野反湖・志賀高原🏞️大沼池とサンカヨウ🌼花散策


- GPS
- 02:19
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 264m
- 下り
- 263m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 15時過ぎから激しい雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・野反湖シラネアオイ群生地:例年より株が少ない印象。 https://nakanojo-kanko.jp/kuni/spots/%E9%87%8E%E5%8F%8D%E6%B9%96%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4/ ・大沼池:例年より暖かく雪解け水が少ない影響で、池の水量が半減。色は変わらない。 ・志賀高原:木道が設置されて歩きやすくなった。ツバメオモト、サンカヨウ満開。昨年より開花が早い。今年のニリンソウは少ない。 |
その他周辺情報 | ・志賀山温泉「渓谷の湯」日帰り温泉1000円。二つの源泉。露天風呂は硫黄泉のにごり湯、源泉かけ流し。10時から14時まで。 https://www.keikokunoyu.com/ ・志賀山温泉、発哺温泉はグリーンシーズンとなり、休業中や工事中もあるので問い合わせが必要。 https://www.shigakogen.jp/onsen/ ・武具脱の池:雨で立ち寄れなかったが、周辺のアズマシャクナゲが満開。今年は当り年。 ・道の駅 草津 運動茶屋公園:ヤマツツジ、レンゲツツジが満開。 |
写真
感想
22日月曜日は、八ヶ岳周回を予定していたが、午後から天候が不安定となり強烈な夕立が降る予想。降雨の影響が遅くなる県北西部へ。野反湖のシラネアオイとサンカヨウを観賞して、志賀高原の大沼池と花々を観賞しに行くことにした。
4時に前橋を出発。曇り空で温室効果によりやや蒸し暑い。朝焼けの赤城山を上武道路から眺めて上信道、日陰道と進む。八ッ場ダムの水量が少なく、岸には流木やゴミが散乱していた。国道405号を野反湖へ。道端にはレンゲツツジが咲いていた。
5時50分、野反湖に到着。予想はしていたがガスガス。誰もいない休憩舎駐車場に停めて出発。募金箱に100円入れた。ガレ場にコマクサの葉が出ていた。そこから5分ほど歩くとシラネアオイ群生地。朝霧に包まれたダケカンバ林。幻想的だった。
8万8千株あるそうなのだが、今年は株が少ない印象。それでも地元の中学生とボランティアの方々が、平成5年から植生作業に取り組んでいるからこそ、このシラネアオイの群生。ロープで仕切られた散策路を一周して観賞した。
駐車場に戻り移動。野反湖湖畔の某所でサンカヨウ観賞。ニリンソウは終盤だったが、サンカヨウは咲いていた。霧によってやや透明化したサンカヨウもあった。ノゾリキスゲ開花時にまた訪れるだろう。
移動して国道292号で草津町へ。早朝の温泉街はひと気もなくひっそりしていた。天狗山付近はヤマツツジとレンゲツツジが咲いていた。武具脱の池付近のアズマシャクナゲが満開。その時は帰りに寄ろうと思ったが、立ち寄ることは叶わなかった。
標高を上げると殺伐とした岩稜帯、日本とは思えない景色。立ち入ることが出来ない草津白根山と弓池を眺めて万座三差路を渋峠方面へ。山田峠では分水嶺らしくガスが東へ流れていた。今年は残雪が2mほどで雪の壁も無い、標高2172mの国道最高地点からはガスガスで何も見えなかった。
渋峠に新たな慰霊碑が建立され参拝。ちょうど馬蹄形を歩いた日だったなと思い出す。渋峠スキー場も閉鎖されひと気も無いが、スカイエレベーターが従業員を運んでいた。志賀高原に入るとさらにひと気が無くなり、ホテルや旅館はグリーンシーズンで休業している所が多かった。
大沼池入口駐車場に停めた。志賀パレスホテルの車だけあった。サルはいないがアサギマダラが飛んでいた。舗装路から登山道へ。林道は距離が長くなり時間がかかるので登山道がよい。苔生した岩と木々が八ヶ岳を彷彿とさせる景色。
林道に合流して、ルリビタキに遊んでもらいながら30分ほどで大沼池に到着。水が全くないので一瞬目を疑った。4月に暖かい日が続き、残雪もないので沼に水が溜まらないのだろう。沼尻をあとにして東岸へ。
沢のサンカヨウはまだつぼみだった。干上がった湖畔を歩いて赤鳥居のところへ。通常なら水があってここまで来られることはない。ただ美しいエメラルドグリーンの水は美しく変わらない。踵を返して駐車場へ戻った。
高天ヶ原のミズバショウを観賞して駐車場へ移動。少し早めの昼食で焼肉を食べた。上州牛カルビともち豚肉はもちろん美味しいが、やはり10年熟成のかんずりは辛さのなかにもコクがある。〆に焼そば食って腹いっぱい。デザートは別腹で白玉あんみつ食った。腹いっぱいになって出発。
木道が敷設され歩きやすくなったが泥濘は変わらない。早速サンカヨウとツバメオモトが花開いていた。昨年よりニリンソウが激減していた。樹林帯の奥の方まで踏み跡があり、沢の上へ登り滑った跡もあった。人は靴を履くので獣道とは区別できる。残念な行為に憤りすら感じる。ブナ林の先で引き返して駐車場へ。
曇り始めた空がやや黒いので、散策を中止して帰路へ。志賀山温泉か発哺温泉で日帰り温泉へ行こうと思ったがシーズンオフで休業中が多く、志賀山温泉の渓谷の湯へ行った。内湯は単純泉だが、露天風呂は硫黄泉のにごり湯で、湯の花が浮かんでいた。源泉はかなり熱い。
蓮池周辺を散策して帰路へ。草津に入ると小雨、八ッ場に入った途端に豪雨。雨雲と共に前橋まで移動してきた。この雨でサンカヨウが透明になるか、強雨で落ちてしまうかは、誰にも分からない。
コメント
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野反湖のシラネアオイは、今朝の上毛新聞一面にも掲載されていましたね。
志賀高原の一部ですが、まみむさんの強い要望があって場所を公開していません。場所を知っている人も多いとは思いますが、荒れた踏み跡が増えニリンソウの減少から見ても、彼女の思いが分かる気がします。
SNSで公表しなければ良いとは思いますが、盗掘の被害などではなく、人為的な被害を与えてしまう恐れがあるので公表していないのです。実際三脚持ったカメラマンが居ましたし、沢の上流への踏み跡もありました。三脚で草花を傷めてしまうような所なんですよ。人が多くなれば道が荒れ、対策として木道が出来てロープで仕切られてしまいます。草花を家族と思って接して欲しいですね。
ジンギスカンですが、アルミの焼肉用なんですよ。軽くて山行に良いです。長野へ行って前橋産肉を食べる贅沢。温泉はシーズンオフでやってるところが少なくて電話を何本も掛けました。硫黄泉のにごり湯は気持ち良かったですよ。
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