屋久島 荒川登山口〜縄文杉 往復


- GPS
- 06:29
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,117m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:35
荒川登山口帰着は14:28。往復8時間でした。急ぐわけでもなく,通常の一人歩きペースだったと思います。休憩や昼食の時間は短かったかも。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
登山バスは片道870円。前日購入をお勧めします。当日でも乗り場で買えますが事前に購入しておけば慌てずにすみます。登山バスの運行期間は3月〜11月末まで。12月以降は自家用車でのアクセスが可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあり。トイレも完備。 コースの2/3はトロッコ道なので大半はウォーキング感覚。 大株歩道入口から登山道です。屋久島らしく岩が多いので岩の上を渡っていく感じでしょうか。木道階段がよく整備されています。キツかったのは翁杉を過ぎてからの木製階段急登でしょうか。全体的に木の根が多く濡れて滑りやすいので注意が必要です。 水場は荒川登山口から順に,小杉谷集落跡地,楠川分かれ先のバイオトイレ,大株歩道入口,縄文杉手前に数ヶ所あります。ウィルソン株にも水は流れていますが,最近汚されているとの注意書きがありました。 トイレは登山口,小杉谷集落跡地(携帯トイレブース),楠川分かれ先(バイオトイレ),大株歩道手前(携帯トイレブース),大株歩道入口,縄文杉手前(携帯トイレブース)。 |
写真
感想
天気の心配をしていましたが,予想を裏切って快晴でした。
念願の縄文杉を見ることができて満足です。
前日にトッピー入りして安房に宿泊。
荒川登山口へのアクセスは,路線バス+登山バス。まずは路線バスで屋久杉自然館まで行き,登山バスに乗り換える必要があります。前日に登山バスのチケットも購入し,朝1便の路線バス+1便への乗車を目指して早めに就寝。
事前のネットで仕入れたバスの時刻表によると朝一番の路線バスは4:39安房発。その次の便は4:49。時間差はなく,終点で乗り換える登山バスはどちらにしても5:00発5:35着の第1便だったので,路線バスでの出発便は遅いほうの4:49を選択。
翌朝4時に起床。宿を出てバス停に向かいます。4:39発の便が出発するのを遠くに見ながらバス停に到着。時刻表を確認します。
ん?4:49が載っていない・・・次の便は5:19?
事前確認を怠りました。ネットで調べた時刻表の便は半分くらいしか載っていません。改正があったのでしょう。失敗その1です。
結局5:19に載って屋久杉自然館で5:40発の登山バス第3便に乗り換え,6:15登山口着。第1便と比べると40分遅い到着となりました。
到着時にいた登山者は30人くらいでしょうか。
準備運動とトイレを済ませて6:25に出発。まだ周りは暗い中です。用意していたヘッドライトはブラックダイヤモンドのギズモ。暗い中を歩いたことが無かったので初挑戦です。ところが光量が少ないのか,トロッコ道枕木の段差がよく見えません。そこで普段通勤時に利用している手持ちの懐中電灯で照らしながら進みます。明るくてよく見えますので普段から「ジェントス-閃-」を愛用しています。
すぐに日が昇りはじめ,周りが明るくなってきます。その後は小杉谷集落跡まで欄干の無い橋を4つ越えますが,この橋が苦手な私としては暗い方が下が見えなくて良かったかもしれません。
完全に明るくなり,小杉谷休憩所をスルーして楠川分かれ先のバイオトイレで休憩。水場で喉を潤しすぐに出発。またしばらくトロッコ道を歩き木橋をいくつか越えます。大株歩道までは長いなあ・・・なんて考えていると目の前に「大株歩道入口」の案内板。ここで小休憩。朝食にパンをかじってトイレを済まして大株歩道へ。
大株歩道は屋久島らしく岩が多く,滑りやすい木の根を避けて岩の上を渡っていくような歩きになります。特に危険箇所はありませんが木の根では何度か滑りました。
翁杉を通過してからは木道が整備されています。初めの階段が急勾配でキツかったのですが,それ以降は縄文杉まで登りやすい階段が続きます。
その後,大王杉や夫婦杉を通過し,大株歩道入口から100分程度で縄文杉へ到着。途中,水場が数ヶ所ありました。縄文杉手前の水はおいしかったですね・・・気分的なものかもしれませんが。さて,縄文杉を撮影しようとデジカメを取り出し,数枚撮影したところでまさかの電池切れ!!確かに夫婦杉を撮影したときにバッテリー残量が少ないのには気づきました。しかしこんなに早く切れるとは・・・。前日に買ったデジカメをぶっつけ本番で使ったのが失敗のもとだったか。これが今回の失敗その2。
とりあえず目的は達成したので早々にあきらめ10分くらいで復路へ。復路は写真を撮りたくても撮れない(涙)のでペースは速かったかもしれません。復路で昼食を取りましたがそれでも往復ともに約4時間でした。
そういえば昼食についてですが,私の後方を歩く多くの方々が縄文杉手前で取っているようでした。昼食後に縄文杉を見て登山口に下るという時間配分のようです。私は縄文杉で折り返し11:30には復路のウィルソン株に到着したので,そこで昼食を取りました。他に人の姿はなくウィルソン株を独り占めしながらの昼食でした。静かな環境を好まれる方は帰りのウィルソン株で昼食というのも良いかもしれません。
この日の登山者は,すれ違いのガイドの方いわく少ないようでしたので,その影響だったかも。ルート上で出会った方は100人弱といったところでしょうか。ほとんどがガイド同伴の複数パーティです。ソロは少なかったですね。中には韓国の方々もいました。テレビカメラを担いでいたので取材でしょうか。
さて,昼食を手短に済ませ,黙々と下ります。結局登山口に着いたのは14:30頃。
15:00のバスに間に合いました。ちょうどトロッコが帰ってきたり,何だかんだと過ごしているうちにバスが来て下界へ。
怪我もなく,いくつかの勉強もできて良い山行となりました。
屋久島の森に感謝です。
たのしく読ませていただきました。
わたしも同じ日に縄文杉まで行きました。午前6時半スタート。わたしたちはガイド付きの6人ツアーでしたので,解説も交えながらの歩きでした。当然スピードは遅く,帰ってきたのは5時半でした。
天気がよくてよかったのですが,雨のときもいいそうなのでもう一度行ってもいいかなと思っています。
わかりやすい紀行文ありがとうございました。
こんにちは。コメントありがとうございます。
出発の時間帯が同じくらいですね。準備運動を念入りに行っていたグループの方でしょうか(笑)私は準備運動もそこそこに歩き出しましたので先行していたかもしれません。
私は「We Love Forest」と書かれた白いキャップをかぶっていました。おそらくどこかですれ違っていたのでしょうね。
仰るように雨の屋久島も体験してみたいです。他の山での雨はイヤですが・・・
来年は宮之浦〜縄文杉の縦走を目指します。それでは。。。
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