒を先に歩かせたら、どんどん離されていく。そして生徒がポイント確認をして立ち止まっているところに顧問達が何とか追いつくことを繰り返しながら、周回コースを進んだ。自然探勝路を抜けて、三の丸コースのスキー場リフト下り場から三の丸の稜線まではかなりきつい上りだ。振り返れば見晴らしもよく絶景が広がるのだが、景色を楽しむ余裕もない。
　稜線に上がると、かなり強い風が吹いていた。天気予報では明日から雨の予報で、低気圧に導かれた重い空気がゴオゴオと音を立てて体に打ち付ける。時折雨粒が頬に当たることもあったが、何とか雨にはならずに済んだ。他の登山者もいたようだが、この風の中、足早に歩き過ぎ、山頂の避難小屋の中で休憩をしているようだった。我々は山頂広場のネマガリタケの薮の縁に座り込んでパンやおむすびでさっさと昼食を済ませて下山した。
　山頂から氷ノ越の間で2校ほど兵庫県の高校山岳部女子隊に出会った。聞くと、来週神戸地区の大会がここ氷ノ山で行われるそうで、その下見に来たとのこと。我が校と違ってちゃんと60Lのメインザックの本番さながらの装備で整然と規律よく行動していた。本日サブザックの軽装で訪れている我が校の生徒達は、大会本番フル装備で規定時間内に歩けるだろうか、何だか心配になってきた。せめて、暑すぎず雨に降られず万全のコンディションで大会が迎えられることを願っている。生徒達もこれから大会まで練習でさらに鍛えてくれ。