丹沢/檜洞丸(石棚山稜から犬越路)


- GPS
- 06:31
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,627m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:29
天候 | 曇り時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:00 新松田→8:10 箒沢公園橋(富士急行バス) 始発は7:15だが既に長蛇の列が出来ており7:00に臨時便が設けられた。我々は辛うじて座れた。 平塚から松田まで東海道線・御殿場線利用組は東日本・東海跨ぎになるので乗車券を購入。 ◆復路 15:00 西丹沢ビジターセンター→16:00 新松田(富士急行バス) 西丹沢VCに着いたらちょうど増便が出るとのことで乗車。途中で乗車する人も少なく20人程で空いていて良かった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・箒沢公園橋〜石棚山: 板小屋沢を離れると急登がずっと続く。 ・石棚山〜石棚山稜〜檜洞丸: 石棚山までと比較すると穏やかで歩きやすい山稜になる。特にシロヤシオとミツバツツジが見事だった。 ・檜洞丸〜犬越路: 大笄、小笄と岩場の難所が続く。雨に濡れていると更に要注意。落石もあり。 ・犬越路〜用木沢出合: 用木沢渡渉点の木橋は全て流失していた。 ◆登山ポスト 西丹沢VCにはあるが箒沢公園橋近辺には無い。 |
写真
感想
この数年シロヤシオを見ていないのでシロヤシオに出会える山を希望し檜洞丸へ。石棚山稜は沢登りの下降路では歩いていたがミツバツツジとシロヤシオの饗宴がこんなに素晴らしいとはまるで想像していなかったし、大笄、小笄側もまた素晴らしい。きつめの登降のご褒美は極上でした。
前日はしっかりと雨が降ったけれど天気予報通り朝には止んだ。新松田駅に西丹沢行き始発の25分前に着いても結構バス待ちは長蛇の列になっていた。でもしばらくすると臨時便を先に出すとのことで、それに乗り込むと3人バラバラではあるがそれぞれ座席を確保できたのにはホッとした。なにしろ1時間の行程だから。浅瀬入口から少しずつ登山客が降車して行き、我々は箒沢公園橋で下車。8割以上は終点の西丹沢ビジターセンターまで行く様子。そう言えばバス停の名前もいつの間にか自然教室からビジターセンターに変わっていた。
中川川を渡ると一気に深山の趣きになる。しばらくは板小屋沢に沿って登山道は進み、沢を離れると一気に急登になり200m登って少し勾配が緩むと板小屋沢ノ頭。でもそこから下ってヤブ沢ノ頭を経て石棚山まではまだ急登が続く。石棚山稜に入るとやや勾配も収る。そして1400m位からが本日のクライマックスだった。山稜を埋め尽くすような満開のトウゴクミツバツツジとシロヤシオの饗宴。急登では無いが歩みは自然と遅くなる。沢の帰路では度々歩いていた山稜だけれどもこんなに素晴らしい花の尾根であるとは露とも思っていなかった。花の径はツツジ新道に出合うまで続いた。石棚山への登路は厳しいけれどその甲斐は十分。
檜洞丸から犬越路に向かうがこちらもミツバツツジとシロヤシオがずっと出迎えてくれた。大笄、小笄と岩場が続くが露に濡れているので慎重目に下って行く。難場を過ぎて勾配も緩くなり犬越路もすぐかと思いきやまだ1kmあるのでこちらも結構長いルートだ。犬越路からは難しいところは無いと思っていたが用木沢の渡渉点は全て橋が流されていたのでそれぞれ良い場所を見つけて渡渉する必要があった。用木沢出合からキャンプ場まで来ると青空が広がっていた。絶好のキャンプ日和。
展望には恵まれなかったけれど、いや白霧の中で一層神秘的なミツバツツジとシロヤシオの群れ咲く姿だったのだろう。我ながら良い企画だったと自己満足。同じ山でも季節を変えるとまるで印象が違うものと再度思った。
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