記録ID: 5472417
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沢登り
丹沢
葛葉川本谷
2023年04月01日(土) [日帰り]
kamog
その他2人
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・上下段駐車スペースあり。15台近く。登山者は下の段に停めてください。 上段(トイレがある方)は水汲み者用です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■葛葉川本谷 ・丹沢エリアで初めて沢登りをされる方の登竜門的な渓です。 葛葉の泉横の橋を渡って少し上流側へ歩き、小さな堰堤上から入渓。 ・入渓約30分ほどで出てくるゴルジュ内の3段目にある6m滝は 流芯左壁から取り付きシャワーを浴びつつ左壁を登りますが 手前右のガレから落ち口右へ高巻くこともできます。 ただ高巻きの方が落差も出るし、滝の落ち口へはトラバースになるので 慣れていなかったり、不安を感じられる方は迷わずリーダーさんに ロープを出してもらうようにしてください。(ここだけに限らずです) ・幅広の8m横向きの滝はどこでも登れますが、少し乾き気味の左壁が楽。 この滝は高巻く方が危険です。 ・二俣を右に進むと板立の滝7m。登りは一般的には右の乾いた壁で 途中ピトン(ハーケン)が打たれています。後続を確保するための ビレイ点はグージョンタイプのボルト2個あり。 クライミング不慣れな方は手前右から高巻きます。 ・表丹沢林道が上部を横断する大平橋の手前に架かる3段8mの曲がり滝は 概ね流芯の左側を登りますが、ここもしっかり濡れます。 中段から右壁を登ることもできます。 ・大平橋を潜り小滝の左側を少し登って、戻る方向に進んで大平橋に。 初心者含むパーティはここで終わり、林道を東側へ進んで、二ノ塔尾根の 登山道を30分も下降すれば葛葉の泉がすぐの桜沢林道に出ます。 ・数は減ってきていますが、雨天や雨後で湿っているときは 特に高巻き道、二ノ塔尾根登山道で満遍なくディートの入った 虫除けスプレーを靴、パンツ内外に塗布してください。 晴れて表面も乾いているときはあまり出てきません。 もちろん素足を出さないレイヤリングは当然です。(アンダータイツ等) 遡行グレード 1級 遡行図は拙著『丹沢の谷200ルート』(山と溪谷社)をご覧くださいませ。 マウントファーム http://www.mt-farm.info/ |
写真
撮影機器:
感想
この夏大きな沢を目指される方々のほとんど沢初めに葛葉川本谷へ。
すっかり春も本番。
谷の両岸には青い空に手を伸ばすかのように新緑は映え
冬に佇んでいた水は、生を受けたように嬉々として流れ出しています。
今が沢登りというアクティビティの一番適期です。
一般的な詰めの尾根は特に出だしが踏み跡ほとんどなかったので
悪場に慣れていないクライアントさんは
「詰めが一番痺れました〜」とのこと。
こういう悪場の経験を重ね、大きな目標を達成してもらいたいですね。
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