久住山、中岳《強風の九重連山》
- GPS
- 06:45
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 937m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 雪時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・長者原登山口に登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・積雪量は少ないが霧、強風に注意。(アイゼン携帯) ・強い低気圧の通過で山頂付近は風速20m位で飛ばされそうな悪天候。 |
その他周辺情報 | ・法華院温泉 |
写真
感想
九州山行2日目。
「九重連山」
火山群や周辺地域全体を指す場合に「九重連山」を用い、その主峰である単独の山を指す場合に「久住山」を用いるのが一般的のようだ。
早朝7時、長者原駐車場で登山準備をする。九重登山口前方の「指山、三俣山」は霧に包まれ全容を見ることができない。
林道から緩やかな登山道を進み、採石道路分岐を過ぎると雪の急坂の岩道が続く。登山口から約2時間で「諏蛾守越」に到着する。石の避難小屋で休憩する。
諏蛾守越を下ると広い「北千里」の分岐だ。ここから久住の別れに進む。ガスの立ち込める砂礫の広い沢道から再び、急坂のゴロゴロ石の岩道を登ると「久住の別れ」だ。風が強い、ガスで視界が悪い。時々、ガスが切れると雪山と樹氷と大きな岩が見える。
ここで初めて二人の下山者に出会う。寒さと強風を避けるように急いで牧ノ戸峠に向かう。
久住の別れから御池、中岳方面に進む。
空池縁に出ると横殴りの強い風が 吹き付けてきます。「御池」に着き、かろうじてガスの切れ間に望む御池の三分の一ぐらいが氷結 していた。
御池から直進した分岐の道標には大な海老のシッポ がびっしり着いている。左折し「天狗ケ城」に登り、そのまま引き返して中岳に向かう。白い要塞のような岩道を強風に足を踏ん張りながら登る。登山口から約4時間で九重連山の最高峰、「中岳」の山頂に到達する。山頂は風速20m以上の強風で視界が悪く何も見えない。写真を撮り早速、下山を開始する。
雪は降っていないが風との戦いだ。
中岳からの帰りに一等三角点のある「久住山」に登る。ガスが強風に飛ばされ、この時間帯だけ青空が拡がり、冠雪の中岳、天狗ケ城や山の稜線が姿を現す。久住の別れに着いた時には、久住山の山容も見ることができホッとする。下山中に10人程の登山者に出会うが、中高年は私達だけで若い人ばかりで驚く。
ここからは今日の最終地点の法華院温泉まで歩くだけだ。その道中で見た「大船山」、「平治岳」、「坊がつる」の風景はとても印象的だった。13時30分無事、今夜の宿泊地「法華院温泉」に到着する。
明日は九州山行3日目、「大船山」です。天気の回復を祈る。
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