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Yamareco

記録ID: 5510289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光男体山、西から登れ。(廃道・三本松ルート)

2023年05月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:58
距離
9.0km
登り
1,096m
下り
1,218m

コースタイム

日帰り
山行
6:02
休憩
0:57
合計
6:59
5:05
205
スタート地点
8:30
8:50
33
9:23
9:32
3
9:35
9:36
2
9:38
9:57
13
10:10
10:10
10
10:20
10:20
12
10:32
10:34
16
10:50
10:51
22
11:13
11:13
10
11:23
11:24
18
11:42
11:44
12
11:56
11:57
4
12:01
12:02
2
12:04
ゴール地点
天候 曇り ときどき 晴れ ときどき 霧雨
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
三本松駐車場に駐車して登山スタート。
二荒山神社中宮祠バス停に下山。東武バスでスタート地に戻った。
コース状況/
危険箇所等
⚫︎三本松〜鹿よけ柵出口●
最初の農道歩きから、鹿よけ柵を通り抜ける。(鍵が閉まっている場合もある)
その後、笹藪に入る。
昨日の降雨のため、足はビショビショになる。
ここはレインパンツとレインスパッツだけでも身につけたい。
旧道跡なのか鹿道なのかわからないがフミアトが少しある。また赤ペンキ印が木に描かれているところもある。
だが、今や何が正しい道しるべなのか定かではない区間であるので、適当に進めばよいと思う。特に危ない地形はないので、基本的にはどこでも歩ける。
要は第二鹿よけ柵(鹿よけ出口)に辿り着くことがポイント。
柵に突き当たったら、それに沿って歩いて開閉部方向に行けば問題ないだろう。

⚫︎鹿よけ柵出口〜標高2300mあたりまで●
「案ずるより産むが易し」といった印象だった。
特筆すべき危険箇所の通過は無し。
藪や倒木回避はありはするが、そのような区間はわずかである。
赤黄色の日光トレイルマーク、赤テープ、赤ペンキなどの印、そして道型やフミアトが、事前に恐れていたほどには少なくはなく、私は道迷いの不安なく進めた。
むしろ意外なほど印があると言うべきで、かつての道型も思いのほか保存されていることに驚いたぐらいだった。
10分以上なんらかの印に出会わないときがあれば、それは微妙なルートロスの可能性が高いと言ってよいから、その際だけ方向確認などで注意すればよいだろう。
おそらく元のトレイルの造りからして、上手いこと九十九折りや回り込みを計算して拓いていたように観察される。かつての一般登山道なわけであり、一般ハイカーが登れるような行程を築いていたはず。
なので、同様の無理ないラインを描きながら楽だと思う足取りで適当に歩くぐらいがでよいと思う。
厳密な古道跡、旧道跡にこだわりすぎず、楽に登るのが吉かと思います。
総じて、不安を感じ過ぎず、ペース配分を気にしながら地道に上げればよいだけの区間だと私は捉えた。
この区間だけはレインウェア類必要なし。しかしこの後は・・・

●標高2300m〜二荒山ピーク〜男体山ピーク
急に足取りが捗らなくなる区間。
稜線上に出るにあたって、三十余年のあいだ光をあびて生長したシャクナゲと低木コメツガが藪バリアを形成していることが多くなるからだ。
また、痩せ尾根になってきたり、ここまでは感じられなかった岩山の性格が見えてきて火山としての男体山が姿をあらわす。山頂が近いのだ。
ご存じのとおりシャクナゲの枝先は細くとも、それなりの硬さと跳ね返りがあるから攻略に難儀する。
前日の降雨もかさなり、露ばらい状態。藪漕ぎ用レインウェアは上下ともに汚水と植物臭とでグチャグチャになる。
二荒山〜男体山近くまで、断続的にこのようなシーンが繰り返される。
さて、今回の三本松ルートで唯一と言ってよい危険箇所が、二荒山神社直下の大きな岩場攻略となる。
この岩の上に一般登山道である神社があるので、そこを何らかの方法でそこへの合流を目指す。
岩登りが得意で成功イメージの描ける登攀ラインが描ける人はクライミングでもよいだろうが、ほとんどの人は大岩をむかって右手に巻くように回り込んでいる。
私もある程度回り込むようなトラバースをしながら、あとは登れるところを登り上げていった。
無雪期用ピッケルと滑り止めスパイクを担いではいたが使用せず。
キャップを外したストック二本を突き刺しながら、柔らかく崩れ落ちやすいザレ場を雪山と同じような容量で蹴りこんで足をホールドしてトラバースした。
ほどなくしてダイレクトに上移動していけそうな岩や草付きがみとめられたので、それらで問題なく一般登山道に乗った。
男体山山頂はそこからすぐ近くである。

●男体山〜二荒山神社中宮祠●
とにかく多くのハイカーで賑わう大人気ルートである。
この日も天気は悪いほうなのに、たくさんのハイカーやツアー登山者がいた。
ルート状況を紹介するヤマレコ記録は数多あるので、ここでは割愛させていただく。
都内から運転してきて早朝の三本松園地駐車場に到着。最近は陽が長くなって登山がやりやすくなった。太平洋上を前線をともなう低気圧がおおってはいるが、風もほとんどなく、関東を北上すればめだった天気の崩れはなさそうだ。
2023年05月20日 04:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 4:58
都内から運転してきて早朝の三本松園地駐車場に到着。最近は陽が長くなって登山がやりやすくなった。太平洋上を前線をともなう低気圧がおおってはいるが、風もほとんどなく、関東を北上すればめだった天気の崩れはなさそうだ。
適度に涼しい、気温としてはかなりの登山日和。三本松ルートをやるならば暑くならないうちにと考えていたので、今日こそが挑むべき日。遠く男体山を見上げつつスタートする。
2023年05月20日 05:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 5:02
適度に涼しい、気温としてはかなりの登山日和。三本松ルートをやるならば暑くならないうちにと考えていたので、今日こそが挑むべき日。遠く男体山を見上げつつスタートする。
まずは戦場ヶ原東部の高原農道を移動する。朝らしい風景。
三本松を起点に男体山に登ると言うと、普通は長い林道歩きを経ての志津乗越からの裏男体ルートが連想されるだろう。これはこれで古い修験道ゆかりのクラシックルートではあるのだが、今回は昭和観光登山ブームの幻をあじわうために三本松にいる。かつての三本松は今以上に、各方面に歩き出すための起点、要衝の地であったのだ。
2023年05月20日 05:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:10
まずは戦場ヶ原東部の高原農道を移動する。朝らしい風景。
三本松を起点に男体山に登ると言うと、普通は長い林道歩きを経ての志津乗越からの裏男体ルートが連想されるだろう。これはこれで古い修験道ゆかりのクラシックルートではあるのだが、今回は昭和観光登山ブームの幻をあじわうために三本松にいる。かつての三本松は今以上に、各方面に歩き出すための起点、要衝の地であったのだ。
戦場ヶ原ハイキングは何度もしたことがあって美しい土地だとは思っていたが、その東側エリアがこんなにも広大で冷涼な大農場地帯であるとは、これまで知らなかった。男体山の眺めもすばらしい。
2023年05月20日 05:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 5:12
戦場ヶ原ハイキングは何度もしたことがあって美しい土地だとは思っていたが、その東側エリアがこんなにも広大で冷涼な大農場地帯であるとは、これまで知らなかった。男体山の眺めもすばらしい。
「戦場ヶ原開拓之碑」と刻まれている。
2023年05月20日 05:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 5:15
「戦場ヶ原開拓之碑」と刻まれている。
鹿よけネットの入口。だがしかし、この日は南京錠でロックがなされたままだった。工事関係者もまだ出入りしない時期なのだろうか。最悪ネット沿いに歩いて途切れる地点まで後退しようかとも考えたが、私の体重は40kg台の軽さ。設備になんのインパクトもないと分かって、手早く乗り越えて先に進んだ。
2023年05月20日 05:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:18
鹿よけネットの入口。だがしかし、この日は南京錠でロックがなされたままだった。工事関係者もまだ出入りしない時期なのだろうか。最悪ネット沿いに歩いて途切れる地点まで後退しようかとも考えたが、私の体重は40kg台の軽さ。設備になんのインパクトもないと分かって、手早く乗り越えて先に進んだ。
林道から離れて、右折するように笹原の中へと進路変更する。旧登山道なのか近年の作業道なのか獣道なのか、定かではないがフミアト多数。ある程度はそれらも参考にしつつ、目的地となる鹿よけネット出口へと近づいていく。
2023年05月20日 05:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:26
林道から離れて、右折するように笹原の中へと進路変更する。旧登山道なのか近年の作業道なのか獣道なのか、定かではないがフミアト多数。ある程度はそれらも参考にしつつ、目的地となる鹿よけネット出口へと近づいていく。
フミアト消失。適当に方角を修正しながら進む。そして朝露で下半身水没。レインパンツとレインスパッツ、防水ハイカット登山口という重装備のおかげで難なく凌ぐ。
2023年05月20日 05:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:30
フミアト消失。適当に方角を修正しながら進む。そして朝露で下半身水没。レインパンツとレインスパッツ、防水ハイカット登山口という重装備のおかげで難なく凌ぐ。
なんらかの意図で描かれた赤ペンキ印が散見される。たぶん参考にしてよいものだと思う。
2023年05月20日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:31
なんらかの意図で描かれた赤ペンキ印が散見される。たぶん参考にしてよいものだと思う。
第二鹿よけ柵(鹿よけネット出口)
しっかりグルグル巻きに縛ってある。元通りにしっかりと。
2023年05月20日 05:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 5:42
第二鹿よけ柵(鹿よけネット出口)
しっかりグルグル巻きに縛ってある。元通りにしっかりと。
樹間の広い、歩きやすい斜面に取り付く。
2023年05月20日 05:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:46
樹間の広い、歩きやすい斜面に取り付く。
適当に登っていくと、古い風貌のゴミが転がっていた。かつて人間が歩行した場所であることの印だ。
2023年05月20日 05:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 5:47
適当に登っていくと、古い風貌のゴミが転がっていた。かつて人間が歩行した場所であることの印だ。
赤いペンキ印がこの先も多い。杉などはないから林業関係者などが付けた作業用のものではあるまい。かつての登山道整備の名残りであるか、あるいは近年の趣味的登山者が配慮して加えた印ではないだろうか。したがって、基本的にはこのような印をメルクマールにしながら登ることとする。
2023年05月20日 05:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:49
赤いペンキ印がこの先も多い。杉などはないから林業関係者などが付けた作業用のものではあるまい。かつての登山道整備の名残りであるか、あるいは近年の趣味的登山者が配慮して加えた印ではないだろうか。したがって、基本的にはこのような印をメルクマールにしながら登ることとする。
印多し。それにフミアトも比較的明瞭なほうであると思う。鹿道にもなっていて、明瞭度が増しているのだろう。
2023年05月20日 05:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:56
印多し。それにフミアトも比較的明瞭なほうであると思う。鹿道にもなっていて、明瞭度が増しているのだろう。
シャクナゲの開花。そして赤い矢印。
2023年05月20日 05:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 5:59
シャクナゲの開花。そして赤い矢印。
このあたりシャクナゲの見事な群落地だった。シャクナゲは花見をするぶんには良い。藪漕ぎの相手としては、憎し。
2023年05月20日 06:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 6:00
このあたりシャクナゲの見事な群落地だった。シャクナゲは花見をするぶんには良い。藪漕ぎの相手としては、憎し。
赤ペンキが先のほうまで続いている。
2023年05月20日 06:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:02
赤ペンキが先のほうまで続いている。
そしてついに日光マークと遭遇。かつて確かに管理下にあった山道だったことの証拠だ。このマークがあると、なぜか安心する。
2023年05月20日 06:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 6:03
そしてついに日光マークと遭遇。かつて確かに管理下にあった山道だったことの証拠だ。このマークがあると、なぜか安心する。
日光マーク、ざくざく出てくる。平成と令和を越えて、当初の位置に固定されたまま現存していてくれた。
こうなると登山の目的というかコンセプトも変化してくる。積極的にこれら目印を発見収集していきたくなってきた。というわけで、この後も目印写真ばかりになるからご了承を。
2023年05月20日 06:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:05
日光マーク、ざくざく出てくる。平成と令和を越えて、当初の位置に固定されたまま現存していてくれた。
こうなると登山の目的というかコンセプトも変化してくる。積極的にこれら目印を発見収集していきたくなってきた。というわけで、この後も目印写真ばかりになるからご了承を。
三十余年の月日が経ってもなお、道の形が保存されていることに少し感動をおぼえた。
雨の浸食などで削れたり覆われたりしてしまった箇所もあるが、事前の期待以上に登山道として機能している。道迷いはあまり心配しなくてよさそうだ。
2023年05月20日 06:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 6:10
三十余年の月日が経ってもなお、道の形が保存されていることに少し感動をおぼえた。
雨の浸食などで削れたり覆われたりしてしまった箇所もあるが、事前の期待以上に登山道として機能している。道迷いはあまり心配しなくてよさそうだ。
日光マーク1、赤ペンキ2、赤テープ1
目印コレクション写真が増えていくぞ。
2023年05月20日 06:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 6:13
日光マーク1、赤ペンキ2、赤テープ1
目印コレクション写真が増えていくぞ。
低木や長細い枝などで進路が狭くなる場面もあるが、適当にかわしたりして進む。
2023年05月20日 06:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:22
低木や長細い枝などで進路が狭くなる場面もあるが、適当にかわしたりして進む。
赤ペンキの樹が倒木化していた。回り込んで避けるか、跨ぐ。
2023年05月20日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:26
赤ペンキの樹が倒木化していた。回り込んで避けるか、跨ぐ。
バッキバキになっても、まだ役目を果たそうとしておるな。
2023年05月20日 06:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:29
バッキバキになっても、まだ役目を果たそうとしておるな。
おっ、噂に聞いていた三本松ルート上の道標ではないだろうか。だが、この三年ほどのあいだで、ついに砕け始めてしまっているようだ。
2023年05月20日 06:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 6:30
おっ、噂に聞いていた三本松ルート上の道標ではないだろうか。だが、この三年ほどのあいだで、ついに砕け始めてしまっているようだ。
「男体山〇合目 2時間10分」???
正直、風化が進んで判読は出来なかったので確かな情報にはならない。そろそろ看板の体裁としては見納めかもしれない、2023年の現状だ。
2023年05月20日 06:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:30
「男体山〇合目 2時間10分」???
正直、風化が進んで判読は出来なかったので確かな情報にはならない。そろそろ看板の体裁としては見納めかもしれない、2023年の現状だ。
ここは古道みたいな窪みすらあって、現役の一般登山道と大差はないほどの明瞭さ。しかし、誰ひとりとして他のハイカーとは出会わない。大人気マウンテン男体山の西面には、静かな山歩き空間がひろがっていた。
2023年05月20日 06:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 6:32
ここは古道みたいな窪みすらあって、現役の一般登山道と大差はないほどの明瞭さ。しかし、誰ひとりとして他のハイカーとは出会わない。大人気マウンテン男体山の西面には、静かな山歩き空間がひろがっていた。
ところどころ倒木祭もあった。何本か乗り越えるか、大きく迂回すればよい。
2023年05月20日 06:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:41
ところどころ倒木祭もあった。何本か乗り越えるか、大きく迂回すればよい。
歩きやすい樹間と丈夫な目印のある旧道跡にすぐに復帰成功。目印発見ゲーム状態。読図やルーファイとは別の魅力となってくる。こういう楽しみ方もある。
2023年05月20日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:43
歩きやすい樹間と丈夫な目印のある旧道跡にすぐに復帰成功。目印発見ゲーム状態。読図やルーファイとは別の魅力となってくる。こういう楽しみ方もある。
倒木が朽ちているが、日光マークの固定は解けず。あと何年かガンバレ。
2023年05月20日 06:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:45
倒木が朽ちているが、日光マークの固定は解けず。あと何年かガンバレ。
地形図を見ればわかるとおり、斜度はキツイ。マイペースで上をめざして行こう。
2023年05月20日 06:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:48
地形図を見ればわかるとおり、斜度はキツイ。マイペースで上をめざして行こう。
道は崩れてしまっているようだが、自然の段差をみつけたりしながら、グネグネと登る。狭いところはザックをひっかけないように通過。
2023年05月20日 06:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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道は崩れてしまっているようだが、自然の段差をみつけたりしながら、グネグネと登る。狭いところはザックをひっかけないように通過。
左にカーブしながら登っていけ、かな?
2023年05月20日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:54
左にカーブしながら登っていけ、かな?
ダイレクト直登ではなく、上手く登山道が付けられていたのだな。
2023年05月20日 06:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 6:57
ダイレクト直登ではなく、上手く登山道が付けられていたのだな。
順調に目印をゲットしながら進む。なんどかの微妙なルート逸脱はしてしまっているだろうが、おおむね忠実と言ってよい旧道の辿り方に成功したログを描けているのではないか。
2023年05月20日 07:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:06
順調に目印をゲットしながら進む。なんどかの微妙なルート逸脱はしてしまっているだろうが、おおむね忠実と言ってよい旧道の辿り方に成功したログを描けているのではないか。
目印の写真ばかりで申し訳ないが、楽しいので許してほしい。
そしてこれらの連続写真集が、登山道が2023年現在でもおおむね繋がっていることの証拠にもなっている。
2023年05月20日 07:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:12
目印の写真ばかりで申し訳ないが、楽しいので許してほしい。
そしてこれらの連続写真集が、登山道が2023年現在でもおおむね繋がっていることの証拠にもなっている。
コメツガ幼木の藪の中に、赤色の木っ端。
2023年05月20日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:17
コメツガ幼木の藪の中に、赤色の木っ端。
人の足跡もあると思う。たまに好事家が入山しているのだろうか。
2023年05月20日 07:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 7:29
人の足跡もあると思う。たまに好事家が入山しているのだろうか。
無駄な疲労を生まないように上手に登山道が敷かれた痕跡。
2023年05月20日 07:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:38
無駄な疲労を生まないように上手に登山道が敷かれた痕跡。
時代を感じさせる缶ゴミ。人の名残り。半壊して、もはや銘柄は不明。
2023年05月20日 07:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 7:43
時代を感じさせる缶ゴミ。人の名残り。半壊して、もはや銘柄は不明。
徐々に斜度および雑然さが増してきたかもしれない。
2023年05月20日 07:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:49
徐々に斜度および雑然さが増してきたかもしれない。
空が近くなってきた。明るい。
2023年05月20日 07:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:54
空が近くなってきた。明るい。
今日は基本的には曇り空の予報なのだが、時折上空に晴れ間がでて木漏れ日もさしてきた。トレイルが照らされている。このあたりまで、比較的快適な登り道といった好印象をもって歩くことができた。
2023年05月20日 07:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 7:56
今日は基本的には曇り空の予報なのだが、時折上空に晴れ間がでて木漏れ日もさしてきた。トレイルが照らされている。このあたりまで、比較的快適な登り道といった好印象をもって歩くことができた。
長年の役目をほぼ終えた日光マークが、隠れるように落ちていた。お疲れ様だったな。
2023年05月20日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:01
長年の役目をほぼ終えた日光マークが、隠れるように落ちていた。お疲れ様だったな。
道ははっきり踏まれているが、藪が前方を遮るようになってきた。いよいよ藪ワールドが始まるらしい。
2023年05月20日 08:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:03
道ははっきり踏まれているが、藪が前方を遮るようになってきた。いよいよ藪ワールドが始まるらしい。
枝を払いのけながら。
2023年05月20日 08:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:04
枝を払いのけながら。
上は雨露に濡れた藪、下は溶けかけの残雪。さすがにここからは上下ともに藪漕ぎ用レインウェアを全装備すべきだろう。
2023年05月20日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:06
上は雨露に濡れた藪、下は溶けかけの残雪。さすがにここからは上下ともに藪漕ぎ用レインウェアを全装備すべきだろう。
来た。足場は見えている。だがシャクナゲと低木コメツガの硬さと弾力に抗うには、こちらも腕力がいる。難儀する。いっきに進むスピードが落ちた。
2023年05月20日 08:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:15
来た。足場は見えている。だがシャクナゲと低木コメツガの硬さと弾力に抗うには、こちらも腕力がいる。難儀する。いっきに進むスピードが落ちた。
稜線に乗り上げた。雲が厚く、展望はない。絶景ポイントらしいのだが。それでも進むべき方向だけは見通せた。
2023年05月20日 08:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 8:23
稜線に乗り上げた。雲が厚く、展望はない。絶景ポイントらしいのだが。それでも進むべき方向だけは見通せた。
2397.9ピーク。男体山全体のことを別名「二荒山」とも呼ぶが、この頂上にはそのような歴史的意味とは別の、三角点としての「二荒山」の名が付いていて男体山頂上区別されている。
2023年05月20日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 8:29
2397.9ピーク。男体山全体のことを別名「二荒山」とも呼ぶが、この頂上にはそのような歴史的意味とは別の、三角点としての「二荒山」の名が付いていて男体山頂上区別されている。
二荒山ピーク三角点をテーブルにして、カレーパンとポカリによる小休憩。古いレインパンツとレインスパッツはもうびしょびしょで、コメツガ臭い。葉っぱや砂土、汚水が付いてうつくしくない。
2023年05月20日 08:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 8:34
二荒山ピーク三角点をテーブルにして、カレーパンとポカリによる小休憩。古いレインパンツとレインスパッツはもうびしょびしょで、コメツガ臭い。葉っぱや砂土、汚水が付いてうつくしくない。
上空だけは晴れるんだよなあ。
2023年05月20日 08:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 8:35
上空だけは晴れるんだよなあ。
いざ、男体山頂上をめざして藪っぽい稜線を前進する。ピークまではまだまだ距離があり、ガスでゴール地点は見えない。
2023年05月20日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 8:54
いざ、男体山頂上をめざして藪っぽい稜線を前進する。ピークまではまだまだ距離があり、ガスでゴール地点は見えない。
狭い。硬い。濡れる。
便利な指ぬきグローブをここまで使ってきたが、普通のグローブに付け替えないと痛い。怪我をしてしまうな。
2023年05月20日 08:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:55
狭い。硬い。濡れる。
便利な指ぬきグローブをここまで使ってきたが、普通のグローブに付け替えないと痛い。怪我をしてしまうな。
痛いよ、痛い。胴体を押しつけて強引に突破する場面も。
2023年05月20日 08:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 8:58
痛いよ、痛い。胴体を押しつけて強引に突破する場面も。
やっと山頂が垣間見えてきた。
2023年05月20日 09:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 9:03
やっと山頂が垣間見えてきた。
三本松ルートの大部分は岩がない土斜面の樹林帯だった。だがここに来て男体山の火山らしさを思い出させてくる。岩を渡って進む。
2023年05月20日 09:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 9:16
三本松ルートの大部分は岩がない土斜面の樹林帯だった。だがここに来て男体山の火山らしさを思い出させてくる。岩を渡って進む。
赤茶けた溶岩石やザレ場を踏み、ついに最後の難所に来た。
2023年05月20日 09:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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赤茶けた溶岩石やザレ場を踏み、ついに最後の難所に来た。
太郎山神社が乗っかる大岩である。三本松ルートで唯一、怖い局面であると言ってよい。
選択肢は二つ、これをダイレクトにクライムする近道コース、もうひとつは向かって右側へとトラバースして回り込んでいく戦略だ。私をふくめて、後者を選ぶ人が多いようだ。
2023年05月20日 09:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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太郎山神社が乗っかる大岩である。三本松ルートで唯一、怖い局面であると言ってよい。
選択肢は二つ、これをダイレクトにクライムする近道コース、もうひとつは向かって右側へとトラバースして回り込んでいく戦略だ。私をふくめて、後者を選ぶ人が多いようだ。
無雪期バリルート専用ピッケル「凌ピッケル」と軽量滑り止めであるGRIVELの「スパイダー」を持ってきてはいたが、装備せず。ザラザラと零れ落ちやすいザレ場は、見方を変えれば、柔らかいので雪山の蹴りこみテクニックを援用できるということでもある。二度三度と爪先を蹴りこみ砂礫に突き刺す。あとはダブルストックのキャップを外してしっかりと突き刺していけば、落ちるということはなくなる。そうやってある程度トラバース前身できたら、残りは上方向に草付きや岩などの手がかりがあったのでストレートに一般登山道に乗り上げた。
2023年05月20日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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無雪期バリルート専用ピッケル「凌ピッケル」と軽量滑り止めであるGRIVELの「スパイダー」を持ってきてはいたが、装備せず。ザラザラと零れ落ちやすいザレ場は、見方を変えれば、柔らかいので雪山の蹴りこみテクニックを援用できるということでもある。二度三度と爪先を蹴りこみ砂礫に突き刺す。あとはダブルストックのキャップを外してしっかりと突き刺していけば、落ちるということはなくなる。そうやってある程度トラバース前身できたら、残りは上方向に草付きや岩などの手がかりがあったのでストレートに一般登山道に乗り上げた。
というわけで難路は無事終了。危険箇所なので通過中の写真撮影はしていない。
ここで今日はじめてのハイカーと出会う。
2023年05月20日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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というわけで難路は無事終了。危険箇所なので通過中の写真撮影はしていない。
ここで今日はじめてのハイカーと出会う。
男体山山頂には人がいっぱい登ってくる。天気は、やっぱり時々上空に晴れ間が出るだけ。まあ、今日は暑くないし風もないし、登山日和だったでしょう。
2023年05月20日 09:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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男体山山頂には人がいっぱい登ってくる。天気は、やっぱり時々上空に晴れ間が出るだけ。まあ、今日は暑くないし風もないし、登山日和だったでしょう。
ぐっちゃぐちゃに汚れた防具類を脱ぎ捨てていたら、ほんのひと時のシャッターチャンスが到来した。レインパンツ半脱ぎ状態で青空大剣をゲット。晴れてるのは上空だけの、詐欺写真ゲット。
2023年05月20日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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ぐっちゃぐちゃに汚れた防具類を脱ぎ捨てていたら、ほんのひと時のシャッターチャンスが到来した。レインパンツ半脱ぎ状態で青空大剣をゲット。晴れてるのは上空だけの、詐欺写真ゲット。
休憩を終えて下山にとりかかる。下界はモックモク。
2023年05月20日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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休憩を終えて下山にとりかかる。下界はモックモク。
三年ぐらい前から気になっていた第三の道・三本松ルート、ようやくトライできてよかった。
第四の道・御真仏薙ルートという真北から遡上する登頂方法もあるらしいけど、ハイキングスタイルではないようなので、私の関心はここまでかな。
2023年05月20日 10:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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三年ぐらい前から気になっていた第三の道・三本松ルート、ようやくトライできてよかった。
第四の道・御真仏薙ルートという真北から遡上する登頂方法もあるらしいけど、ハイキングスタイルではないようなので、私の関心はここまでかな。
下山路はいちばんメジャーな中宮祠に下りる南面ルート。疲れた身体にとって無難だし、なにより食べたい飲食店が中禅寺湖にあるから。とはいえ、こっちはこっちで岩だらけで険しいといつも思う。写真は八合目の滝尾神社。日光修験における礼拝所のひとつでもある。
2023年05月20日 10:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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下山路はいちばんメジャーな中宮祠に下りる南面ルート。疲れた身体にとって無難だし、なにより食べたい飲食店が中禅寺湖にあるから。とはいえ、こっちはこっちで岩だらけで険しいといつも思う。写真は八合目の滝尾神社。日光修験における礼拝所のひとつでもある。
中世に行われた日光修験の最難関修行ルート《夏峯》においては、北側の志津乗越から男体山頂上を登拝した後、ここ南面の八合目岩場を遥拝するために下って来る。そして再び頂上に登り返して、志津乗越に帰っていく。志津ルートこそが修験道に裏打ちされた真のクラシックルートであろう。
2023年05月20日 10:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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中世に行われた日光修験の最難関修行ルート《夏峯》においては、北側の志津乗越から男体山頂上を登拝した後、ここ南面の八合目岩場を遥拝するために下って来る。そして再び頂上に登り返して、志津乗越に帰っていく。志津ルートこそが修験道に裏打ちされた真のクラシックルートであろう。
下山中。天気は予報よりも下降気味で、霧雨が降ってきた。アカヤシオ、シロヤシオがきれいだ。
2023年05月20日 11:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 11:19
下山中。天気は予報よりも下降気味で、霧雨が降ってきた。アカヤシオ、シロヤシオがきれいだ。
二荒山神社中宮祠に着いた。男体山頂遺跡出土の修験道遺物を展示している宝物殿を見学したかったのだが、何かの準備期間らしく、しばらく閉館中。
2023年05月20日 12:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 12:02
二荒山神社中宮祠に着いた。男体山頂遺跡出土の修験道遺物を展示している宝物殿を見学したかったのだが、何かの準備期間らしく、しばらく閉館中。
中禅寺湖畔のバス停に無事下山した。
予定よりも早く終わって、まだ正午頃。ならば行列のできる念願のあの店に行くチャンス。
2023年05月20日 12:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 12:03
中禅寺湖畔のバス停に無事下山した。
予定よりも早く終わって、まだ正午頃。ならば行列のできる念願のあの店に行くチャンス。
ひと歩きして浅井精肉店(トンカツ浅井)に到着。並んでる並んでる。ちなみにランチタイム閉店は14時。13時過ぎには並ぶことも断られてしまうかもしれないので、なかなか登山後にはありつけないお店なのだ。
2023年05月20日 12:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 12:51
ひと歩きして浅井精肉店(トンカツ浅井)に到着。並んでる並んでる。ちなみにランチタイム閉店は14時。13時過ぎには並ぶことも断られてしまうかもしれないので、なかなか登山後にはありつけないお店なのだ。
ロースカツ定食1300円を注文。なんと豪華2枚。おなかいっぺー。
2023年05月20日 13:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/20 13:31
ロースカツ定食1300円を注文。なんと豪華2枚。おなかいっぺー。
満腹後、湖畔にて。三本松に戻るためのバスを待つ。濃霧がたちこめて、肌寒いぐらいの日だった。
2023年05月20日 14:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 14:03
満腹後、湖畔にて。三本松に戻るためのバスを待つ。濃霧がたちこめて、肌寒いぐらいの日だった。
三本松駐車場に帰ってきた。小学校の修学旅行のときも三本松にバスを停めて、そこから戦場ヶ原を周遊したんだよな。懐かしい。今日もまた、遠足みたいなものだったのかもしれない。
2023年05月20日 14:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 14:23
三本松駐車場に帰ってきた。小学校の修学旅行のときも三本松にバスを停めて、そこから戦場ヶ原を周遊したんだよな。懐かしい。今日もまた、遠足みたいなものだったのかもしれない。
三本松駐車場の土産屋で、薄濁りのビールを入手。帰りは交通費節約だから下道運転。それを頑張って帰宅したらご褒美に飲もう。
2023年05月20日 14:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/20 14:26
三本松駐車場の土産屋で、薄濁りのビールを入手。帰りは交通費節約だから下道運転。それを頑張って帰宅したらご褒美に飲もう。
清滝のやしおの湯でぬるぬる美肌アルカリ温泉にはいったあと、近くの久次良町にあるという洋館を眺めにいってみた。旧ルーマニア公使別荘であり、戦後には英国人トーマス・ベイティ博士が住んでいたこともあるという建築物だ。
現在は会社の事務所として維持管理されているように見えた。

楽しい修学旅行だった(日帰り下道運転・・・)
2023年05月20日 16:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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清滝のやしおの湯でぬるぬる美肌アルカリ温泉にはいったあと、近くの久次良町にあるという洋館を眺めにいってみた。旧ルーマニア公使別荘であり、戦後には英国人トーマス・ベイティ博士が住んでいたこともあるという建築物だ。
現在は会社の事務所として維持管理されているように見えた。

楽しい修学旅行だった(日帰り下道運転・・・)

感想

男体山、南から登るか?北から登るか?

いいや、西からでしょ!ということで行ってきた。
昭和登山ブームの幻、三本松ルート。

藪の面倒臭さと草露臭さはあるし、火山砂礫の怖いトラバースも健在だけれど、それらを除けば2023年現在でも廃道登山はまだまだ可能であることが確認できた。
思いのほか日光マークも生きていた。

その一方で、知る人ぞ知る黄色い道標は、先行するヤマレコやブログでの紹介写真よりも、限界状態にあることを知った。
シャクナゲなどの枝はまだ細くとも、少しずつ生長して伸びているのだろう。
今後、藪化はどんどん進行してルートは歩きにくくなっていく。
ゆっくりと少しずつ、やはりこの旧登山道も森に還っているのだろう。

この日、5月20日はなんでも森林(もり)の日とさだめられているそうだ。
そんな日に濃厚にして深淵な森で一人、静かな登山を楽しめた。
有意義な遠足になったと思う。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 日光・那須・筑波 [日帰り]
男体山(中善寺温泉経由の往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
日光男体山登山ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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