富良野岳〜もなか雪とブロッケン〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 800m
- 下り
- 797m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:45
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏道は途中からわからなくなる。GPS必携。 |
その他周辺情報 | 十勝岳温泉、カミホロ山荘、国道まで行くと富良野温泉「万華の湯」 |
写真
感想
明日から天気が悪くなる予報だし、12月はなんだかんだと予定があって山に行けないかもしれないので、ちょっと贅沢に十勝連峰まで足を延ばした。
上ホロか富良野岳に行こうと思い、非力なプリウスでなんとか十勝岳温泉まで行った。
駐車場は満車でみんなカラビナをカシャカシャ言わせ準備をしている。
冬山訓練の場らしい。テントも張ってあるし多分上ホロあたりも人が多いのだろう。
自分はそんなマニアックな冬山は出来ないので、スノーシューとアイゼンを持って富良野岳に行く事にした。
安政火口までは圧雪でツボ足でも歩きやすかった。
尾根を乗越たあたりから雪に埋まるようになったので、スノーシューを履いた。
ノースフェイスのスノーシュー用の靴を買ったのだが、アイゼンを着けられないのでザンバランの皮製登山靴を履いて行った。
途中から夏道が分からなくなり、地形を見ながら歩いていたが、雪はもなか雪で特に這い松のあたりは踏み抜いてひどい状況だった。ものすごく体力を消耗する。
何度も止めようか迷いながら進み、踏み抜きが嫌なので無理矢理ルンゼをよじ上り
三峰山側の登山道に出た。踏み抜きやルンゼ登りで時間がかなりかかり、富良野岳分岐についた頃はもう11時を回っていた。
頂上方向も雲にかくれここでもやめようか迷ったが、とりあえず行けるところまで行ってみようと思い、ガスで視界悪い中山頂に向かった。
見晴らしはどんどん悪くなり、頂上方向も定かではなかったが、尾根伝いに進んでいった。
途中スノーシューからアイゼンに履き替え頂上稜線に取り付いたが、そのあたりから雲の上に出て、うれしい事にブロッケンも現れ、来て良かったと思った。
頂上は快晴だったが、だんだん雲が押し寄せてきて、10分足らずで下山した。
登りの時間も大幅にかかってしまい、帰りも心配なのでとにかく早く降りたかった。
帰りはルンゼは下れないので夏道方向に降りたが、降り過ぎちゃって灌木の中をかき分けながら歩いてまた時間がかかった。
途中からまた這い松の上に積もった雪歩きに変わり、足もがたがた。埋まったりバランスを崩して転んだりしているうちに、本当に体力がエンプティになった。
カラータイマーが赤の点滅になっている。
へろへろ状態で何カ所尾根を乗越しただろう。
往路の足跡を見つけた時はほっとした。
今日は富良野岳という事で舐めていたかもしれない。
この時期の雪は良くないという事がわかった。
何度も引き返そうか迷ったが、途中で引き返す勇気も必要なんだなとちょっと反省した。
特に単独行は何が起きても自分で解決しなくてはならない。
あり地獄のようなルンゼ登りも、後で考えたら無謀だったなと思う。
今時期富良野岳に登るなら、まずはGPSを持って、出来るだけ夏道沿いに歩く事をお勧めします。
どこでも歩けるからと甘い気持ちで行くと、ひどい目に遭いますから(笑)
コメント
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昨日はまさにTHE DAY!でしたね〜! この時期に無風快晴ってほんとラッキーでした! でも今年は雪が少ない上に気温も下がらず予想以上の踏みぬき地獄ご苦労様です!!上ホロ方面から見る富良野岳がガスが包み込みこまれとても幻想的でした〜(^_^ )
12月目前にしてこんな快晴なんて信じられないですね。
富良野岳は道が西側なので稜線に出るまでずっと日陰でした。
下から見る稜線がまぶしくて、富良野岳は神々しい姿でしたね!
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