蝶ヶ岳:春秋恒例行事。27回目の登頂。しかし、大怪我
- GPS
- 07:46
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,439m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:46
( 6:10(6:40) 自宅 )
6:44-46(7:25-30) 三股駐車場(1,280m)
6:57(7:42-43) 三股(1,360) 登山届提出
7:26(8:15) ゴジラみたいな木(1,545m)
8:20(9:10-20(10")) まめうち平(1,916m) (チェーンスパイク装着)
9:03-13(10")(10:10-20(10")) 蝶沢(2,110m) ヘルメット、ピッケル、6本爪アイゼン、サングラス装着
10:48(11:40) 大滝山分岐(2,615m)
11:02-14(12")(11:55-12:05(10")) 蝶ヶ岳(2,677m) 塩羊羹、芍薬甘草湯、アクエリアス2/5
登り:4'16"(4'25") 延標高差:1,449(1,449)m 速度:340(328)m/h 距離:5.9(5.6)km 歩速:1.4(1.3)km/h
11:54-57(3") 転倒(2,294m)
12:05-22(17") 転倒(2,223m) はじめ知らなかったが革手袋上から手のひらに4cm 深さ1cmの傷を発見。鼻と目の窪みにも血が出ていたので
テーピングで顔を巻き、手もぐるぐる巻きに。手の傷はおそらくピッケルのブレードによるものと推測される
12:43(13:10) 蝶沢(2,110m)
13:15-16(1")(13:40-45(5")) まめうち平(1,916m)
14:32-34(14:50-55) 三股駐車場(1,280m)
下り:3'18"(2'45") 延標高差:1,449(1,449)m 速度:439(527)m/h 距離:5.6(5.6)km 歩速:1.7(2.2)km/h
山行:7'46"(7'20") 延標高差:2,898(2,898)m 速度:373(395)m/h 距離:11.5(11.2)km 歩速:1.5(1.5)km/h
赤十字病院の救急受付 14:58-17:40
( 17:50(15:40) 自宅 )
Door to Door:11'40"(9'00")
【2023年の山行 32回目】
今回の歩行距離: 11.5km 2023年の累積距離:344.8km
今回の累積標高: 2,898m 2023年の累積標高:58,459m
<註>累積距離:山歩き+BC、ゲレンデ滑走
累積標高:山歩き+BC滑走+ゲレンデ滑走
2023年から累積標高にゲレンデ滑走も含める
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
例年より雪が少ない。2,100mくらいから登山道に雪が出てくる。 雪で倒れた木が起き道を塞ぐ。 今回は昨日購入した6本爪アイゼンを使用。雪面は比較的歩きやすかったが、mix地帯でつまづき大怪我に |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖網シャツ 半袖シャツ 網タイツ 夏用ズボン(スマホ(GPS) 財布 計画書 鍵) ゲーター 厚手靴下 指なし手袋 三季用登山靴 ストック2本 ザック30L(オーバー手袋 冬用アンダーウェア 防寒着 雨具下 6本爪アイゼン ピッケル 行動食 非常食 アクエリアス 地図 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 手拭 ツェルト サバイバルシートサングラス ヘルメット)
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感想
27回目の蝶ヶ岳で大怪我をしてしまった。
今春は雪が少なく中間点を越えた2,100m程から雪が出始めた。
蝶沢でピッケル、6本爪アイゼン、サングラス、ヘルメットを装着する。
前日に6本爪アイゼンを購入。後述する怪我は履きなれないアイゼンも一因か。チェーンスパイクと10本爪アイゼンを予定していたがemclubさんからアンチスノープレートのある6本爪アイゼンがあると聞き購入し初めて履いた。チェーンスパイクも10本爪アイゼンも靴先端に爪があるが6本爪アイゼンは靴先端に爪がないため勝手が違う。
登りは雪が少なかったためにオーバーペース気味に歩き、大滝山分岐への登りでばてた。しかし予定より早くたどり着けた。
下りでハプニング。木製の階段で2度、転倒し階段を頭から突っ込む
1回目は4-5段の階段、2回目は7-8段の階段で傾斜もあった。
1回目は段を支えるL字鋼に左足をひっかけたか。半回転して背中向きで頭から落ちた。幸い怪我はなかった。
2回目は右足のアイゼン爪が段に引っ掛かりそのまま転倒したようだ。
1,2回とも追い越し前を歩いていた人に助けてもらう。
鼻の目の近くに血が出ていたためバンドエイドを頂くが濡れておりうまく貼れない。仕方なくテーピングテープで顔を巻く。その時点ではそのほかに左薬指第一関節爪側に皮がむけ血が出ていた程度で大したことはないと思っていた。
いざ立ち上がって歩こうとしたら、右手手のひらが指なし皮手を通してパクっと切れており出血。手袋をとりテーピングテープできつく縛りその上から切れた皮手袋をした。鋭い切れ口をみるとピッケルのピックではなくブレードで切った可能性が強い。
歩き始めると色々のところが痛み出すが歩けないことないのでゆっくり下る。緩やかになってからは、右手ストックを肩にかけ右手が肩のあたりになるようにして歩いた。
傷の深さを考えると救急病院に行った方が良さそうなので直行する。
軽く考えていたが2時間半も掛かってしまった。
まずは傷口は4cmで深さ1cmで11針縫った。ピッケルの傷なので汚れていないと思ったが、たくさんのゴミが入っており水洗いでは取れず麻酔をかけて20分ほど要した。怪我したらその場で水洗いしてくださいと言われた。
11針縫うにも30分ほど要した。
次に左右の膝下にも出血があった。特に左足の膝下の打撲は痛い。レントゲンを撮ったが骨には異常がなかった。
右鎖骨にも出血打撲、右肋骨の一番下の骨も打撲(寝返りをすると痛む)。
鎖骨、肋骨はCTスキャンをしたが問題なし。(初めてCTスキャンを経験した)
鼻の血は止まったが鼻の骨は触ると痛む。左薬指の出血箇所も痛い。
破傷風の危険性もあるので予防接種もしていただいた。
今回大怪我をしたが、運に恵まれていたと感じる。
1はヘルメットを被っていたこと。ヘルメットにも汚れがついていたので何らかの形で頭を打っていた可能性があった。また、首もセーフだったのが何よりだ。
2は鼻骨を打っている。危険な箇所なので大事に至らず良かった。
3は鎖骨、肋骨は折れやすい。特に鎖骨が折れていたら下れたかどうか。
4は右手11針縫ったが指が全て使えるので車の運転、日常に全く問題ない。
家内はもう止めてくれと言っているが、やめられないだろう。
おはようございます。大変なお怪我されたようですが自力下山ご苦労様でした。革手していてその傷の深さは恐ろしいですね。
自分も先月怪我してまだ痛いので大人しくしてますが止められないと思ってます。
早い回復願っています。お大事にしてください。
kr
コメントありがとうございます。
krkdxさん先月も怪我されたのですか。以前もっと大きな大病されたのを思い出しましたが・・
もう歳だと何が起こってもおかしくないと思ってますが、人生の運が味方してくれていると思い込んでいます。
お見舞いありがとうございます。
日頃の鍛錬のおかげで大事に至らなかったのだと思います。
私も昨日路肩が崩れてすべりおちました。幸い擦り傷で済みましたが、お互い気をつけましょう。
今年はBCも雪山も本当に怖く感じるようになりました。
低山で赤線繋ぎに精を出すのが良さそうです。
山はどこを歩くにも気を引き締めて向かいましょう。(と、自分を棚に上げてよく言いますね!)
また一緒に元気に楽しく登るのを楽しみにしています。
初めまして。
大変な怪我のようですが、日常生活に支障ないとのことで、まずはなによりです。ご自愛ください。
私も先週末、2,300m付近でプチ滑落しました。
私の方は軽傷だったので、リベンジを画策してたのですが、ベテランの方の怪我を知ってしまうと‥‥。雪が無くなってからに変更しようと思います。
初めまして
行く前に山行記録をチェックするのですが、途中撤退されていたので記録を見ることができませんでした。
同じような所(1回目と2回目の転倒の間)で滑落されたのですね。
怪我の程度が軽いようなので幸いでしたね。でも雪の上の方が恐怖が大きいと思います。
今回の私の怪我は歳が原因だと思います。慣れた道での慢心も重なったと思います。
これを教訓に慎重に行動したいと思っています。
お気遣いのコメントありがとうございました。
大変でしたね。
痛々しいお怪我ですが、骨に異常がないのは幸いです。骨をやると長引きますもの😢
お大事になさってください🙇♀️
大活躍のぼっちさんからお見舞いいただくなんて光栄です。
いつも投稿を拝読して”凄いなぁ”と感嘆しております。
どのコースも登ってはいませんが想像できるだけに単独であのスピードで登られるのを驚いております。
若いってうらやましいです。
こちらはもう歳なので無理をせず楽しみたいと思っています。
体のあちこちはまだ痛みますが確実に快方に向かっています。
お気遣いありがとうございます。
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