初冬の南ア【上河内岳】 でもまだちょっと早かったかも・・・

2014年11月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,685m
• 下り: 2,686m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:17
• 休憩: 1:18
• 合計: 11:35

6:01 畑薙ダムゲート前
6:38 6:38 畑薙大吊橋
7:04 7:04 ヤレヤレ峠
8:00 8:04 ウソッコ沢避難小屋
9:17 9:31 横窪沢小屋
11:07 11:34 茶臼小屋
13:10 13:20 上河内岳
14:12 14:31 茶臼小屋
15:14 15:14 横窪沢小屋
15:55 15:55 ウソッコ沢避難小屋
16:40 16:40 ヤレヤレ峠
16:58 17:02 畑薙大吊橋
17:36 17:36 畑薙ダムゲート前
17:36 ゴール地点

天候

快晴♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平駐車場

コース状況／危険箇所等

第一吊橋と第三吊橋が結構滑りました。ご注意を

写真

11/22 6:01

【沼平ゲート】からスタート

11/22 6:16

2500m峰の【仁田岳】は無雪（驚）

11/22 6:39

【畑薙大吊橋】を渡る

11/22 6:51

【送電鉄塔】前を通過

11/22 6:53

滑ったら湖へ一直線（汗）

11/22 6:54

枯れ葉で道が・・・

11/22 7:04

ここまではスムーズ
ヤレヤレではなかった

11/22 7:22

沢沿いを進むと吊橋が
このあとビックリするほどの滑りが・・・

11/22 7:59

【ウソッコ沢小屋】到着

11/22 8:00

昔ながらの垂れ流し式

11/22 8:03

吊橋が多い

11/22 8:49

【中の段】のイスでしばし休憩

11/22 9:18

【横窪沢小屋】到着

11/22 9:31

さて【茶臼小屋】へ向けて

11/22 10:08

急な登りが続く

11/22 10:35

【樺段】辺りから雪がソコソコ着いてくる

11/22 11:05

おっ、小屋が見えた

11/22 11:08

雪が似合うねっ

11/22 11:10

【茶臼冬季小屋】は20人ほど泊まれそう

11/22 11:23

小屋周辺の風景

11/22 11:23

水は今にも涸れそうです
しかし、小屋下の沢水は問題ない

11/22 11:34

んじゃ　上河内へ行きます

11/22 11:37

先行者は12本着けてる？

11/22 11:45

稜線に出ました♪

11/22 11:45

【兎岳】と【聖岳】

11/22 11:47

稜線を進む

11/22 11:59

先行者の方と会いました

11/22 12:34

クマやね

11/22 12:35

惚れ惚れする山

11/22 12:47

歩いてきた道を振り返る

11/22 12:53

右から【兎〜聖〜赤石〜悪沢岳】

11/22 12:54

登り応えありっ！

11/22 12:57

ようやく肩に到着

11/22 12:57

最後の頑張りどころデス

11/22 13:10

【上河内岳】登頂！

11/22 13:17

山頂から【大無間山】

11/22 13:17

山頂から【イザル〜光岳】

11/22 13:18

山頂から【赤石〜悪沢岳】

11/22 13:19

山頂から【笊〜富士】

11/22 13:20

さて名残惜しいですが・・・

11/22 13:30

良い景色だ・・・

11/22 13:48

次はいつ来れるか・・・

11/22 14:04

残念ながら【茶臼】は割愛させてもらう

11/22 14:12

小屋に戻ると登山者が

11/22 16:58

大吊橋の頃には陽が・・・

11/22 17:36

ゲートに到着
お疲れ様でした

撮影機器：

PowerShot SX260 HS CANON

感想

zenith

今回は初冬の南アルプス【上河内岳】へ登る。
当初の予定は積雪の予想を含め【光岳】の一泊山行だったが、11月の情報が皆無だったので予定を変更。
付近の山【茶臼岳】ならどうだろうか？
しかしこちらも10月の報告はあるものの11月に入った情報が見つからない・・・。
情報ないままとりあえず【茶臼岳】の日帰りピストンに気持ちを固める。
装備はさすがにピッケルは必要ないと思い、『ダブルストック』と『12本アイゼン』。
【沼平】の駐車場に着くと6台の車が。
近くの車から今出発する登山者が・・・。
こちらも用意して出発。

以前にバスで通ったことはあるが歩いての通過は初めて。
40分ほどで【畑薙大吊橋】に。
噂で知っていたが実際に橋に乗るとあまりの高さと長さに驚いた。
ゆっくりと歩を進め対岸に。
枯れ葉が覆う足場の狭い道に注意しながら進む。
前方の登山者に追いつき【ヤレヤレ峠】で少々話す。
ここから沢沿いに進み【第一吊橋】を渡る。その時橋板がツルツルで危なく転ぶところだった。まるで石鹸の上を歩くようだった。
注意してワイヤーを掴みながらノソノソと進む。
【第三吊橋】もかなり滑りやすかった。
【ウソッコ沢小屋】に着きトイレ休憩。ここのトイレは垂れ流し式。
さらに吊橋を通過して急坂の登りに。
【横窪峠】から【横窪沢小屋】間に薄っすらと雪が乗っていた。
【横窪沢小屋】でおにぎり休憩を取り、【茶臼小屋】を目指す。
【樺段】辺りからしっかりと雪が地面に着いていた。しかし数cm程度。
周りの景色が見えてきたころ要約【茶臼小屋】に到着。
冬季小屋にてザックをデポしてアタックザックに切り替える。
食事をしながら考える。
この時間なら【上河内岳】が狙えるのではっ？
地図とにらめっこして決めた。【上河内岳】に変更。
ただし、【上河内岳】山頂をMAX 13:30。
復路【茶臼岳分岐】を14:30とすること。
無理そうなら何であれ、途中で引き返す。

先行者の歩行跡を見ると12本クラスのアイゼンを装着しているようだ。
しかし、zenithは軽量化の為に小屋に置いて行く。
これでかなりスピードが上がる。
稜線手前もやや雪が深くなるが、稜線は雪がある場所、無い場所がハッキリと分かれていた。
稜線に向かって歩いて行くと最初のピークに先行者を発見。
ハイマツの中に進んで行き話しかけるとその方はここで撤退を決めたそうだ。
zenithはハイマツの稜線よりも夏道の方が歩きやすそうだと思い一旦ピークから降って行く。先ほどの先行者の踏み跡が続いていたが、途中で終わっていた。
そこから進んで行くと雪は若干深くなっていくが、それでも20cmほど。
樹林帯を越え広い平に出る。夏道の跡を探しながら進んで行く。
前方の【上河内岳】が近づいてくる。
ハイマツ帯を歩いて行き、森林限界になると急に風が強くなる。十数mの強さがありソフトシェルを着込む。
っと足元を見ると動物の足跡が・・・クマだ。
ノソノソというより走った跡のようだ。
この辺りにも来たのかと思いつつも歩を進める。
目の前に大きく堂々とした【聖岳〜悪沢岳】の鎮座に気持ちも昂る。
要約の【上河内の肩】。
最後の登りに挑む。
実際に歩いてみるとソコソコ深い場所もあったが特に問題は無かった。
あったとすれば自分の体力。
ゼーゼーしながら山頂に到着。
青空の中360°の景色が登頂を湛えてくれた。
時計を見ると13:10.時間内には山頂に着いたが決して余裕が有るわけではない。
10分ほど山頂で景色を楽しんで下山に。
名を馳せる名峰たちを確認しながら【茶臼岳分岐】を目指す。
ハイマツ帯を登り返し分岐に着いたのが14:07。
予定より早く着いたが、スケベ根性が出て【茶臼岳】を狙う気にはならなかった。
おそらくコレでも【畑薙大吊橋】は暗闇の通過であろう。
ヘッデンでの通過がやや不安だった。
【茶臼小屋】に来ると単独登山者が一人休んでいた。本日一泊だそうだ。
小屋を後に降って行くと登山者がゾクゾクと登って来た。
【横窪沢小屋】【ウソッコ沢小屋】を通過し、吊橋を通過した辺りで陽が落ちかけていた。
【畑薙大吊橋】に差し掛かったあたりで何とかヘッデンを付けなくても薄っすら見える状態だったので、そのまま歩き出した。ゆっくり一歩一歩進んで林道に辿りつくと真っ暗闇だった。そこへ一台の車が【二軒小屋】方面から来て、zenithが林道に立っていたので驚いたようだった。

無事ゲートに着き、今日の汗と疲れを落としに行く・・・

コメント

ゲスト

こんばんわ zenithさん
久しぶりの南アルプスはいかがだったでしょうか。
やはりまだまだ雪がすくないですね。横窪沢小屋からの登りも少なかったですか。今年冬にぜひ訪れたい山の一つです。山頂からの赤石や聖はさぞよかったでしょうね
うらやましい！！

zenith

Re: こんばんわ zenithさん
metaさん
どもー

久しぶりの聖周辺で気持ちも高ぶってました。なかなか足をのばさないので・・・。
今回は事前に雪がどのくらいなのかが分かっていれば、計画を立てられたのですが、情報見つからず、当初は雪の無い【光岳】を【光小屋】一泊でやりたかったのですが、日帰り【茶臼岳】に変更しました（コレなら雪があっても問題ないので・・・）。
しかし、現地に来ると2500ｍ稜線にはまったく雪が見えませんでした
じゃあ、【上河内岳】になりますよー
写真でも載せました【樺段】まではほぼ雪ナシでしたよ
雪の時期にまた登ってみたいですが、あの吊橋が怖いなぁ

昨日、今日の雨で山はそれなりの雪山になったかもですね
おやっ？スポルティバの出番では

ebi0813

お疲れ様でした
往路のヤレヤレ峠でお会いしましたebi0813と申します。
上河内岳お疲れ様でした。

ヤレヤレ峠でお話させていただき、一体ヤマレコのどなただろうか？と思っていたらzenith様でしたか。以前より記録を拝見しておりました
短い時間でしたが楽しい会話をさせていただき、あとから思い返してニヤニヤしています。同じHPを参考にしていたり

またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしております。
山行記録も楽しみに拝見させていただきます

zenith

Re: お疲れ様でした
ebi0813さん
はじめまして
【ヤレヤレ峠】ではお話して頂きありがとうございました。

＞同じHPを参考にしていたり

あのHPはとても参考になっておりますよ

こちらこそまたお会いできること楽しみにしております
後ほどお伺いします