志賀高原・スケルトンフラワーサンカヨウ🌼浅間シャクナゲ園散策


- GPS
- 01:37
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 66m
- 下り
- 66m
コースタイム
- 山行
- 1:34
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:36
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・しなの木コース:長野県指定特別天然記念物の「しなの木」がある。樹齢約800年、高さ約23m、根回り約10mと巨木。道の一部は作業道とゲレンデ歩き。草が生い茂っているので、長靴が良い。ツバメオモト満開の道は圧巻。サンカヨウ散り始め。 https://www.shigakogen.gr.jp/green/trekking_course07.html ・浅間高原シャクナゲ園:まつりは28日で終了。アズマシャクナゲは上の方で一部残っている。ヤクシマシャクナゲ開花。レンゲツツジ開花。コマクサ開花。 https://tsumagoi-kankou.wixsite.com/rhododendron-park |
写真
感想
28日の八ヶ岳から帰宅したのが20時。片付けをしながら翌日の準備をする。志賀高原は飲食店が少ないので、余り物で弁当を作り持っていくことにした。
6時に前橋を出発。やや強い雨が降っており、赤城山は姿を見せていない。道の駅前橋赤城は平日の早朝でも車中泊で混雑していた。軽トラや観光バスに阻まれのんびりと走る国道145号。草津町を抜けて志賀草津道路へ。
濃霧で視界が悪い。標高1800mを越えたら雨でも空が明るくなった。眼下には雲海。渋峠の慰霊碑に立ち寄り参拝。志賀高原へ下ると再び濃霧。第三トンネルは工事中で発哺温泉方面へ迂回する。プリンスホテル西館の前に駐車。
長靴履いて傘差して出発。気温12℃で湿度が高い。焼額山スキー場から一ノ瀬山の神スキー場への作業道を歩く。小さな沢にミズバショウが咲いていた。道の脇にシロバナエンレイソウ、ツバメオモトがたくさん咲いていた。
案内板を左へ。木道を渡ってしばらく行くとサンカヨウが咲いていた。雨に濡れ透明になったサンカヨウ。スケルトンフラワーのブーケも見ることが出来た。ガラスの花々をしばらく観賞した。
その先はコース名にもなっている「しなの木」の巨木。見上げるほど大きい。新しい展望デッキになっている。廃材がその下に放置されていたので、そこへ移動して周辺の透明になったサンカヨウを観賞した。
その先からはツバメオモト並木。道の両脇に10m以上続き、林の中までツバメオモトが咲いていた。すばらしい。周辺のオオカメノキやサンカヨウは花が落ちていた。ゲレンデに出てもお花畑。ミツバオウレン、イワカガミ、コミヤマカタバミなど咲いていた。
別な場所に移動して再び散策。イチヨウランが4輪あった。昨日はホテイランを見たが、この花も独特な花容で面白い。その先のサンカヨウは雨に当たって散っていた。ガラスになった花びらが落ちており虚しく儚い花だと改めて思った。
雨でニリンソウは花を閉じていた。白い花が雨を詫びるように頭を下げていた。先週もつぼみだったヤマシャクヤクは、時が止まったかのように同じつぼみだった。
その先のサンカヨウは半透明なものが多く。樹林帯に覆われているため雨よけになっていると思われる。ただ樹木に付いた水分が大きくなって落ちるため、直撃されたサンカヨウは無惨にも花を落としていた。
沢の斜面にあったサンカヨウはきれいに透過していた。水滴を要したスケルトンフラワーは更に美しかった。クマザサ帯となり来た道を戻る。復路も傘を差しながら花観賞。先ほど観賞したサンカヨウが葉に散っていた。僅か20分ほど前に見たが、水滴が当たったのだろう。葉の上のガラスの花びら。
移動して大沼池バス停のベンチで昼食。昨夜作った鶏の照焼き丼。テン泊用のアマノフーズのなめこ味噌汁。道のムラサキヤシオを眺めながら食べた。猿が多い地域なので、屋外での食事は要注意。襲われる。
今朝と同じに雲海の志賀草津道路を下って、つま恋パノラマライン北ルートに入る。新緑の美しい道。国道144号からパノラマ南ラインを経て浅間高原シャクナゲ園に到着。前日28日までまつりを開催していた。もぬけの殻の様に誰もいない。
駐車場斜面にコマクサが咲いていた。まだ少ないが初夏の花が5月に咲く時代になった。ウッドチップの道を東へ。下のアズマシャクナゲは終盤だがヤクシマシャクナゲが開花していた。さすがにハクサンシャクナゲはまだだった。
東園地をぐるっと回って歩く。上のアズマシャクナゲはほぼ満開だったが、つぼみが霜害にあって茶色くなっていた。下って展望台へ。もちろん眺望はないが、コマクサが3輪咲き、レンゲツツジが8分咲きだった。
駐車場に戻り帰路へ。「帰路」と案内のある方へ行くと荒れた砂利道なので、少し遠くなるが別荘地の西側を迂回して帰ったほうが良い。嬬恋橋は土台が危険状態なので片側交互通行。日陰道上信道と戻って前橋に到着。
雨でどんよりとした一日だったが、スケルトンフラワーやシャクナゲ、コマクサなど花観賞で過ごした一日だった。
コメント
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こんにちは
山の神スキー場近くのサンカヨウ、イチヨウラン、ツバメオモト等の
美しい花々に見惚れました。
更にシャクナゲ園のコマクサ、シャクナゲ、レンゲツツジにも驚きました。
直ぐにでも見に行きたい気持ちです。
さすがぐろさんです。
良い情報をありがとうございます。
まみむさんと志賀高原界隈を探求しておりまして、お気に入りのコースです。今回は有名ルートですのでログを公開しました。しなの木が天然記念物ですし、ゲレンデ歩きもありますので、踏み跡で荒らされる人為的な被害は無いだろうと思いました。
ツバメオモトは満開で連なり凄いです。サンカヨウはもう終盤ですので、金曜の雨で全て終わると思います。ゲレンデもお花畑でいろいろと咲いておりました。
浅間高原シャクナゲ園は、まつりが終了し雨でしたので独り占めでした。ヤクシマシャクナゲやレンゲツツジは開花が始まりましたのできれいですよ。
凄いね、狙った獲物は逃さないね、
ガラスの花と化す世界に導いてくれましたねこのレコは、これだけの透明サンカヨウを見に前にしてさぞ喜んだことでしょう😎・・・だって狙い的中だものね。
ところ変わって駐車場からコマクサ開花ですか、ここのコマクサは何時も開花が早いですね、行ったことありませんが、篭の登山2000Mとなると今少し先かな、待ち遠しくなりました。
お疲れ様でした。
前日の八ヶ岳行きと共に、木曜から志賀高原行きを決めておりました。予想通りの雨ですから、気分よく出かけました。満開のツバメオモトの群生に迎えられ、ガラスのサンカヨウがありました。
元々3〜7日間しか花がもちませんので、雨に濡れると半日で落ちます。落水の直撃や強風で儚く散ります。桜は花絨毯になりますが、サンカヨウの透明な花びらが散っていると、居た堪れなくなります。
浅間高原シャクナゲ園ですが、7月になるとバカ尾根経由で黒斑山行ったりします。草すべりのアサマコザクラやハクサンイチゲですね。その時はコマクサが圓の上や砂礫の所に咲いています。篭の登山は7月下旬ですよね。車坂から周回したいですね。池の平湿原も楽しみです。
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