那須・三斗小屋温泉



- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 6:30
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:55
過去天気図(気象庁) | 2007年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山行記録
那須・三斗小屋温泉
2007年11月17日〜18日(1泊2日)
メンバー:渡辺 邦夫、樋口 博文、古川 武
11月17日 晴れ
君津2130-0115峠の茶屋
峠の茶屋0815(45)0900峰の茶屋0920(40)1000茶臼岳1015(30)1045峰の茶屋1100(35)1135朝日の肩1135
(10)1155朝日岳1205(5)1210朝日の肩1310(45)1355隠居倉1405(40)1445三斗小屋温泉 (計4:10)
定時に上がって食料を買って帰宅。入浴・夕食をして山行装備の準備をして2105に出発。
古川さんと樋口さんを拾い、アクアライン、首都高経由で東北道へ。渋滞皆無で0115に那須・ 峠の茶屋の県営駐車場に到着。約270kmを4時間弱で到着した。
駐車場にはなんと雪があった。最近降ったらしい雪が1cm積もっている。気温は約-5℃だ。
先着車は5台ほど。空には満天の星が輝き、天の川もくっきりとして素晴らしい!
駐車場のトイレは6月のときと同様に閉鎖されており、仮設トイレが設置されていた。仮設ト イレは流す水が出なくて困った。手洗い水も凍結して出なかった。
車の隣りにテントを張ってゆったりと仮眠。0215就寝、テント内は5℃。
0600起床。天気はピーカン、外気温-7℃、雲海が素晴らしい。
朝食は最近凝っているレトルトの「角切ステーキ丼」と豚汁、コーヒー。調理・飲料水はタン クで持参した水でまかなった。
0815出発。気温0℃でかなり寒いが、登りだして直ぐに暑くなり、フリースを脱いでTシャツ 1枚になる。樋口さんも古川さんも3〜4枚着ているので随分暑さ寒さの感覚が違う。
登山道には雪が1cm位積もっているが、凍結していないので滑る心配は無い。
45分程で峰の茶屋に到着。強風の名所だが今日は珍しくほぼ無風だ。気温は0℃。峰の茶屋で 展望を楽しんだ後、茶臼岳山頂へ。
約40分で茶臼岳山頂に到着。山頂の気温は2℃。風が無く天気が良いので寒くは無い。下界は 雲海に沈んでいるが、空気が澄んでいるので展望抜群だ。茶臼岳山頂からは日光男体山、奥白根 山、至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳、会津駒ヶ岳、魚沼駒ヶ岳、飯豊山などの大パノラマが素晴らしい。
茶臼岳から峰の茶屋まで戻り、朝日岳へ。朝日岳への登りは雪が融けてドロンコになっていて パンツの裾が汚れてしまう。
朝日の肩に着く頃には風が出てきた。朝日岳の山頂からも茶臼岳がバッチリ見えた。朝日岳は3回目だが、今回が最も良い天気だ。
朝日の肩でランチタイム。風が強いので稜線から少し風下に下がった笹原で食べることに。今 回はおでん、シチュー、パンとこの時期の定番メニューだ。座る場所が無いので立って食べる。
おでんはビールのおつまみだったが、寒いのでビールはパス。
昼食後熊見曽根・隠居倉経由で三斗小屋温泉へ。紅葉は終わっているが、霧氷がとても綺麗で 霧氷に見とれて歩くうちに熊見曽根のピークを巻いてしまい、100mほど行き過ぎてしまった。
熊見曽根の下り周辺は特に霧氷が美しい。熊見曽根の下りから泥濘がさらに激しくなり、隠居倉 に着く頃にはパンツの裾がドロドロになってしまった。スパッツを着ければ良かった。
隠居倉からは一気に下って1445三斗小屋温泉・煙草屋旅館に到着。季節外れで空いているので我々の部屋は8畳間だった。 早速露天風呂に行きたいところだが、1500〜1700は女性専用になるので断念。
今日の泊まり客は36人とのこと。年内の営業は12/1までで、冬季は閉鎖するそうだが、時々雪 下ろしに来るそうだ。1日掛けて登り、2日掛けて雪下ろししてから下るそうだ。大変だ。
夕食は1630からととても早い。豚肉生姜焼、甘露煮など質素ながらとても美味しく、ご飯3杯 も食べてしまった。
食後はビールを持って露天風呂へ。照明が無いので月明かりの中、星を見ながらの温泉も乙なものだ。露天風 呂で声を掛けられたが、なんと二村さんだった。奥さんと二人で来ているそうだが、なんという奇遇 だろうか。
風呂から上がり、樋口さんが那須のコンビニで買ったボージョレーヌーボーで乾杯。
1900頃就寝!5時起きしても睡眠10時間だ!
11月18日 晴れ
三斗小屋温泉0810(20)0830沼原分岐0830(60)0930姥ヶ平0940(20)1000牛ヶ首1000(25)
1025峰の茶屋1040(25)1105峠の茶屋 (計2:30)
峠の茶屋1125-1140殺生石1200-1210鹿の湯1250-1700君津
0500頃空を見ると満点の星だった。0530起床。室内温度は7℃でそれほど寒くない。土間の薪 ストーブのお湯を貰ってコーヒーを淹れる。玄関の外の寒暖計を見ると気温0℃、最低気温は-5 ℃だった。
0630から朝食。温泉玉子、ツナマヨ、漬け物、みそ汁の朝食だった。ポットのお湯を貰ってテ ルモスに移し、ロイヤルミルクティーを作った。
朝食後露天風呂へ。晴天の下、山々を眺めながらの朝風呂は又格別だ。
風呂から上がると丁度二村さんが出発するところで、渡り廊下から見送った。
旅館の前の空き地にテントが1張あり、黒い犬が一緒にいた。犬は背中にバッグを背負ってお り、自分の荷物は自分で背負ってきたようで、偉い犬だ。
宿の人に幕営出来るのか聞いてみると、可能とのこと。公表はしていないが、\1,500で幕営で き、温泉にも入れるとのこと。知る人は少ないので幕営する人は殆どいないそうだ。次回はテン トで来るのも良いかも。
0810宿を出発。前回は峰の茶屋に直行したが、今回は茶臼岳の眺めの良い姥ヶ平経由にした。
沼原分岐から一旦100mほど下って沢を渡り、また100m登り返して姥ヶ平に向かう。姥ヶ平の手 前にあるひょうたん池に行ってみたが、凍結していた。
姥ヶ平はとても広々した場所で目の前に茶臼岳が大きな火口を見せていて、とても眺めが良く ベンチやテーブルもたくさんあって絶好の休憩場所だ。姥ヶ平からの茶臼岳は峰の茶屋や朝日岳 から見るよりもずっと格好が良く、火山らしい。
牛ヶ首まで登る頃には風が強まり、茶臼岳の巻き道を峰の茶屋に向かう頃は名物の強風に晒さ れ、とても寒かった。宿からずっと誰にも会わなかったが、巻き道で峰の茶屋方面から来た人約 5〜6人とすれ違った。
峰の茶屋はものすごい風が吹いていて飛ばされそうだった。小屋の中は風を避けて休憩する人で一杯だったが 、奥の板の間で休憩した。テルモスの暖かいロイヤルミルクティーで一息つく。
小雪も降り始め、かなり厳しい天候だが、大勢の登山者が登っている。
峰の茶屋から峠の茶屋へは20分ほどで下ってしまった。
GPSの記録(2日間の通算)
歩行距離:12.9km、移動時間:5゜04'、停止時間:4゜22'、
移動平均速度:2.5km/h、総上昇距離:1,570m
県営駐車場の車は30台ほどで多くは無いが、ロープウェイの駐車場はほぼ満車だった。紅葉は 終わっているのにこんなにたくさんの観光客が訪れるのは意外だった。
殺生石と温泉神社を見てから鹿の湯で汗を流し、温まった。鹿の湯では44℃の湯船までは入っ たが、48℃のお湯には脚を浸けただけで火傷しそうだった。とても人間の入るものでは無い。
帰りの東北道は渋滞も無く順調に走り、1700頃には君津に着いてしまった。
今回は天候に恵まれ、雪も見られ、温泉も堪能して素晴らしい山行だった。
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