キナバル山（マレーシア最高峰4,095m）

2023年05月24日(水) 〜 2023年05月28日(日)

• GPS: 21:08
• 距離: 16.7km
• 登り: 2,306m
• 下り: 2,340m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:13
• 合計: 7:33

9:13 Timpohon Gate
9:23 9:23 Kandis Shelter(1.0 km Post)
10:49 10:51 2.0 km POST
11:42 11:43 Lowii Shelter
14:32 14:32 Layang-Layang Shelter
15:09 15:11 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
16:01 16:08 Paka Shelter(5.5km Post)
16:37 16:38 WARAS HUT
16:46 Laban Rata

2日目

• 山行: 10:41
• 休憩: 2:22
• 合計: 13:03

1:41 Pendant Hut
1:43 1:45 Gunting Lagadan Hut
2:22 2:35 ヴィアフェラータ 終点
3:38 3:53 Sayat-Sayat Hut
5:05 5:06 8.0 km Post
5:44 6:18 Mount Kinabalu
6:40 6:40 8.0 km Post
7:38 7:39 Sayat-Sayat Hut
8:21 8:22 ヴィアフェラータ 終点
8:44 8:45 Gunting Lagadan Hut
8:51 8:51 Pendant Hut
8:56 9:54 Laban Rata
9:58 9:58 WARAS HUT
10:16 10:16 Paka Shelter(5.5km Post)
10:48 10:56 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
11:16 11:16 Layang-Layang Shelter
13:14 13:15 Lowii Shelter
13:40 13:41 2.0 km POST
14:26 14:27 Kandis Shelter(1.0 km Post)
14:34 14:39 Timpohon Gate
14:44 ゴール地点

天候

登頂時は快晴！他概ね晴れ（一度も雨降りなし）

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

★関空→クアラルンプール→コナキタバル（ボルネオ島）乗継含め11時間ほど。★コナキタバル サバ市内ホテル→キナバル自然公園（パークヘッドクオーター＝1,564m）まで車で2時間→ティンポホンゲート（登山口＝1,867m））まで公園内バス15分ほど。

コース状況／危険箇所等

★2000年世界遺産に認定されただけあって、公園、登山道はとてもきれいで整備されています。★KM0,5〜8、5（山頂手前）標高明記した道標あり。★宿泊小屋までは7つ（だと思います）休憩小屋あり。トイレ（水洗）ゴミ箱完備という信じられない好環境です。（ちなみにゴミはガイドさんが持って帰ってくださるのです）

その他周辺情報

宿泊施設もとても綺麗です。（ただしシーツが薄いのでちょっと寒いかな）食堂施設も清潔＆食事もバイキング形式でGood！98°のお湯も自由にgetできるので登頂前にポットに入れて持っていかれること、オススメします！（温かいお湯があるだけで寒い山頂までの休憩時、随分と助かります）

写真

5/24 5:51

山行日記スタートします。長くなりますがお付き合いくださいませ。笑さて、こちらは三ノ宮からのバスにて関空へ！

5/24 7:14

関空到着！はよ、着き過ぎて誰もいない。ワクワクワクワク、まるで小学生の遠足のよう！

5/24 8:12

はじめてのマレーシア航空。窓側にしてもらいました。

5/24 8:25

みなさんと！めちゃくちゃいい笑顔で！

5/24 8:51

関空のデザインはほんまに綺麗やなあ。いつも思います！

5/24 8:52

クアラルンプールいき！機種はエアバスの、、忘れました。笑

5/24 9:20

ぱちり！

5/24 9:51

機内はこんな感じ。

5/24 10:10

take off！

5/24 10:49

機内食は、まあ美味かったですょ。

5/24 14:43

カチカチのアイス！でも美味かった！

5/24 14:43

やっとこさ、ホーチミンまできました。

5/24 15:14

おー！景色が変わる。一面農場だらけな感じです！

5/24 15:38

クアラルンプール国際空港！

5/24 15:46

ウェルカムドリンクで、たしか、これライチジュースやったかな？

5/24 17:15

ボルネオ島行きのコナキタバルまでトランジット3時間近くあります。お腹減ったので、バーガーキング！

5/24 19:00

コナキタバルへ！

5/24 19:00

これで、

5/24 23:23

ホテルに23時半すぎにやっと到着しました！

5/25 6:10

おはようございます。2日目の朝。

5/25 6:11

目の前は海に積乱雲。南国！この先に水上で暮らす人々が。

5/25 6:34

ホテルでの朝ごはん。バイキングです。

5/25 6:38

美味しい！ホテルは一泊7000円ぐらいで中級クラス。

5/25 7:06

さあ、いよいよ出発！

5/25 7:09

バスでいざ登山口へ。2時間！

5/25 7:14

美しい朝。

5/25 7:53

おお！ついに見えた、キナバルが！
いやーデカいなあ！

5/25 9:03

キナバル山登山口へ到着しました。

5/25 9:12

入山許可書を、

5/25 9:14

みんなで書いて、

5/25 9:24

登山ガイドさんの説明！

5/25 9:31

お昼ごはん。サンドイッチ、ゆで卵にリンゴ！ありがたいなあ。

5/25 9:43

入山許可証ストラップ、豪華なつくり。

5/25 10:01

さあ、準備体操！

5/25 10:10

出発です！1番右は登山ガイドのジャースンさん。

5/25 10:28

ポイント看板がちゃんとついてます。

5/25 10:42

道はさすが世界遺産だけあって、整備されています。

5/25 10:49

各休憩小屋には、水洗トイレからゴミ箱まで完備されています。

5/25 10:52

これはおこぼれ狙いのリスちゃん。

5/25 11:01

ウツボカズラ

5/25 11:21

なんだろう？

5/25 11:38

こちらもウツボカズラ！

5/25 11:40

上からみなさまをパチリ！

5/25 11:41

ポーターさんのニコ君、17歳。ひとり3キロまでの荷物を担いでくれます。すごい！

5/25 12:14

ここでたしか、お昼だったかな？

5/25 12:39

ジャングルぼくなってきました！

5/25 12:47

2200m超！

5/25 14:09

歩けー！まだまだー！

5/25 14:10

私の登山最高峰が燕岳の2,763mだから、自己最高ポイントまでもうすくだ！

5/25 14:25

日本では考えられない、この高度での木々いっぱい。

5/25 15:02

これが、キナバルエンシス、ウツボカズラ。ボルネオ島にウツボカズラが1番集中して生えているらしいです。

5/25 14:37

このあたりから少しずつ、

5/25 15:06

岩場が見え出して、

5/25 15:34

自己最高高度を超えました！

5/25 15:52

おお！見えた、キナバルの優美が！しかし、まだまだやなー、遥か彼方に！

5/25 15:58

美しい雲海

5/25 16:13

3,000mへ！安定感抜群の、登山教室で毎月ご教授頂いている、Tさん！

5/25 16:13

わたし。ズボンがズリ下がっておる。。

5/25 16:17

もうすぐだ！

5/25 16:19

いい笑顔！

5/25 16:57

小屋まであと500！

5/25 17:18

日が沈む、美しい！

5/25 17:30

おー、見えてきたかな？

5/25 17:34

小屋まであと300mぐらい？ちょい休憩！

5/25 17:44

ついたー！みんなとパチリ！

5/25 17:45

ポーターのニコ君と！

5/25 17:55

小屋のバイキングで夕食！美味しく食べれたのは、ここまで、でした。あとは高山病で次の日の夜までは食欲激なしで、、食べれませんでした。

5/25 17:55

Tさん、Uさん！

5/25 19:00

明日は1時半起き！なので早く寝ましたが、、頭痛いのと気分がずーっと悪くて一睡もできない夜を過ごします。いびきかいて爆睡してる人が羨ましかったなあ。

5/26 2:10

朝ごはんほとんど食べれずに、、いざ！準備体操！

5/26 2:24

さあ！出発です。夜中2時半。

5/26 2:32

急登をヘッデンつけて、

5/26 2:38

ゆっくり、ゆっくり、

5/26 2:38

登っていきます。最年少のTさん！

5/26 3:19

ヘッデンの美しいライティングの列に、空は綺麗な星々が見えます。進行方向はちょうど西。西に沈む夏の星座が綺麗でした！

5/26 4:33

おうおう！

5/26 5:29

おー！日本ではない高度まできたぞ！

5/26 5:30

自撮り

5/26 5:45

さあ、ここを登ればもうゴールだ！（と勝手に思ってましたがまだまだ先でした）

5/26 5:45

幻想的！

5/26 5:57

先まで頑張って登りみんなを撮影。

5/26 6:01

きた！3,900mまで！後ろに見えるのはキナバル、サウスピーク。

5/26 6:17

げげ！ゴールはあそこだそうな。ぐあああ、、

5/26 6:26

一気に霧が晴れてクリアに！あぁ、しんどい、けど、、がんばれー！！

5/26 7:07

やっとこさの登頂！！写真撮影待ちで10分以上。

5/26 7:07

T君と！

5/26 7:16

キナバルサウスをバックに！

さあ、下山だ！※お写真拝借しましたー。

5/26 7:17

よー、これ、ラスト登ってきたなぁ。

5/26 7:33

頑張ったぞ！

もうここからのボルネオ島絶景が素晴らし過ぎて、、（※お写真拝借しました）

写真では全く伝わらない。。行った人しか分からない壮大な景色でしたょ。一生忘れない。（※お写真拝借しました）

5/26 10:56

小屋下まで一気に下ってきました。写真撮る元気なくこちらで朝ごはんを。ほとんど食べれずに、まだ頭と吐き気あり！ひつこい！タザい！

5/26 10:55

さああ、頑張って下るぞー。
一気に1500m以上ね！

5/26 14:04

鬱蒼とした霧に包まれて、、

5/26 14:54

休憩しながら、

5/26 15:07

ゴールまであと15分ぐらいかな？

5/26 15:30

ラストゴール前の坂！なんでやねん！！

5/26 15:31

クゥー、、しんどいぞ！！

5/26 15:41

よっしゃあ！！ゴールしました！！みんなと。

5/26 16:16

ビールで乾杯！！

5/26 16:20

よーやく、少し食欲回復！

5/26 16:20

美味しかったけど、ホテル帰ってすぐにまた夕食だって。笑

5/26 20:15

ホテル着いて、夕食へ。

5/26 20:18

おお！人気の大衆飯屋さんへ。こーいうところが美味しいのです！

5/26 20:23

ここの夕飯☞中華？地元料理かな？めちゃ美味しかった。一日、食べてないのをこちらでがっつく！

5/26 22:15

T君と週末開催している屋台へ、出かけます。

5/26 22:18

バンドありの、

5/26 22:24

カップル、家族たくさん。

5/26 22:28

爆笑した、ボルネオ偽造ミッキー。携帯ストラップしてるとこがまた最高です。日本なら著作権©️違反ですぐ逮捕ですな！爆

5/27 7:36

Day3 最終日の朝。ホテルでの朝食！ほんとに久しぶりに爆睡できた気持ち良い朝でした！

5/27 8:17

綺麗なお花！

5/27 8:41

愛してますよ、KK！

5/27 9:04

みなさんと昼飯まで地元観光です！

5/27 9:09

世界中の海外登山と国内も制覇してらっしゃる、Sさん！

5/27 9:10

みんなと！

5/27 9:15

果物市場！

5/27 9:21

あらゆる果物がところ狭しでいっぱい！

5/27 9:25

ココナッツを削って売っています。これが甘くて香ばしくて、、

5/27 9:26

お隣は香辛料コーナー！1キロいくらだったかな？激安でした。

5/27 9:45

お次は肉コーナー！

5/27 9:48

そして、真打魚介類コーナーへ！

5/27 9:49

すごかった。マグロに伊勢エビに、あるゆるモノが

5/27 9:53

これはエイだって。美味しいらしいですよ！

5/27 10:10

そして、みんなでマンゴーを！もうね、これが史上最強に甘くて美味しかったのです。忘れられない。

5/27 12:39

ラストは一気に近代的なシェル、ベンツなど一流会社が入っているビルへ移動してのお昼！

5/27 12:39

シーフードレストラン！

5/27 12:42

わくわく！ここはなんと個室のVIPルーム！

5/27 12:50

Sさんも思わず笑顔の、料理みんなが素晴らしく美味しいです！

5/27 13:01

食べる前に撮れやー。。こちらはえび！

5/27 13:01

そして、きわめつけは、マングローブカニ！もうね、激うまでしたよ。

5/27 14:37

さあ！帰国に。キナバル空港にて、

5/27 14:39

ほんとによくして頂いた、現地ガイドのウィリーさん！

5/27 17:46

帰りまーす！飛行機1時間以上遅れました。。

5/27 19:21

夕焼け。よー、揺れたなあ。

5/28 5:52

関空つきました！

5/28 6:41

関空のスタバにて。おつかれさまでした。
長々と最後までお読みいただきありがとうございました！

装備

個人装備

服装ですがこの季節（５月ー雨季前）に限りお伝えします。 ★登山口⇔小屋（天候は晴れ 朝から夕方まで） 冬用の長ズボン＋夏用の長袖シャツ一枚でOKでした！ ★小屋⇔山頂（早朝 天候は晴れ 風やや強し） 冬用の長ズボン＋メリーノ下＋夏用長袖シャツ ＋ミドルレイヤー＋レインの上（ハードシェル）＋ ネックウォーマー＋手袋でOKでした！

感想

ゆういちろう

（高山病と自身の体力について）
自身初の海外登山、初の3,000m超登山でした。そしてキリマンジャロへ向けてのまずは肩慣らしとして参加。メンバーの中では一番登山経験が浅く、高山病も最後までひつこく残っていました。2,500m近くから頭痛スタートでさらにフラフラと酔った感じになりながらの3,000mを超えての山小屋着。ここでの夕食を唯一食べれたのがよかったでしょうか。夕食後さらに頭痛と吐き気がひどく結局この日は早朝スタートまで一睡もできずでした。スタート前と下山後の食事も全く食べれない状態。ただ高山病という症状はあるものの、ポーターさんに荷物を預けず小屋までは自力で登りきり（多分10キロちょっと）週2回のジムトレーニングと基本週1回の山行のお陰で、体力自体は問題なく、最終登頂できることができたので、、まあ自分では良し！としています。高山については自身弱い体質なこと、次のキリマンへはこの体力ではNGということも把握出来てとても学びの深い山行でした。次回以降へのスキルアップ課題は見えてきたので、コツコツとベストペースで山行積み重ねます！

（一生忘れないあの景色）
奇跡的な晴れ。一度も雨に濡れずに登頂できたことが本当にラッキーで山頂からの下りで見えたあのボルネオ島の壮大な景色は一生忘れないと思います。山の神さまと、そして今回ご一緒した山岳会のみなさまのお陰、全てに感謝したいと思います。

この文章をお読みになってちょっと行ってみようかな！と一瞬でも思いになられたら絶対に行かれること、オススメします。人生は一度きりなのでやりたいこと、記憶に残る旅をすることこそが、人生の財産だと今回の山行でさらに確信を深めました。ありがとうございます。

（西遊旅行さま）
航空券山小屋現地ガイドさん宿泊など、すべて西遊旅行さんのアテンドです。ホテル◎、山岳ガイドさんポーターさん◎、現地ガイドさん◎、自由行動でのアテンド案内◎ すべてが快適で親切でとてもよかったです。◎ ありがとうございました！

（山岳会のみなさまへ）
最後に日本山岳会関西支部と岐阜支部のみなさまに感謝いたします。そもそも関西支部に入会していなければ、こんなチャンスすら目の前に来ませんでした。ありがとうございました！

コメント

nao &るー🐈

ゆういちろうさん、たくさんの写真の整理おつかれさまでした。
神様とお天気と仲間たちに感謝ですね〜
写真を何回見ても楽しかったなぁ♪と蘇ってきます。
高度障害はこれから慣れていくんじゃないかなと思います！
また、行きましょう💕

ゆういちろう

Nao & るー🐈さん
Naoさん、本当にす、べ、てに感謝でしたー！！特にみなさまと楽しく登頂できたことが最高！！高度障害、慣れていくのかなあ。。。これから先、ちょっと不安です。笑　ぜひぜひ機会あればご一緒させてください！