タウシュベツ川橋梁•北海道大分水点
- GPS
- 01:52
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 404m
- 下り
- 405m
コースタイム
- 山行
- 1:37
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 1:52
天候 | 雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大分水点は、沢を石づたいに登っていく感じです 深さはほとんどありませんが、慣れていないと大変かも 沢が終わるとそれなりの登り 仮払いされていないので、雨上がりの葉露で濡れ濡れになりました |
写真
感想
かの深田久弥翁が日本百名山を書いた後に登り、「申し訳なかった」とコメントした言われる名山ニペソツ山。今年の春に、某テレビ番組で、この山を知り、ちょうどLCCのバーゲンをやっていたこともあって、今回、向かってみることにしました。
新千歳空港からニペソツ山のある東大雪地域まで車で3時間。あいにく初日は雨天のため、登山は見送り。どうしたものかなぁと思って、泊まった糠平湖付近の観光スポットを調べてみると、「タウシュベツ川橋梁」と言う橋があるらしい。んー、ローマの水道橋みたい。なかなかかっこいい。ツアーじゃないと行けないみたいなので、予約。(後から知りましたが、盛況なツアーのようで、前日に予約を取れたのはラッキーだったようです。)
午前9時前に集合、途中ガイドさんから「劣化がひどく、来年まで持たないと思う」と聞いて、(登山を止めてツアーに参加できた)幸運の雨だったなぁと思いながら、林道を抜け、糠平湖に沈むタウシュベツ川橋梁へ。幸い水が引いていて、橋梁の根元まで降りることができます。間近で見ると、確かにかなり劣化が進んでいて、いつ崩れてもおかしくない感じ。
橋自体は立ち入り禁止で渡ることができないので、周りをぐるりと一周 いろいろな角度から写真を撮ってみました 本当に来年なのか分からないけど、確実に崩れるであろう橋を見ていると儚さを感じました。
ツアーは、その後幌加駅跡へ。タウシュベツ川橋梁もそうですが、大正から戦前にかけて木材搬出のため、士幌線が整備され、糠平・幌加・十勝三股と言う駅があったとのこと。 厳密には、糠平湖に沈んだ駅もあったようですが、幌加にはかつて300人規模の集落 終点の十勝三股には2,000人ほどの人が住んでいて、映画館などもあったとか それが、今や幌加地区は無人、十勝三股地区は、1件の喫茶店を残すのみとなっています。
ツアーの後に三国峠へ向かう途中、十勝三股にも寄りましたが、樹林帯から急に開けた土地があり、かつて集落があったことが忍ばれます。開けた土地で親子鹿がのんびりと草を食んでいる姿を見て、また儚さを感じました。
三国峠は、平成6年とつい最近、全舗装された立派な道路で、道内でも一番標高が高い地点にある峠
峠から眺める東大雪の景色は、雄大でこれが紅葉したら、すごいだろうなぁと感服しながら眺めていました ちょうど峠にカフェがあったので、カレーで昼食 主に聞くと、ここの紅葉は黄色系とのこと
また来てみたいなぁ
峠をまたぐトンネルを越えると、道内の水系を3つに分ける「大分水点」への登り口があります
雨もあがっているので、登ってみることにしました
勾配はそれほどではないものの、基本的に小沢を遡っていく感じ 沢を超え、稜線に出たものの道が仮払いされておらず、葉露でパンツがどんどん濡れる 展望もないし、大分水点だけを目的に修行のように進みます 1時間ほど到着 正直あまりピンときませんが、ここが日本海・太平洋・オホーツク海に至る水系の原点とのことで、何となく“北海道の中心で愛を叫ぶ???”的な感じになりました
三国トンネルに戻って、宿で夕食を手配していなかったので、近くのコンビニ・・・と言うことで25km先の層雲峡を目指しドライブ 北大雪方面の道路も雄大で気持ちよかった 石狩岳や音更山・ユニ石狩岳などを眺めることができました
山登りではありませんでしたが、東大雪の自然と文化を満喫できた一日となりました
東大雪いいところです
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