塔ノ岳(いよいよ冬の始まり。澄んだ空気の表尾根を)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,540m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:35
天候 | 快晴→曇のち小雪(下界では小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇表尾根 危険箇所は行者岳下りのクサリ場程度 ◇大倉尾根 尾根崩落に伴う迂回路1箇所、登山道補修のための迂回路1箇所。 |
写真
感想
夏の間、敬遠していた丹沢に久しぶりに足を向けてみました。
ヤビツ峠行きのバス待ちは相変わらずの大行列。
始発ダイヤ以前の臨時バスに乗れて峠に8時着。幸先がいい。
峠に着くと顔を刺す冷気でいよいよ冬到来を実感。風がないため不快感はない印象。
バスを降りた登山客は半数は大山、半数は表尾根に向かう模様。1.6kmの舗装路を歩く。まだ凍結しておらずスリップの心配なし。
登山口からは丹沢名物の丸太ステップと土の道。道端に霜柱。日を浴びて崩れる際に微かな音を立て、なかなか風流。ただし午後になるとこの水分が原因で煩わしい泥道が形作られるため複雑な心境。
振り仰ぐ空は快晴、振り返っての大山も明瞭。富士見に期待高まる。
二ノ塔にて富士の出迎えを受ける。思いのほか白い。気温上がってきたためアウターは脱ぐ。三ノ塔への尾根道から眺めると手前の山々の重なりが美しい。なぜ山になんて登るのかと尋ねられた際などは、この景色一つで用が済むのではないかなんて考える。三ノ塔にて休憩。快晴無風、後続の登山者も八,九割足を停める。これから歩く尾根道を目で辿り、尊仏山荘の屋根を望む。ゴールまでの行程が見えるのがこのルートの楽しい点。
三角屋根の烏尾山、霜柱が芝のように広がり不思議な光景に。この辺りから泥に苦しむ。靴底に付いた泥は足を滑らせ意外に手ごわい。行者岳のクサリ場はつつがなく通過。渋滞も対向者もなかったのが幸い。
木ノ又小屋を過ぎるあたりから空に占める雲の割合が増える。
塔ノ岳山頂近くに薄く雪が広がり、冬山に変わりつつあることを実感する。
山頂に富士なし。山荘に猫あり。
風吹き付けて肌寒い。早々に休憩を切り上げ下山
帰路、微かな雪がちらつく。わずかに残る紅葉を楽しむ。
大倉尾根の下りは快適。早々に大倉に到着、渋沢行きのバスに飛び乗り山行は終了。
渋沢からバスのダイヤが合わなかったため、徒歩で温泉施設「湯花楽」へ往復する。片道20分程度。小雨の中に差し込んだ夕陽に照らされ現れた大きな虹にて今日の締めとした。
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