入笠山

2023年06月08日(木) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 11.0km
• 登り: 661m
• 下り: 659m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:06
• 休憩: 0:59
• 合計: 5:05

7:17 沢入登山口
8:08 8:14 入笠湿原
8:18 8:18 山彦荘
8:48 8:48 岩場コース 迂回コース分岐
8:59 9:10 入笠山
9:19 9:19 岩場コース 迂回コース分岐
9:38 9:42 御所平峠登山口
9:44 9:47 マナスル山荘天文館
9:48 9:50 御所平峠登山口
9:58 10:01 山彦荘
10:02 10:05 入笠湿原
11:01 11:08 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
11:18 11:23 アカノラ山
11:32 11:47 入笠湿原
12:22 12:22 沢入登山口
12:22 ゴール地点

　バディが「スズランが見たい」と言って入笠山を提案してきたので、ちょっと天候が心配だったのですが、できるだけ朝早く出て、雨が降る前に下山しようという計画ででかけてみました。

天候

曇り

写真

6/8 7:29

沢入登山口を出発して早速レンゲツツジのお出迎え。

6/8 7:38

登山道はよく整備されており、何の心配もなく歩ける。

6/8 8:08

程なく入笠湿原に到着。

6/8 8:09

エゾノコリンゴの花がキレイ。

6/8 8:10

クリンソウも出現。

6/8 8:16

湿原は花の気配でいっぱい。

6/8 8:26

まるで植栽したのか？というくらいのクリンソウの群落。園芸種？みたいな色の花も混じる。

6/8 8:29

ニホンスズランが咲き始めている。

6/8 8:59

入笠山の登路にはスミレがちらほら。

6/8 9:05

頂上に着くと、ひととき中央アルプスが姿を見せた。

6/8 9:27

帰路の湿原にて、ニホンスズラン。かわいい！そして清楚！

6/8 10:00

湿原の一角にルリソウ！？と思ったのだが、いかんせん花が小さすぎる。小指の爪より小さい。

6/8 10:06

エゾノコリンゴの並木道か。

6/8 10:06

帰りにもう一度ここを通ったら、人でいっぱいだった。

6/8 10:30

八ヶ岳展望台。着いた時は何も見えなかった。

6/8 10:36

山野草公園には色々の花が咲く。

6/8 10:47

イチヨウランがあちこちに。

6/8 10:50

クルマバツクバネソウ。

6/8 10:56

スズラン園に戻るとうっすら八ヶ岳が見え始める。

6/8 11:04

ドイツスズランは花の背丈が高いので、見やすい。

6/8 11:06

あちこちでよく見かけるのはコチラのスズランらしい。

6/8 11:08

スズラン越しの八ヶ岳。

6/8 11:15

ホテイアツモリソウ。

6/8 11:17

クマガイソウ。

6/8 11:22

サクラソウもあった。

6/8 11:34

湿原に戻るとミヤマキンポウゲ？らしき花で、草原が黄色になっていた。

撮影機器：

FUJIFILM X10 富士フイルム

RICOH WG-50 リコー

感想

zephyrus2425

　さすがは花の山！「登山口花畑」には貴重な日本スズランがびっしりと小さな花を咲かせており、その可愛らしい姿に感動しました。またゴンドラ頂上駅の近くの山野草公園には、これも貴重な蘭が咲いており、はじめて見る花がいくつもありました。コチラにもドイツスズランがたくさん咲いており、本日の山歩きはバディにも大満足だった様子。
　ところで話は変わって、かつて昭和の時代、新宿駅から夜行の各駅停車「長野」行きが走っていた頃、この山は大菩薩嶺や乾徳山などと並んで、ハイカーに大人気の山で早朝の青柳駅は登山客で大賑わいだったと、よく亡父が言っておりました。「すずらんの里」駅ができる30年も前の話です。当時の登山者は青柳駅から距離13Kmあまり、標高差1100m近くの道を歩いて登頂していました。それだけのアルバイトの先にこんな素晴らしい花園と、大展望の頂上がある。どんな感動が待っていたのか、と想像します。そしてその当時の山登りがちょっぴり羨ましいなんて考えてみたりもしますが、今更駅から歩いてなんていうコトはできないなぁと複雑な心境です。
　昭和31年刊の朋文堂「東京付近山の旅」という案内書には、青柳駅から入笠山に登って富士見駅に下山する22キロあまりのコースで歩程は登り3時間下り2時間と出ています。いや〜っ早い！！私にはちょっとマネできませんね。