八経ヶ岳〜大峰の最高峰へはシャクナゲの道を…

2023年05月12日(金) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,111m
• 下り: 1,104m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:21

7:33 行者還トンネル西口
8:27 8:28 奥駈道出合
8:50 8:50 弁天ノ森
9:13 9:16 聖宝ノ宿跡
10:04 10:05 弥山小屋
10:07 10:12 弥山
10:43 11:12 大峰山
11:37 11:41 弥山小屋
12:18 12:21 聖宝ノ宿跡
12:44 12:44 弁天ノ森
13:03 13:11 奥駈道出合
13:54 行者還トンネル西口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

行者還トンネル西口の駐車場。係の方がいらっしゃいました。￥1000。この日は5割くらいの入り？。ただし、下の方にもスペースがあるみたいです。トイレあり。
169号線周りできました。天川村からの309号線は難路だと聞いていたので…。確かに道はいいけど遠いです。309線に入ると道は細くなりますが天川村方面からよりもマシかもしれません。

コース状況／危険箇所等

駐車場から稜線までと弥山直下は急坂です。

写真

5/12 7:37

駐車場の前から登っていきます。ここの登山届、やたら細かいんです。服の色とかそんなのまで書き込む欄がある！。

5/12 7:41

この橋を渡って尾根に取り付きます。

5/12 7:45

あっ！、シャクナゲが咲いている！。

5/12 7:47

次から次へと出てきます。

5/12 7:49

シロヤシオだ！

5/12 7:49

登り初めて10分でちょっと興奮。

5/12 7:50

登るにつれて美形なのが出てきますよ。

5/12 7:50

こちらも。

5/12 7:51

ただし、こっちはちょっと登山道から離れたところで花をつけているので、接写できません。

5/12 7:53

遠くからズームするしかない！

5/12 7:58

ここのシャクナゲ、どれも同じ色ですね。

5/12 8:02

奥秩父のシャクナゲ、色の幅があったんですが、こっちはみんな同じ感じのピンクです。

5/12 8:02

これ単に「シャクナゲ」なの？それともナントカシャクナゲ？。

5/12 8:06

調べてみたらツクシシャクナゲというらしい…。

5/12 8:22

これはギンリョウソウ？

5/12 8:32

大峰奥駆道に出ました。

5/12 8:34

ここからしばらくは急坂もなくラクラクです。

5/12 8:41

茂る前の木々を通して遠くの山も見える、その感じがいいんです。

5/12 8:46

その木の幹、微妙に曲がりくねってるんです。

5/12 8:54

ここにもありました。コミヤマカタバミ。

5/12 8:54

あたり一面。

5/12 8:55

弁天の森です。

5/12 8:57

このあたりの森の感じもいいですね。

5/12 9:02

うわー弥山、デッカイ！。

5/12 9:03

あっちが八経ヶ岳ですね。

5/12 9:16

しばらくは平らな道で…

5/12 9:18

…聖宝ノ宿跡に。ここからは急坂です。

5/12 9:30

これはフモトスミレですね。

5/12 9:30

ワチガイソウ？

5/12 9:48

時折こんな階段が出てきます。

5/12 9:52

だんだん眺めが開けるところが出てきます。大普賢岳とその向こうが山上ヶ岳。

5/12 9:52

大普賢岳かっこいいですね。

5/12 9:56

遠く大台ケ原と歩いてきた尾根。

5/12 9:56

こっちは稲村ヶ岳。

5/12 10:09

やっと弥山小屋に着きました。

5/12 10:10

見えました、八経ヶ岳。

5/12 10:12

まずは、すぐ先の弥山山頂に行ってみます。

5/12 10:13

ここからもよく見えます。

5/12 10:24

八経ヶ岳へは一旦下ります。

5/12 10:28

オオヤマレンゲを保護してあるという柵の中を通ります。どれがオオヤマレンゲだろう？

5/12 10:42

そして…。

5/12 10:44

弥山とその向こう大普賢岳と山上ヶ岳。

5/12 10:44

アップします。あの大普賢、小普賢とか並んでるのがカッコいい！

5/12 10:44

そこから左の行者還岳を経て尾根が伸びてきています。奥駆道の一部ですね。

5/12 10:44

大台ケ原方面なんですけど、ほんと山深いですね。

5/12 10:46

南の方向に伸びている奥駆道の稜線。その真ん中…

5/12 10:47

…これが釈迦ヶ岳。素晴らしい眺めでした。

5/12 11:44

弥山に戻ってきました。この眺めともお別れ。

5/12 11:55

こっちを見ながら下ります。

5/12 13:09

トンネル分岐に戻ってきました。この先もステキな稜線が伸びていますがここで終わり。ここから下ります。

5/12 13:10

大普賢も見えなくなってきます。

5/12 13:31

シャクナゲに慰めながら…

5/12 13:31

…急坂を下ります。

5/12 13:32

5/12 13:37

5/12 13:37

天気といい、季節といい、最高でした。

5/12 14:15

帰りの国道の途中から見たナメゴ谷。山桜や紅葉の季節は素晴らしいそうですが、この時期もいいですね。

5/12 14:15

これが登り龍ですね。309号が尾根の先で大きく曲がるところあたりからの眺め、番号が付けられていますが65番くらいだったかな？

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

tsu-pm

　八経ヶ岳、ずいぶん前に登ったことがあります。夏でした。その時も今回と同じトンネル西口から。でも、天気に恵まれませんでした。それで、もう一度行ってみたい…って…。
　せっかくなら、大峰奥駆道を少しでも…って、それには山上ヶ岳の宿坊に泊まって、弥山小屋に泊まって…なんてことも考えましたが、その間が足弱のジジイにはキツそう。それに宿坊って、なんだか抵抗あるんですよね。
　…そんなことで、2日間で山上ヶ岳とここ、1つづつ登ることにしました。

　しかし、遠いです。登山口まで…。
　ここに入るのには、ナビとかでは「天川村からの309号線…」となるのでしょうが、そっちは道が細くって難路だという…。
　以前車を走らせた時のこと、あんまり覚えていないんです。その時は行きは天川村から309号線で、帰りは上北山村へ抜けたんですが…、天川村の方から来てあまりにも難路だったんで、そうしたのかもしれません。
　ということで、169号線で…、でも遠いんです。おまけに309号線に入るとやっぱりちょっと難路（それでも天川村からよりもマシ？）。それに軽を借りたもんで、パワーがない、ノロノロとしか登れないんです。あの峠道に30分もかかってしまいました。
　
　それでも、無事登山開始、しかし、いきなりの急坂です。
　そんな急坂でも、一気にヤル気が…、シャクナゲにシロヤシオ！！。これは全く予想していませんでした。シロヤシオは下の方だけでしたが、延々と続くシャクナゲ通り、おまけに登るにつれてフレッシュなのが出てきます。これは、奥秩父の某所に負けないぞ！
　そのシャクナゲ、なんだか奥秩父あたりでみるのとちょっと違うんです。あっちは色の濃いのから白っぽいのまで変化があるけど、こっちはみんな濃いピンク。帰って調べてみたら、関東のはアズマシャクナゲ、九州、四国、紀伊半島のはツクシシャクナゲというらしい…って…。なるほど…です。

　稜線に出るとシャクナゲ、もうありません。でも、この芽吹いたばかりの緑の中っていいですね。緑の中から遠くの山々が見えたりするのもいい！。
　
　弥山への急坂はツラかったけど、そんな緑の中の道と、延々と続く大峰山脈の眺め、最高の季節の最高の天気の日に登れたこと、ラッキー？！。これはいつかの夏の日のリベンジ、十分にできましたよ。

　ただし、下りの急坂、疲れました。さらに気を遣う林道（林道じゃ〜ない、あれでも国道か！）の運転…。