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Yamareco

記録ID: 552305
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ハイキング
塩見・赤石・聖

布引山 笊には届かず

2014年11月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:34
距離
21.1km
登り
2,911m
下り
2,900m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:30
休憩
0:59
合計
11:29
5:09
56
6:05
6:16
56
7:12
7:16
35
7:51
8:04
62
9:06
9:06
62
10:08
10:20
91
11:51
11:53
93
13:26
13:32
36
14:08
14:08
39
14:47
14:51
27
15:18
15:22
38
16:00
16:03
33
16:36
16:36
2
16:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
老平集落の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
日の出前で真っ暗だと奥沢林道終点から登山道への入り口が分かりにくかったです。
山火事注意の看板の左に入り口がありました。
よく整備されていますが崩落個所もあり高所恐怖症な私には厳しかった。
林道以外は明るい時間に行動しないと危険だと思いました。
闇の中の吊り橋は怖さ倍増
1
闇の中の吊り橋は怖さ倍増
広河原
どこを通ろうかさんざん迷った挙句、苔むした岩に足を滑らせて軽く水没しました(笑)
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広河原
どこを通ろうかさんざん迷った挙句、苔むした岩に足を滑らせて軽く水没しました(笑)
九十九折れの急坂がこれでもかというくらい連続します
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九十九折れの急坂がこれでもかというくらい連続します
きつい登りだけど視界が開けて爽快感もある
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きつい登りだけど視界が開けて爽快感もある
急坂の連続にバテる
しかし休めるスペースは一切無い
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急坂の連続にバテる
しかし休めるスペースは一切無い
苔の緑に心が和む
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苔の緑に心が和む
桧横手山頂
木に囲まれ眺望は無し
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桧横手山頂
木に囲まれ眺望は無し
なんだか森の精霊がいそう
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なんだか森の精霊がいそう
富士山に励まされながら辛い登りに耐える
富士山に励まされながら辛い登りに耐える
布引山まであと少し
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布引山まであと少し
聖岳方面
絶景だが足元注意
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絶景だが足元注意
布引山山頂
名残惜しいが先を急ぐ
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名残惜しいが先を急ぐ
駿河湾方面
再び苔の楽園
急な下りに緊張の連続
カメラを失くしたのはこの直後だと思う
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急な下りに緊張の連続
カメラを失くしたのはこの直後だと思う
こんなに水があったとは!
朝は真っ暗で分からなかった
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こんなに水があったとは!
朝は真っ暗で分からなかった
老平駐車場
無事に戻ってこれて良かった
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老平駐車場
無事に戻ってこれて良かった

感想

この日はロングコースに備えて暗いうちから行動開始。
ヘッドライトの明かりを頼りに林道を歩きます。
闇が深く星がとても綺麗。流れ星もいくつか見付けました。
廃屋の横を通り辺りが少し白んでくると、細い道のすぐ横が深い谷(崖)だと気付いて冷や汗。
広河原を軽く水没しながら渡り終えると九十九折れの急坂が連続。
余りの辛さに笊の山頂はおろか布引山も無理な気がしていました。
木々の間から覗く青空と富士山に背中を押されながら這うように上を目指します。
ガレ場に出ると視界が一気に開けて感激。
ヨレヨレに疲労しつつも布引山山頂に到着。
時間が無いので手短に休憩して下山開始です。
気持ちは焦るけど下りも急なので気が抜けません。
山の神を通過した辺りで
k「あれっ」
m「何?どうしたの?」
k「ズボンのポケットからカメラが無くなってる!」
m「ガーン!でも今更戻れないよ」
k「…いつ落としたんだろう、全く気が付かなかった」
m「しょうがない、景色は見れたんだし諦めよう」
よほどショックだったのか上の空になるkunikuniさん。
なんでもないところで派手に転倒します。
m「カメラは忘れて足元に意識を持ってきなよ」
しばらく無言で先を急ぐと…

k「後ろから誰か来たから先に行ってもらおう」
m「こんにちは!笊まで行かれたんですか?」
お兄さん「いえ、笊までは時間が無くて、ところでカメラを落としませんでしたか?」
k、m「!!(大感激)拾ってくれたんですかぁ!」
お兄さん「木の枝にぶら下がっていましたので」
k、m「うわぁ、ありがとうございます!!」

どうやらポケットから出ていたストラップが木の枝に引っ掛かり、知らないうちに抜き取られてしまったらしい。
この広い山で探し出すのは不可能!と思っていたので本当にラッキーでした。
お兄さんはお礼も断って足早に降りて行かれました。

二度とカメラを落とさないように安全な場所に収納し、駐車場まで小走りで急ぎどうにか明るいうちに帰還しました。

カメラを拾ってくださった方、本当にありがとうございました。

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コメント

こんにちは
たまたまカメラを拾った者です。
下山中にすれ違ったテント泊の方のカメラだったらどうしたものかと思ってましたが、お二人のカメラで良かったです。私もこの日はカメラを落として、布引山の稜線をカメラを探して走り回っていました。
あの時はお礼を言い忘れていましたが、お二人が私の車の隣に駐車してくれたおかげで、手遅れになる前に仮眠から目覚めることができました。お二人が来てくれなければ昼くらいまで夢の中で、ただの寂しい一人温泉旅行になるところでした。本当に有り難うございます。
この日は天気も良くて、空気も澄んでて、ガレ場からの景色は気持ちよかったですね。いつか笊ヶ岳の360度展望を目指してリベンジしたいと思っています。
ではー。
2014/11/26 0:56
Re: こんにちは
mizuhooさんこんにちは
カメラを届けてくださりありがとうございます!!
安物ですが愛着のあるカメラだったので本当に嬉しかったです。
このレコが書けたのもmizuhooさんのお陰です。

まさか隣の車で仮眠されている方がいるとは知らず、恥ずかしながら星空の美しさに思わずはしゃいでしまいました。
さぞ騒がしかったと思います(笑)失礼しました。
2014/11/26 6:33
プロフィール画像
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